人力検索はてな
あれ、「中」じゃなくて「昼」じゃないの?
と思いました。その印をつけた人もそんな風に気になったのでは・・
もしかしたらあとで誤植かどうか調べるつもりだったのかも。
(URLはダミーです)
早速の回答ありがとうございます。
そうですよね。それが一番しっくりと来ますよね。。。
ただ、戦前の著作ですから、今と漢字の使い方が異なっても、それほど違和感が私にはないのです。
他にも一般的には現在使われないと思われる漢字もありますし、
なぜ、その一文字が、ボールペンで書き込むほど気になったのか。。。
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更に回答お待ちしております。
出来れば既出ではないご意見をお聞かせください。
URLダミーです
前の持ち主が「中食」って言葉を知らなくて、読みと意味は何なんだろ?の意。もしくは「昼食」の誤植ではないのか?の意。ではないでしょうか。後で辞書で引いたりする言葉に印をつける癖のある人だが、結局その本ではその語だけだった、とか。ありきたりな推測ですが。
ご回答ありがとうございます。
まず、失礼ながら、「『昼食』の誤植ではないか?」は先に同じ意見を頂きましたので、
ここでは私の意見は省かせていただきます。
> 後で辞書で引いたりする言葉に印をつける癖
なるほど。
でも言葉が分からないのであれば、この場合「中食」2文字を○で囲むような気がするのですが。。。
さすがに『中』という字を知らない、ということは考えられませんよね。
> その本ではその語だけだった
これは「中食」という語を、前の持ち主が分からなかったとすれば、可能性がありますね。
私は今回特に辞書を使わずに読み終えましたが、
細かく辞書を引く方であれば、有り得ると思います。
http://www.ecobois.co.jp/afternoon.6-1.html
このごろおもうこと・・・昼飯考(ひるめしこう)【昼食を考えるお話し】
たぶん、前の持ち主は女子高生、
国語のテストで「ちゅうしょく」を「中食」と書いて
バツにされた経験があるのでしょう。
それで、「ほら、中食って言葉あるじゃん」と
うれしくなって印をつけたんだと思います。
今では「中食」は朝夕の間の食事というより、
外食の一歩手前(お惣菜を買ってきて家で食べる)の意味もあるようですが。URLはその辺の考察です。
林芙美子というと、NHKの朝の連続TV小説というイメージがあるので、今確認したら、
「うず潮」の作者だったんですね。
どういうわけか私は「おはなはん」だと思い込んでました(^。^ゞ
面白いご意見、ありがとうございます。
> うれしくなって印をつけた
のであれば『?』は付けないと思いますが、
意気揚揚とこのページを広げて、国語の先生に見せる女子高生を思い浮かべて
ひとり笑ってしまいました。
紹介してくださったページも興味深く読ませていただきました。
> 外食の一歩手前(お惣菜を買ってきて家で食べる)の意味
「なかしょく」ですね。
手元の新明解国語辞典では、
ちゅうじき(昼食、中食とも書く)---昼食(ちゅうしょく)の老人語
と説明されているのですが、
「中食」は、異なる意味と読みを持って現代に蘇ったのですね。
興味深いです。
NHKの連続ドラマ、私は両方知りませんでした(苦笑
> どんな困難も持ち前のバイタリティで突き進むヒロイン「おはなはん」
は『放浪記』を読む限りでは林芙美子に似てますね。
その単行本の前の持ち主は中食とあったのを昼食の誤字ではないかと考えたのではないでしょうか?
こちらでも多分昼食と思われるの事を中食としていますので、多分林芙美子の固有の言い回しなのだと思います。
結構近代の小説を読んでいると作者独特の言い回しがでてきますので、それはそれで面白いのですが。
ご回答、ありがとうございます。
> 中食とあったのを昼食の誤字ではないかと考えた
先にも同じ意見が出ましたので、ここでは私の意見は控えますが、
それが最も理解し易い答えなのだと思います。
紹介してくださったページ、2つとも大変素晴らしいです。
尾道は私も大好きな場所です。
あの美しさは、多くの文人が惹かれるのも頷けます。
『大島行』でも「中食」が使われているとのこと、
やはり誤植ではなく、林芙美子が書いた通りなのですね。
明日図書館にでも行って調べてみようと思っていましたが、
手間が省けました(さすが人力検索!)
ありがとうございました。
「中食」とは、近年の分類では「持ち帰り惣菜」を食べることを意味し、レストランなどでの食事「外食」と、家庭で素材から調理する手作りの食事「内食」(ないしょく)との中間の調理済食材や惣菜で手軽に済ます食事のことです。
最近、その需要が高まっているとはいうものの、歴史は古く、戦前から東京の下町などでは、持ち帰りの惣菜を売る店があり、そこから買ったもので簡単に食事をすますことがありました。
いわゆる惣菜産業の歴史は意外と古く、昭和初期には、けっこういろいろなものが手に入りましたから、林芙美子は何を食べたのか、前の所有者は興味津々だったのではないでしょうか。
決して昼食の誤記ではありません。
ご回答、ありがとうございます。
2つ目に紹介してくださったページ、興味深く読ませていただきました。
しかし、ここで林芙美子が書いた「中食」は、
お惣菜のことではなく、明らかに昼食の意だと思うのですが。。。
(もちろん、林芙美子がこのとき食べたのは、
下宿の主人がどこかの総菜屋で買ってきた「お惣菜」かもしれませんが)
> 林芙美子は何を食べたのか、前の所有者は興味津々だった
これは新しい考察ですね。
『放浪記』では、継続的な飢えを伴った貧しさが、全編通して描かれていますが、
このシーンの直前、彼女は脚気になり、また2週間勤めた会社とも縁が切れたと書かれています。
健康をおびやかす飢えと隣り合わせだった状況で、
林芙美子が何を食べて舌鼓を打ったのか、前の持ち主は疑問に思った・・・
『中』だけを○で囲んでいるので、少し無理矢理ですが、面白いご意見だと思います。
ありがとうございました。
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更なる回答を希望いたします。
よろしくお願いいたします。