銀行内部で使う言葉なのですね。
『代手(代金取立て手形)とは、銀行がお客から預かった手形で、期日に現金化できるように保管している手形のことです。期日まであまり日がなければ営業店で保管して期日に相手銀行へ提示されますが、期日まで余裕がある場合は事務センターへ持ち込まれます。この意味では代手も集手として扱われます。
ただし代手というのはあくまでもお客から銀行が取立てを依頼された手形であって、お客が銀行に期日前に現金化を依頼する(つまり割引をする)手形と区別するために用いられます。割引された手形は商手(商業手形)と呼ばれ、これは銀行の担保物件として扱われます。
お分かりかと思いますが、期日まで余裕がある場合が多いので、商手も集手として事務センターに保管管理されます。』
ということです。
一般的には、代手は代金取立て手形のことをいい、手形期日に交換所に持出することを金融機関に委託し、資金化する手形のことを言います。
一方商手は、手形期日前に金融機関に対し割引依頼をし、(一般的には当該手形を担保として融資方法)期日前に割引料を差引いて資金化することを言います。
なるほど。