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「アンモニアが酸性雨の原因」と書いてあるサイトがたくさんあります。でも、アンモニアが溶けた雨は酸性ではなく塩基性であり、それではなぜ、酸性雨と呼ばれるかというと、アンモニアが溶け込んだ雨が土壌に降って、化学反応を経て、亜硝酸塩もしくは硝酸塩となるからだといいます。ただ、「酸性雨」という言葉上、酸性の雨だと思うのですが、今一度、酸性雨の定義について正確にご存知の方ご教示ください。(注意していただきたいのは、その辺の検索エンジンでヒットするサイトの中に化学や科学に疎い環境専門家が書くとかなりそういう定義があいまいです。)

●質問者: t_shimada
●カテゴリ:科学・統計資料 生活
✍キーワード:あいまい アンモニア サイト 化学 化学反応
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

1 ● toara
●80ポイント

http://www.jsf.or.jp/sln/acid/ex00.html

酸性雨の「酸性」は、phでは7未満と非常に酸味が強い。

もともと、雨は完全な中性でない弱酸性の水分である。

その弱酸性の水分に、自動車や工場から排出された亜硫酸ガスや窒素酸化物などが、その弱酸性の水分に加わることの固有名詞を「酸性雨」という。

(厳密に言えば、もともとの雨自体が、酸性雨といってもいい。弱酸性雨と強酸性雨と区別したほうがよいと思います)


上記サイトで一度、酸性雨を作成した事があり、その時にかなり勉強しました。

◎質問者からの返答

ですよね、降り始めの雨は特にpHが高いといいますし。(pH4)


2 ● tacn_nontan
●90ポイント

http://lab0.com/japan/studies/cycles/chapter2.html

窒素の生物地球化学的循環

窒素の生物地球化学的循環についての図があります。


有機物中の窒素(有機態窒素)はアンモニア化成菌によって分解されアンモニウムイオンとなり,酸化的な環境ではさらに硝酸化成菌によって,亜硝酸を経て硝酸イオンへと変えられるそうです。


さらに

硝酸態窒素は溶脱して地表水あるいは地下水中に入る.地表水および水圏に入った窒素は,水中の生物(植物プランクトンや水生植物)によって迅速に吸収され,土壌中と同様に有機態窒素となる.窒素は陸上と同様水圏においても,生物?有機物?無機イオンの間を循環する.さらに脱窒や窒素固定によって大気中の窒素との間で出入りが生じる.有機態窒素の一部は分解されずに沈積し堆積岩となる.海底の隆起などによって岩石中の窒素は再び放出されて硝酸イオンとなる.


大気中の窒素は雷による空中放電や山火事などの燃焼過程によっても酸化されて硝酸態窒素となる.また,水圏からの風送塩としても大気に供給される.大気中の窒素(アンモニアおよび硝酸)は降雨とともに土壌や水圏に入る.この過程が過剰な場合,硝酸態窒素を含んだ酸性雨となるそうです。

◎質問者からの返答

なるほど、アンモニアが空中放電などにあえばそういう化学種はできてもおかしくないですね。酸性雨の定義とは違いますが参考になります。

ヨーロッパで問題になっているアンモニアによる土壌の酸性化とは、肥料から放出されるアンモニアが、雨雲に含まれた後、アンモニアのまま再び別の土壌に降ったのち、硝酸塩へと変化することで、土壌酸性化の問題になるそうですが、この場合空中ですでに硝酸態窒素になって、雨として降り注ぐわけで、雨自体は酸性になりますね。


3 ● hikoukigumo
●9ポイント

http://www.hokkaido-ies.go.jp/seisakuka/acid_rain/rainyogo.htm#r...

酸性雨用語

北海道環境科学研究センターというところのページです。

「アンモニアが酸性雨の原因」とは書いてないようですが、関係はあるみたいです。

http://www.hokkaido-ies.go.jp/seisakuka/acid_rain/index.html

北海道環境科学研究センター

◎質問者からの返答

そうですね。


4 ● minitetu
●1ポイント

http://kousuke.csp.ne.jp/acidrain.htm

?_???J

工業化学選考の学生です。教科書を開いたところ、アンモニアという記述はありませんでした。また、アンモニアから硝酸(塩もふくむ)を作るには、白金を触媒として800?900℃で酸素と反応させなければならないそうです。もし、常温で反応してしまうなら、タチションのせいで日本はっとくに汚染されてしまっていることになります。ただ窒素酸化物や、硫黄酸化物が水と反応して硝酸、硫酸になります。さらに、海中などの塩分から、硫酸が塩酸になるそうです。ちなみに定義としては、PH5以下だそうです。

◎質問者からの返答

だんだんと、回答の質が下がってきましたね。

みなさま、いちど、「酸性雨 アンモニア」で検索してみてください。引っかかってくるサイトのいくつかで、「アンモニアが酸性雨の原因」と書いてあるサイトがいくつかあります。そういう書き方は、なぜだか分からない人には極めて誤解を招く書き方だと思います。そういう記述を国立研究所の研究員が平気で書いているので、極めて悪質。

とりあえず、今回の質問で、1.酸性雨はやはり酸性であり、アンモニアが溶けたから酸性雨なのではない。2.アンモニアを含んだ雨はアンモニアを再び土壌にもたらすが、土壌における生物の分解反応により、酸化物形態の窒素、すなわち亜硝酸や硝酸塩を生じる、つまり土壌が酸性化する原因となる。このばあいの雨は酸性雨ではないことは明確。3.しかし、アンモニアは空気放電などにより、空気中で酸性物質になる場合がある、そうであるときはアンモニアが酸性雨の原因となる。

2.か3.かで大きく違うのですが、

サイト検索ではたいてい2を記述している場合が多いので、2.が主に考えられている、と。しかしこの場合は、土壌酸性化の原因は酸性雨にあるのではない。よって、「アンモニアが酸性雨の原因」と書いてはいけない。

「アンモニアが酸性雨の原因」と書く場合は3.の過程をちゃんと説明するべきで、むしろ、3.の過程があることを知っていて記述している人は少ないのではないか。

ようは、「酸性雨」と書いたときに、科学・学術的な定義がちゃんとあるはずなのに、いつの間にか似非環境研究家によって、「酸性をもたらす雨」と化けてしまっているようですね。(しかしながら、こんかいの質問でどうやら、後者の定義は存在しないことが分かりました。)

これで閉じます。

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