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先日、ニュースで報道されたハーバード大学中谷喜洋教授によるp600の機能の発見について。
このたんぱく質を阻害することで、がん細胞を死滅させることが可能らしい、とのこと。
しかも、正常細胞には副作用がなくがん細胞にのみ効果がありそうだ、と報道されています。
そこで質問ですが、正常細胞には悪影響がない理由が良くわかりません。大卒で分子生物学
専攻程度の知識があるとしてその理由を解説したサイトはありますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

●質問者: happionaire
●カテゴリ:学習・教育 科学・統計資料
✍キーワード:たんぱく質 にの サイト ニュース ハーバード大学
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● nitscape
●30ポイント

http://www.pnas.org/cgi/content/full/102/32/11492

Association of the human papillomavirus type 16 E7 oncoprotein with the 600-kDa retinoblastoma protein-associated factor, p600 -- Huh et al. 102 (32): 11492 -- Proceedings of the National Academy of Sciences

http://www.cosmobio.co.jp/technical/tech_CBC_20050330/tech_CBC21...

コスモ・バイオ:21章 細胞周期

http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/celldiv.htm

??E???????E????

http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/medical/pharmacology/nod...

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E3%81%8C%E3%82%93%E5%89%A...

化学療法 - Wikipedia

副作用がない理由はまったく不明です。


しかし今までの抗ガン剤は細胞分裂やDNA合成を阻害するものなどになります。これは血液など一部の用途以外はターゲットを絞ることもできません。そのため正常細胞もガン細胞も全て阻害されます。よって副作用が強くなっています。


一方今回のp600(<-この名前何とかならないものなのでしょうかね?)はガン細胞に多いもので正常細胞では影響がないと考えられています。(人体実験はしていませんから)実際に人間に投与し、このタンパクの合成を阻害したときに副作用があるかどうかは未知数です。しかし、今までの抗癌剤のように何でもかんでも阻害してしまうのではなく、ターゲットを絞っての阻害になるので副作用が今までのに比べると弱いことが考えられています。

まだ始まったばかりの研究で、関係する論文も少ない状態です。この手の報道は細胞での実験結果を勝手に人体に当てはめているだけで想像の世界にすぎません。本当に分かっていることはごく僅かです。今後の研究に期待というところではないでしょうか?

◎質問者からの返答

>ガン細胞に多いもので正常細胞では影響がないと考えられています。

この辺の理由がよくわからないのです。今回の発見で期待されているのはp600の働きを抑えることでがんの増殖を抑えられるのでは?ということですよね?そして、p600というものは、がん細胞に多いだけで、正常細胞にも少量ながら存在し、しかも必要だから存在する、と思っていました。だからp600を阻害する物質を投与すれば正常細胞にとっても痛手なのではないのでしょうか。

それとも(正常細胞には)少ない、という事実から「(正常細胞には)必要ないから少ないんじゃねぇの。だから正常細胞のp600が抑制されても問題ないんじゃねぇの。」、ということでしょうか?


2 ● Baku7770
●30ポイント

http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?artid=118255...

Bovine papillomavirus E7 transformation function correlates with cellular p600 protein binding

詳細について英語ですが。

http://members.jcom.home.ne.jp/mikedo/news_Healthy09.htm

G-NET 最新厳選☆健康情報09

少し簡単すぎますか。


元々癌細胞にはp600が異常に多く、抑えるだけで新陳代謝してくれるからです。

◎質問者からの返答

p600は細胞増殖ではなく、アポトーシスに関連するのですね。でも、もともと細胞増殖とアポトーシスは関連するか。なんだか、ややこし、、、。


3 ● small-axe
●40ポイント

http://www.asahi.com/health/news/OSK200510030070.html

こちらのサイトでニュースを見つけました。 論文は今週発行のPNAS(略語です)に載っているということですから、詳細は不明ですが記事からの推測を述べます。(あくまでも推測であるとご承知ください)

正常細胞に悪影響が無いのは、p600はアポトーシスを抑制する働きのある蛋白質であり、もともと正常細胞ではアポトーシスがほとんど起きないので抑制されていなくても差し支えないからと思われます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/アポトーシス:detail]

アポトーシスは、このサイトで解説されているとおり、細胞自身があたかも自殺するように周囲に悪影響を及ぼさず消えていく現象です。

これが、通常ガン化した細胞を取り除く機構としても働いています。 ガン化した細胞はアポトーシスで取り除かれるとしたら、ガンという病気そのものがあり得ない病気なのですが、実際にガンとして認識される腫瘍細胞には、アポトーシスが抑制されているものが多く見られます。

今回の記事では、おそらくp600が異常に発現することで抑制されているのであり、これを減らせばアポトーシスが起こりガン細胞が勝手に死んでいくのだと思われます。正常細胞ではアポトーシスする理由が無いので、元々少ないp600を更に減らしてもアポトーシスが起こりませんから影響が無いのでしょう。


分子生物学の知識が無い人向けにこんな比喩を考えてしまいました。

悪の組織ショッカーによって怪物にされてしまった人間を考えてください。 その人の元の意識が残っていて自殺したがっているのですが、自殺抑制装置を付けられていて自殺できません。 仮面ライダーが自殺抑制装置を壊してあげたら怪物は勝手に自殺してしまいました。 この自殺抑制装置が一般の人に付いていた場合、たとえ壊しても元々自殺したくないのですから影響は無いですよね。 こんな感じでしょうか元々の理由にかなり推測が混じっているので本当かどうか危ういのですが…。

更なる報道あるいは研究を待って、間違ったところは修正してください。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。一応理解できます。

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