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マタイ受難曲について---3時間半ととても長い曲なので代表的なハイライト部分を知りたいです。iTMSで[matthaus passion(マタイ受難曲)]で検索すると出てくるハイライト部分の中で教えてください。

●質問者: rain
●カテゴリ:書籍・音楽・映画
✍キーワード:iTMS Passion ハイライト マタイ受難曲 検索
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● unagiinu0910
●60ポイント

http://tsutaya.hatena.ne.jp/awindow?qid=1136807971

ごめんなさい、マタイの受難曲は教えてくれと言うのは

歌詞の事でしょうか?

「マタイ受難曲」ハイライト


バッハの「マタイ受難曲」は,一部の音楽学者や評論家だけではなく,誰にでも気軽に楽しめる音楽だという視点に立ち,初めて「マタイ受難曲」を聴く人のために,コラールやアリアを中心にした最低限の「聴きどころ」を私なりに選んでみました。「マタイ受難曲」の素晴らしさの一端が,これらの曲から十分分かると思います。なお,「マタイ受難曲」はバッハの旧版全集では全78曲で,新版全集では全68曲ですが,ここではカール・リヒターのCDに基づき,旧版全集の曲番号を採用することとします。Chosei ShibataさんがMIDIで聴く「マタイ受難曲」というすばらしいページを開いているので,是非一度聴かれることをお薦めしたいと思います。下で取り上げた曲は,すべてShibataさんのサイトでMIDIが聴けます。(Shibataさんのサイトでは新版全集の曲番号が使われています。また曲の日本語訳がやや本欄とは違います。念のため。)


第1曲 合唱 「来たれ,娘たちよ,われと共に嘆け」

大作「マタイ受難曲」は大きく第?部(第1?35曲)と第?部(第36?78曲)に分かれる。

どの大作曲家も大作の冒頭の曲にはとりわけ気を使う。それで曲全体のイメージが決まるのだから当然のことだ。第?部の冒頭を飾る第1曲は,第1群,第2群に分かれた二重合唱を使った鮮烈きわまりない壮大な合唱曲。引きずるような重いホ短調のオーケストラ前奏に続き,第1群の合唱が,「来たれ,娘たちよ…」と歌い出す。二重合唱は,「見よ」,「だれを?」,「花婿を」というように,呼びかけ合いながら進展し,やがてボーイソプラノの合唱で「おお神の子羊,罪なくして…」という美しい旋律が入ってくる。聴く者を曲の最初からとらえて離さないすばらしい合唱である。


第12曲 ソプラノ・アリア 「血を流せ わが心よ!」

イエスを裏切るユダの決心を受けてソプラノが歌う悲しみのアリア。2本のフルートと弦に現れる途切れるような嘆きの音型にのって歌われるアリアは実に切々としていてしかも美しい。


第19曲 ソプラノ・アリア 「われは汝に心を捧げん」

「マタイ受難曲」は暗い曲ばかりだと思っている人のために,明るく美しいアリアをあげよう。オーボエ・ダモーレの牧歌的なオブリガートにのって歌われるソプラノの軽やかなメロディーは,「マタイ受難曲」の音楽としての幅の広さを感じさせる。


第35曲 コラール 「人よ,汝の大いなる罪を悲しめ」

第?部の最後を飾るのは,イエス捕縛の場面を描く壮大なコラールである。各パートの緻密な掛け合い,雄弁なオーケストラがすばらしい。低弦にはジャズを思わせる旋律が繰り返し反復され,あれっ?と思う人もいることだろう。


第47曲 アルト・アリア 「憐れみたまえ,わが神よ」

「マタイ受難曲」の中でもとくに有名なアルト・アリア。「私を知らない」と三たび言うであろうというイエスの予言通りになってしまったペテロの深い悲しみが表現されている。美しいソロ・ヴァイオリンと哀切きわまりないアルトの歌声は,誰しも一度聴いたら忘れられないだろう。このソロ・ヴァイオリンの旋律は,晩年の「音楽の捧げもの」のトリオ・ソナタ1楽章でヴァイオリンが弾く旋律と類似しており,いかにもバッハ的な名旋律である。


第51曲 バス・アリア 「われに返せ,わがイエスをば!」

第47曲のアリアと並び,ヴァイオリン・ソロがすばらしい活躍を見せるアリア。イエスを裏切ったユダが後悔に苛まれ,自ら首をくくった場面で歌われる。ところがこの悲愴きわまりない場面で歌われるアリアは思いのほか明るい。16分音符を刻むヴァイオリン・オブリガードに乗ってバスが堂々とした旋律を力強く歌い出す。「マタイ」の中でも屈指の「カッコいい」アリアである。


第63曲 コラール 「血潮したたる主のみかしら」

一度聴いたら忘れられないこの美しい受難のコラール(このページのBGMです。)も実はバッハ作のメロディーではなく,ハンス・レオ・ハスラーというバッハより大分前のドイツの作曲家が1601年に出版した歌曲集に収められた「私の心は千々に乱れ」という恋の歌なのである。荘厳な「マタイ受難曲」で最も重要なコラールの元が恋の歌というのはいい話ではないか。「マタイ受難曲」では,このコラールの旋律が調性や歌詞を変えつつ,繰り返し使われている。この第63曲では,合唱の強く張り詰めた歌い方が,いよいよ緊迫した場面が迫ったことを教えてくれる。


第71曲 レチタティーヴォ 「昼の12時より地の上あまねく暗くなりて」

第72曲 コラール 「いつの日かわれ去り逝くとき」

第73曲 レチタティーヴォ 「見よ,そのとき神殿の幕,上より下まで真っ二つに裂け」

ついにイエスは十字架にかけられた。「わが神,わが神,なぜ私をお見捨てになったのですか」と叫んで息絶えるイエスと,たちまち起こる天変地異,そしてイエスが真に神の子であったことを知る民衆。ドラマとして最大のクライマックスにあたる第71曲?第73曲は,バッハの音楽としても全曲のうちで最も感動的な部分である。

すべての教会音楽やオペラを含めて,バッハの第71曲のレチタティーヴォほど,言葉の重みというものを感じさせる真実味に溢れた「レチタティーヴォ」を私は知らない。その後の第72曲のコラールでは,第63曲と同じ受難のコラールが今度は静かに感銘深く歌われる。何回も出てきたこのコラールが登場するのも第72曲が最後である。第73曲のレチタティーヴォでは,天変地異がオルガンと通奏低音の激しい強奏で示される。エヴァンゲリストの「…地震とこれらの出来事とを見て,いたく恐れて言い…」に続く合唱「げにこの人は,神の子なりき」は,わずか20?30秒の短い音楽ながら,涙なくしては聴けない感動的なもの。


第75曲 バス・アリア 「わが心よ,おのれを潔めよ」

イエスの死を境にバッハの音楽は安らかで穏やかなものとなっていく。そのような曲調の変化を映す第75曲のバス・アリアは,「マタイ受難曲」の中で私が最も好きなアリアの一つである。声とヴァイオリン合奏が交互に甘美な旋律を繰り返し歌う。”Mache dich, mein Herze rein...”とメロディーを思わず口ずさんでしまう素敵なアリアである。


第78曲 終結合唱 「われら涙流しつつひざまずき」

壮大な合唱で始まった「マタイ受難曲」もこの第78曲の合唱でついに幕を閉じる。ゆったりとした主旋律は,単純な音型ながら一度聴いたら忘れられない不思議な魅力を持っている。それまでに起こったことをすべて包み込むような,この大らかな合唱曲こそ「マタイ受難曲」の最後を飾るのにふさわしい。


http://www.zephyr.dti.ne.jp/~tmiyaji/matthaus.html

マタイ受難曲

◎質問者からの返答

曲全体のどのあたりの部分、でよかったのですが歌詞まで詳しくありがとうございました。

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