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【被差別部落と名誉毀損】
日本人なら誰でも知っているプロスポーツ選手(仮にA氏とします)が
「被差別部落出身だった」と報じた雑誌(仮にB誌とします)がありました。
1.A氏が本当に被差別部落出身であった場合、A氏はB誌を名誉毀損で告訴できますか?
2.A氏が本当は被差別部落出身でなかった場合(B誌の誤報)には、
A氏はB誌を名誉毀損で告訴できますか?

この問題が難しいのは、仮に「2.」の場合、
「被差別部落出身でないのに、あたかも被差別部落出身であるかのような
報道がされたことが名誉毀損になる」と認定されるのなら、それは即ち
「被差別部落出身であることは不名誉なことだ」という事実認定が
されることと同義になり、日本国憲法と同和行政を否定することに
なるのです。
(そういう判決そのものが被差別部落出身者への差別行為になる)

※この話は実話ですが、投稿趣旨は
「一般論としての名誉毀損の概念を問うたもの」ですので、
「具体的な「A氏」や「B誌」の実名投稿」は差し控えて下さい。

●質問者: itarumurayama
●カテゴリ:政治・社会
✍キーワード:プロスポーツ 一般論 不名誉 事実 判決
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 18/18件

▽最新の回答へ

[1]事実かどうかよりも、書かれ方が問題になると思われます kaminoitte

名誉毀損罪は、事実の有無・真偽を問いませんので、それが事実であろうが虚偽であろうが訴えることは可能です。


そうして名誉毀損にあたるかどうかに関しては、

A氏が被差別部落出身者であると報じたという事柄に関してではなく、そのことを踏まえてだからどうなのかに関してどう書かれているかによります。


被差別部落出身であるからA氏は根性が曲がっているのだ、などと書かれれば「根性が曲がっている」と名誉毀損されたことに対して訴えることができます。

被差別部落出身だからA氏はケチなのだと書かれれば、「ケチだ」と書かれたことに対して訴えることができます。


逆に

被差別部落出身だから子供のころから我慢強く人の痛みがわかるのだ、と書かれた場合は名誉毀損にあたらないかと。


[2]>1 書かれ方としては後者です itarumurayama

具体的に書くとそのスポーツのジャンル等がばれてしまうので書きませんが、その選手が悪い、という記事内容ではなく、「周囲が悪い」のような書かれ方でした。

「周囲が差別意識を持って接していた」のような。


[3]>1 いやだと思ったら ToMmY

書かれ方が当人にとっていやだったらよっぽど非常識な訴え方でない限り、実名を出したり、不愉快に感じることが書いてあったら訴えられるのではないでしょうか?

負けるとしても訴えることは当然可能ですし、ある程度世の中の支持も得られると思います。


[4]告訴対象について kubira711

1. 2. ともに告訴しても公判は維持できないでしょう。

何故なら被差別部落出身者が差別されたのは過去のことであって、

表向きは現在は差別は皆無に存在しないとされているからです。

つまり被差別部落出身者であることが名誉を傷つけることはないからです。

表向きと実情が異なるというのであれば告訴されるべきは国であるということになります。


[5]>2 では、プライバシーの侵害か? kaminoitte

では、本人が隠しておきたかった・伏せておきたかった事実を雑誌社が勝手に公表したということでプライバシーの侵害には当るかもしれません。

ただプライバシーの侵害で訴えて罪になった例は確かほとんど無かったはずです。


後者の論調であったなら、それをもってして名誉毀損罪にあたるかどうかは疑問です。


[6]部落出身だと、名誉が毀損されるの? Guadagnini

まずそこが大きな問題なんじゃないですか?


どのような書かれ方をされたのかよくわからないので、一般的な(つまり、連綿と続いてきた社会階級における)差別の問題と捉えますが、本当に被差別部落出身であることが名誉の毀損になるのでしょうか。


被差別部落からも社会に貢献する立派な方が多く出てこられましたし、ひるがえって、差別されるような階級ではないのに、社会的に問題行動を繰り返される方々もまた多くおられます。私は、元貴族、被差別部落出身者、在日朝鮮人、と、いろんな社会階級の方とお友達ですが、家名が人間の質を変えると感じたことは一度もありませんよ。この設問事態がナンセンスです。人間の名誉はその人ひとりが築き上げていくものです。


この設問に対し一言で答えるなら、「ど?でもいいですよ」


[7]>3 もちろん訴えることは可能 kaminoitte

ですが、名誉毀損にあたるとして罪になるかどうかは別かなと。


[8]ある意味で書かれ方 にはなると思うが mutsuju

名誉毀損の罪(刑法230条)は「その事実の有無にかかわらず」と定めているので、上記前提条件1,2で示されている「事実かどうか」という観点からは関係ありません。

で、判例で

「公共の利害に関わる事実について、もっぱら公益を図る目的で、事実を報道した場合には、処罰されない。」(刑集13・5・641)

とあり、これは違法性阻却であって名誉毀損の罪を構成しないわけではないです。

結論としては告訴は出来るが裁判に勝てるかどうかは具体的事例がないと何とも言えない(換言すれば"書かれ方による")というところでしょうか。

参考URL

http://housoutv.fc2web.com/kasuya1.html


[9]>8 補足 mutsuju

法的な建前はどうかおいておいて、現状では被差別部落出身であるということは他人に知られたくない事実であることには疑いの余地はないでしょうから、やはり訴訟は提起できると思います。

名誉か不名誉か、ではなく、公知でない事実を人を貶める目的を持って報道したか、という論点になると思います。


[10]>4 告訴 gustav5

ほぼ同意見です。

質問者の方にあえてお伺いしたい。

告訴というのは刑事訴訟法の告訴のことでしょうか?

告訴と申しますのは、捜査機関に対して犯罪事実を申告し、その訴追を求める行為のことです。


[11]>6 論点がずれてませんか rg7-421

表向きに差別は存在しないことにはなっていますが、質問者の方は裏で存在している差別をどう扱うかという点を問題とされていると考えられます。

また、元々存在する名誉が傷つけられたかどうかが問題なので「人間の名誉はその人ひとりが築き上げていく」では論点がずれていると思います。回答として「ど?でもいいですよ」というのはあんまりだと思います。


[12]>11 部落解放同盟に直接聞いてみたらいい話では。 Guadagnini

家門についてくだくだと考えることが「ど?でもいいですよ」ということです。正直に申し上げて、この質問にはかなり腹を立てています。


表向き・裏向きなんて、本当にどうでもいい話です。ある人を評価するにあたって、その人の出自がどのようなものかが条件にあがるということ自体が、ナンセンスなんじゃないですか。

http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?id=20060328000514&...

例えば、このような重大犯罪(麻薬)を犯した犯人の生育歴に問題があったとするならば、この社長自身が麻薬所持をしなかったとしても、倫理的に責任があるといえるでしょう。もし家門に優劣・名誉不名誉があるとすれば、そのような自分に直接の原因があるわけでない不名誉を何故、背負わされる必要があるのですか?

しかも、日本の部落が形成されるにあたって、多くが何の責任も無く理由も無く突然被差別部落として対象となった地域も多かったという歴史的不条理をふまえて、発言されておられるのでしょうか。


世の中には多くの差別が転がっています。例えば車を運転する人は女性ドライバーを見つけると「やばっ、女性ドライバーだ、気をつけなきゃ」といいます。何に?男性ドライバーにだって運転技術の未熟な人は多いし、恐ろしい運転マナーの方も沢山おられます。なのに何故?男女差別だけでなく、いろいろな差別が転がっています。

何の差別も受けてこなかった人は他人の痛みがわからないのです。わからないのはまだいい、わかろうともしない態度には非常に腹が立ちます。今回のこの問題の根底には、「だって社会には差別があって当たり前」という恐ろしい差別意識が感じられます。


http://www.bll.gr.jp/

そんなに「家門の名誉」というものが何か知りたければ、また表向き・裏向きの二つの顔を持つことが人間社会として正しい姿だと主張されたいのなら、ここで問題となっている被差別部落の方々に「差別って何ですか?」と直接堂々と聞いてみたら良いではないですか。部落解放同盟はWebページも持っていますよ。

それとも、被差別部落出身の方と限定して質問してみてはいかがですか?もしあなた方が、裏向きの差別がまだあると本気で信じているならば、被差別部落出身の方はここに出てきて発言してくれると思うのですか?


この質問自体がとんでもない人権侵害であることを、もっと真剣に考えて頂きたいと思います。


[13]>12 設問の仕方に問題があるのであれば、私の不徳の致すところ itarumurayama

>もし家門に優劣・名誉不名誉があるとすれば、そのような自分に直接の原因があるわけでない

>不名誉を何故、背負わされる必要があるのですか?

おっしゃる通りです。

本人に責任がない事柄です。

なのでこのこと(部落出身)を以って「不名誉である」という事実認定が

なされることには断固反対致します。

質問の趣旨としては、

「趣旨はどうであれ(A氏を糾弾する意図はなかったと類推されるが)、

プライバシーに属する事柄を不用意に報道したB誌のありかたが、

公器としてはいかがなものか?」ということです。

設定を「名誉毀損か否か」という設定にしたのがいけなかったのでしょうか?

趣旨としては「プライバシーの侵害」に近い事案であり、もし私の設問の仕方により

「被差別部落出身者は不名誉な存在だ」という誤解にミスリードしているのであれば、

これは私の不徳の致すところであり、深く反省いたします。


[14]>10 民事・刑事両方の意味で書いています。 itarumurayama

民事で損害賠償請求ができるのか?

刑事で告訴できるのか?

恐らく民事の方が通りやすいのではないかと思われますが。


[15]>9 人を貶める目的とは itarumurayama

ありがとうございます。

>公知でない事実を人を貶める目的を持って報道したか、

>という論点になると思います。

記事内容的には、A氏を貶めるような印象は受けませんでしたが、

これは主観的判断になるでしょう。

A氏が「貶められた」と判断すれば公訴提起ができ、

裁判所が「客観的に貶める目的があったと判断される」と認定すれば

勝訴する、ということでしょうか?


[16]>14 えっと gustav5

私はわが国において差別が存在していることに多少の知識はありますが若輩者ゆえ質問者の方ほど同和行政に詳しくありませんからそこらへんはわかりませんので以下の意見で間違いが有るやも知れません。ですから、弁護士会や法務局等に質問されることをお勧めします。

刑法上名誉毀損と申しますのは公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損したことです。いわゆる被差別部落出身であるという報道があったとしても、それはやはり名誉を毀損した、ということにはなりますか?公判の維持が難しいとおもいます。もっとも報道の中で差別用語を連発するか、侮辱的発言があれば別ですが。

民事の場合は告訴とは申しません。民事の場合は提訴と申します。ご存知だとはおもいますが念のため。

民事の場合は下級審ですが似た判例があったはずですよ。不法行為が成立します。出身地の暴露はプライバシィの侵害になります。名誉毀損にはならない。


[17]刑事告訴は無理。民事は記事内容が争点となり、部落差別は争点にならない。 Xegnyph

表題ままです。

名誉毀損で刑事告訴するのは非常に困難と思われます。

事実関係として、実際に名誉毀損にあたる行為があったと判断されなければ起訴には至りません。

ここで注意してほしいのは、部落差別の有無は何ら加味されないいという点です。

設問の例で言えば、「雑誌記事の内容はその選手の名誉を毀損しているかどうか」が問題になるだけです。

仮に「A氏は○○町の出身だ。だからバカだ。」と書かれていたとすると、出身の別の部分ではなく「バカだ。」の部分が名誉毀損の箇所となるということです。

「A氏は○○町の出身だ。」と書かれていても名誉毀損にはあたりません。

また「○○町の出身だ。だから?」という差別的表現に関しても、その表現はA氏個人に向けた侮辱ではありませんから、A氏個人が自身に対する名誉毀損として訴えても、事実認定されずに終わると思われます。

つまり、A氏がA氏個人に対する名誉毀損として訴えている以上、「部落差別の問題に触れずとも名誉毀損の事実認定が可能」であれば起訴に至ることもできますが、そうでなければ不起訴でおしまいです。

争うのであれば民事でどうぞ、ということです。

では、民事ではどうかということになりますが、民事の場合は「その記事が掲載されたことでA氏個人がどれほどの損害を被ったか」が争点になり、「社会的に部落差別が存在するかどうか」は争点にはなりません。

どれだけの損害を被ったかという点については、訴える側が提示しなければなりませんので、その中で「差別的な表現によって被った損害」という意味合いでの賠償を求めることによって争点とすることも可能です。

しかし、これを訴えるには「社会的に部落差別が存在する」ということと「雑誌記事がその社会的な差別を背景に書かれている」ということを立証しなければなりません。


[18]>13 理解しました。(どなたかレスを是非お願いします) Guadagnini

残念ながら、ご質問者様の意図がどこにあるか、読み取れませんでした。まずご質問の意図を伺うような回答をすべきでした。こちらこそ感情的と思われる書き方をどうぞお許し下さい。

真にご質問になりたかったのは、

(1)有名人が(←ここ大事)

(2)有名になった原因の事物に関係ない(←ここ大事)ことで

(3)他人に積極的に公表したくないと思っていることがある場合

(4)そして(3)が日本国憲法の「法の下の平等」に抵触する内容である場合

名誉毀損罪が適用されるか否か、という問題ですね。なるほど、どう切り分ければよかったのかわからない、というのはよくわかりました。ちょいと分けて考えてみます。


(1)プライバシーって何。

有名人には、一般人に与えられているプライバシー権の範囲が狭まっても仕方ないと考えられています。では、有名人にも認められるプライバシーとは何か、ということ。

(2)マスコミの憲法違反はどう対処すればいいのか。

法の下の平等を社会の公器が守らなかった場合、その不利益は誰が蒙り、誰に対し、何の権利を守るように訴えるべきなのか、ということ。

(3)かたやマスコミの言論の自由はどうするのか。

正当な理由のある、あるいはスキャンダルを目的とする報道において、その根本に迫るためのやむをえない必要に迫られ、(差別の意図があるか否かはさておき)取材対象と密接に関わる具体的な事実を述べることにプライバシー権を広げるのは、国家による言論封鎖ではないのか、ということ。

(4)刑事裁判で訴えられるか。

刑法における「名誉毀損」は誰のために、何を意図し、何を守ろうと考えているのか、ということ。

(5)民事裁判で訴えられるか。

民法における「不法行為」は誰のために、何を意図し、何を守ろうと考えているのか、ということ。


...何と無く、法律のレポートを書かされている気分になってきました。「2000字以内でまとめよ」と言われそうです(てか、この順番で論じても減点されない?どきどき)。他にもきりわけるべき点を見逃していたら、どなたかご指導頂ければ幸いです。


(1人50回まで発言できるということですので、今はこれにて失礼します。学生時代を思い出して血圧が上がってきました...)

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