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フローレス原人は約1万8000年前に生存したと新聞にあったのですが、どのようにこの年代を知ることができたのでしょうか?それは事実でしょうか、それとも推測でしょうか?

●質問者: tictw
●カテゴリ:芸術・文化・歴史
✍キーワード:フロー レス 事実 原人 年代
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● ch3cook
●35ポイント

はっきり事実か推測かと私には言えませんが、年代測定法というものがあるようです。

例えば加速器質量分析計とかいった機械で放射性炭素年代測定を行います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E7%...

他にも色々な年代測定法が・・・・・。

http://www.crc-japan.com/data/n-soku.html


2 ● jo_30
●35ポイント

考古学的に年代を測定する方法は、その遺物を直接試験して得られる「絶対的」方法と、周囲の地層などを年代順に並べていくなど分析して得られる「相対的」方法に分かれます。ただし、大抵の場合はこの両者を組み合わせて慎重に測定されますので、たとえば乱暴に「前者だとすれば『事実』だが後者だとすれば『推測』に過ぎない」などと断定することはできません。どうしてもそこに線を引こうとすれば、基本的に使用できる方法が多ければ多いほどそれは限りなく「事実」に近づいていくのであり、使用できる方法が限られていればいるほど「推測」に近づいていく…という言い方をするしかないでしょう。

そして、前者の「絶対的方法」ですが、今日知られている主な方法は、手元の本に寄りますと

  1. 放射線炭素法
  2. カリウム/アルゴン法
  3. ウラン系列法
  4. ルミネセンス法
  5. 電子スピン共鳴法

などがあるようです。(参考:5万年前に人類に何が起きたか?―意識のビッグバン)

それぞれの特徴や得意不得意はあるようですが、この中でも特に放射線炭素法は新しい年代(3万年より新しい時代)の測定に定評があり、こういった記事にもあるように、近年さらに精度があがっているようです。

で、お尋ねのフローレス原人の調査においてですが、使用されたのはこちらのNature論文のまとめによりますと、

Dating by radiocarbon (14C), luminescence, uranium-series and electron spin resonance (ESR) methods indicates that H. floresiensis existed from before 38,000 years ago (kyr) until at least 18 kyr.

とありますので、カリウム/アルゴン法(これは基本的に15万年より古い物に対して使う、粗いかわりに相当古い年代まで使用できる方法のようです)を除く全ての方法が用いられたようですし、その結果として38,000?18,000の間そこに生存した、と結論づけられたようです。というわけで、結論としては、かなり事実に近いと言ってよいのではないでしょうか。

ただし、当該化石(正確に言えば、化石化する以前の崩れかけの骨)の解釈についてはまだまだ未確定な部分も多いようです。それについてかなり丁寧にまとめたサイトがこちらにありましたので、併せて紹介しておきます。(先ほどのNatureの記事リンクもここから拾いました。)

また、フローレス原人についての分かりやすい著作としては、われら以外の人類 猿人からネアンデルタール人まで (朝日選書 (783))などが読みやすいと思いますのでお奨めです。

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