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アルギニン要求株について、なぜ、紫外線照射した分生胞子をそのまま、絞り込み、アルギニン要求株
を作り出さず、わざわざ菌糸を接合させ、その接合子が作り出した子のう胞子をつかうのでしょうか。

●質問者: chgr
●カテゴリ:医療・健康 科学・統計資料
✍キーワード:アルギニン 紫外線
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● きょくせん
●35ポイント

紫外線照射の結果、子実体形成遺伝子や胞子形成遺伝子への突然変異が起きている可能性を排除する為ではないでしょうか?

◎質問者からの返答

回答ありがとうございます。申し訳ございませんが、もう少し易しい説明に、していただけないでしょうか。


2 ● きょくせん
●100ポイント ベストアンサー

実験の組み方にもよると思われるのですが、まず最初になぜアルギニン要求株を誘導するか?が問題になります。

大抵の場合栄養要求性を誘導するのはそれを実験で用いる為、研究室外に持ち出されてもそれが生き延びる事が出来ない様にするためだと思われます。

で、そうして得られた栄養要求性株ですが、これは実験に用いる為に誘導した訳で、それはこの場合アルギニン要求性のみを有している必要があります。つまり、この株は生育にアルギニンが必要である以外は正常な株であらねばならない訳です。

ここで言う『正常』とはその株が生活環を維持出来ている事を意味する訳なのですが、それはつまり子実体を形成、子嚢胞子を形成する能力までがある事を確認しておく必要があります。


……とはいうものの、私学生の頃やった実験では菌糸をプロトプラストにして、それに紫外線を照射、突然変異株を誘導しましたもんでなんとも(^^;

私がやった実験ではまず培養した野生株をプロトプラストにして紫外線照射、そこから栄養要求性株を選抜し、それを材料にさらに紫外線で子実体形成遺伝子突然変異株をとり、これを子実体形成遺伝子に異常がない栄養要求性株と掛け合わせて子実体形成能を取り戻すかどうかというものでした。接合型も突然変異株をとって自家接合で子実体を形成する株を使ってましたし……。

ただ、歴代の先輩がたは『胞子のまま発芽しない株』とか、『接合出来ない株』とかも取ってたもので。なにしろ紫外線照射では遺伝子のどこに傷がつくのかわかりませんし、本当はここから遺伝子解析をやらなきゃならなかったんですが、学部レベル(大学4年の一年間)ではとてもとてもそんなところまでやってられず、接合させて子実体出来たねーで実験を終わってました。


んなわけで、とりあえずお話から想像するに、実験前段階として実験に用いる株を取って、これが生活環を維持できる事を確認し、さらにそれを用いて実験を行うんだろうな、と思ったのです。

◎質問者からの返答

丁寧な回答ありがとうございました。しかし、こういったところを丁寧に説明された経験がなかったので、大変参考になりました。

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