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法律に詳しい方に質問です。
大学生/大学院生が研究室で行った結果作った物の権利というのは、学生にもあるものなのでしょうか?
(具体的にどんな権利が生じうるのかも分からないけど)

以下のような条件は、誰の権利になるかということに影響を与えますか?
(別段、事前契約をしてないことを前提として)

・教授の予算で行った実験
or(学術振興会などで)自分で取った予算で行った実験

・教授がPublicなソースから得た材料を基に、自分で加工して別物を作り出した場合

また、学生が単なる作業者だったかどうかについても、

・「A遺伝子を単離して、B作用の解析実験を行いなさい」
と教授からの指示を受けたとします。
その際、単離したA遺伝子は、誰の権利になりますか?
学生は単なる作業者?
また、A遺伝子がB作用を持つことを示せた場合、
その発見・発明は誰のもの??

以上、単なる興味から聞いてるだけで、
実際に、どこぞやの教授に逆らおうとか思っていませんので、そのようなアドバイスは要りません。

●質問者: match7
●カテゴリ:ビジネス・経営 科学・統計資料
✍キーワード:アドバイス ソース 予算 作用 大学生
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 8/8件

▽最新の回答へ

1 ● taka27a
●13ポイント

具体的、実際的な事をお話しますと、教授の予算(もちろん教授個人のお金であることは無いですね)であっても、個人的に教授の目を盗んで行った、いわゆる「ヤミ実験」であっても、基本的にはその研究室に属する、つまりはその長である教授にほとんどの権利がわたることになっています。(現状としては・・・です。)

もちろん「特許」という話になると、研究室、大学、さらには大学が契約しているベンチャー企業など、様々なケースが考えられますが、「授業料を支払っている学生、研究生、院生、ポスドク」にロイヤルティーが発生するか、否かについては、もっぱらその所属長、ボスの裁量によるところが大きいとしかいいようがありませんね。もちろん、論文発表時のfirst authorくらいは頂かないと割に合いませんね。

◎質問者からの返答

僕も大学に身を置いてるものとして、

実際的な話は分かっているので、

純粋な法律論を聞きたいわけです。

もしくは、裁判で争ったらどうなるか、など。

(もし実際論が本当に正しかったとしても、

どういう条文のどのような解釈が適応されて、そうなるのか、など)


2 ● seble
●13ポイント

http://dir.biglobe.ne.jp/col/career/invention/closeup/CU20010905...

それって、青色LEDの訴訟のような状況に近いような気がします。

単純に誰、と決め付ける事はできません。

その発明に対する貢献度が実態で判断されて、それに応じた権利配分になるであろうと思われます。

従って、最終的には裁判長の気分次第?

◎質問者からの返答

状況による、と言われたらそれまでなわけで、

そりゃ状況によるだろうけど、

もうちょっと具体的な意見が欲しくて質問したわけです。

が、最後の一文が悪くは無いので良しとします。


3 ● jo_30
●13ポイント

特許庁HPより「職務発明について

こちらが一番要点をまとめてくれていると思います。

要点は

・規定は特許法第35条

・規定は「発明者主義」に則り、「特許をうける権利、特許権」は発明者個人に帰属するとする。

・発明者の「使用者」に特許権があると内規を定めても、その規定は無効。

・「使用者」に特許を使わせる場合、発明者は「相当の対価の支払いをうける権利」を有する。

・ただし対価はその「発明者」の「貢献度合」を勘案する。

という感じです。

たとえば質問者さんが出された例ですと、たとえば「A遺伝子を単離してB作用を調べる」というアイデア自体が教授のアイデアであり学生が単なる作業者程度の貢献しかなかった場合、その成果は当然教授に属しますが、「A遺伝子の単離」という作業自体に独自な工夫が必要であった場合は、その成果の一部を学生は求める権利を持つということです。これは、たとえば「A1?An遺伝子を片っ端から学生に試させている場合」でも同じで、その実験の基本的なアイデアが教授の発案によるものならば、それは教授の成果と見なされるでしょう。逆に学生独自のアイデア工夫がそこに盛り込まれていれば「貢献度合いに応じた相応の対価」を要求する権利を学生は有することになります。


またもう一つご質問の「予算区分による場合分け」ですが、これは上の「職務発明に関する規定」を見て頂ければ分かるように、「誰の金でした発明か」は問題ではありません。仮にその予算の規定に「この金で発明したものは個人に所属しない云々」とあっても、その規定自体が裁判に訴えれば無効とみなされるわけです。

◎質問者からの返答

教授は使用者になるんでしょうか?

教授は指導者であって、発明の主体は指導をした教授である、とかならないんでしょうか?

実態は、学生やポスドクが使用されているわけですが、

ポスドクはともかく、学生の場合は、指導されているわけであって、使用とはまた違ってる気もします。それこそ、学生は指導に従ったまで、と言えばそれまでのような気も…

ああ、そして、特許の場合そうなるんですね。

それだと、学生には考えさせない方が、教授としてはいいのか……

(ああ、この矛盾。本当は学生に考案させた方がプラスになって欲しいのに、制度上は、学生を単なる労働力として使う方がプラスだなんて!)

予算のことについてはよく分かりました。

あと、特許権まではいかなくても、

例えば、その遺伝子の入った構築物があるとしますよね、

その所有権、とかは誰に帰属するんでしょうか?

大抵、多くの場合は、特許権に値するような発明ではなくて、持ち物の多くは、既知のものであるわけですよね。その場合も、自分が持ち出しちゃいけなくて、所有権は教授に帰属するんですかね?


4 ● sami624
●26ポイント

http://www.houko.com/00/01/S34/121.HTM#s2

(職務発明)第35条 使用者、法人、国又は地方公共団体(以下「使用者等」という。)は、従業者、法人の役員、国家公務員又は地方公務員(以下「従業者等」という。)がその性質上当該使用者等の業務範囲に属し、かつ、その発明をするに至つた行為がその使用者等における従業者等の現在又は過去の職務に属する発明(以下「職務発明」という。)について特許を受けたとき、又は職務発明について特許を受ける権利を承継した者がその発明について特許を受けたときは、その特許権について通常実施権を有する。2 従業者等がした発明については、その発明が職務発明である場合を除き、あらかじめ使用者等に特許を受ける権利若しくは特許権を承継させ又は使用者等のため専用実施権を設定することを定めた契約、勤務規則その他の定めの条項は、無効とする。《改正》平16法0793 従業者等は、契約、勤務規則その他の定めにより、職務発明について使用者等に特許を受ける権利若しくは特許権を承継させ、又は使用者等のため専用実施権を設定したときは、相当の対価の支払を受ける権利を有する。《改正》平16法0794 契約、勤務規則その他の定めにおいて前項の対価について定める場合には、対価を決定するための基準の策定に際して使用者等と従業者等との間で行われる協議の状況、策定された当該基準の開示の状況、対価の額の算定について行われる従業者等からの意見の聴取の状況等を考慮して、その定めたところにより対価を支払うことが不合理と認められるものであつてはならない。《全改》平16法0795 前項の対価についての定めがない場合又はその定めたところにより対価を支払うことが同項の規定により不合理と認められる場合には、第3項の対価の額は、その発明により使用者等が受けるべき利益の額、その発明に関連して使用者等が行う負担、貢献及び従業者等の処遇その他の事情を考慮して定めなければならない。

→正に特許法第35条に関わる質問ですね。

条文の通り、職務発明の場合は、当該使用者が属する団体に実施権が発生し、職務発明以外の場合は使用者個人に特許権が帰属すると言うことになります。

◎質問者からの返答

3の人の噛み砕いた説明の代わりに、そのものずばり条文を持ってきてくれたわけですよね。

さっきも書いたけど、これじゃ、教授としては、学生には考えさせないで、労働力として行使する方が有利ですね。

そうか、僕らがついてた教授達も、法律的には得をする方式を採っていたのか……

それはともかく、特許とまではいかなくても、

以上のような条件で創作した物の、所有権はどうなるんですかね?


5 ● l-lol-l
●13ポイント

発明に関してしかわかりませんが、発明は発明した人の権利です。パトロンや作業者の権利ではありません。

・「A遺伝子を単離して、B作用の解析実験を行いなさい」

と教授からの指示を受けたとします。

その際、単離したA遺伝子は、誰の権利になりますか?

学生は単なる作業者?

また、A遺伝子がB作用を持つことを示せた場合、

その発見・発明は誰のもの??

遺伝子の場合はよく知りません。普通にXX構成によるYY効果を発明したとしましょうか

原則的には、XX構成がYY効果をもつだろうと最初に思った人です。そしてそれは普通教授でしょう。その構成に特別の技術が必要であり、学生がいなければできなかった場合も同じです。ただ、その場合は、構成の方法に関しては学生が権利を持つでしょう。すなわち、

XX構成:教授

XX構成を作る方法:学生

となります。連名でだしてもかまいませんが。

また、XX構成をZZ効果のために教授が作成させたところ、YY効果が得られた場合は微妙で、基本的には、YY効果には教授は関係ないのですべて学生の権利になると思いますが、YY効果もあるかもと思っていたと教授が主張すれば、連名になるでしょう。

さて、ここまでで書いたのは発明者はだれかということですが、これを実施する権利を誰がもつかというと、結局これは契約によります。以前は契約如何によらず、会社の職務発明であれば会社の権利が強かったのですが、最近では、発明者の権利が強くなったので、普通の特許を出願するような会社では、いちいち契約をかわしているようです。

ただ、契約がない場合においても、発明者ではなく単なる作業者であれば、権利は最初からありません。

学生は教授の指導の下に実験など行ったとみなされますから、主張しなければ、教授が、あるいは教授と共同で行ったとみなされるでしょう。単独で行ったという主張を行うためには、日々の教授の言動と受け答えを克明に記録し、当該発明は教授の指導の下にはなかったということを証明しましょう。

◎質問者からの返答

最後の二文は普通の学生(そして教授)には無理でしょうねえ。

放置系の教授じゃない限り、そんな勝手なことを学生にやらせるはずが無いですもん。

「俺の予算を使ってんやぞ!!」

みたいな。

さて、発明の場合は分かったのですが、

発明じゃない場合はどうなるのか?詳しい人、教えて下さい。


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