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?萌理賞開催?
未発表オリジナルの創作小説・イラストを募集します。テーマは「萌え」モチーフは「夏」で、200?800字程度の日本語文章、またはラフな一枚絵を、回答で見せてください。
他人の創作物の紹介ではなく、完全書き下ろしでお願いします。誰かのコピペはポイント0&回答拒否のペナルティ。なお、投稿作品は私のブログへ転載することを予めご了承ください。
選考の基準として、少なくとも一人は美少女キャラが登場するのが最低条件です。
もちろん、回答にポイントを均等割振などというぬるいことはしません。最も優れた作品には少なくとも200ptを差し上げます。
その他の詳細はトラックバックの「萌え理論Blog」からご覧ください。

●質問者: しろうと
●カテゴリ:芸術・文化・歴史
✍キーワード:blog イラスト オリジナル キャラ コピペ
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 20/20件

▽最新の回答へ

1 ● くまいみずき
●5ポイント

2作品応募したいのですが、よろしいでしょうか?

一応、両方とも書いておきます。

もし「1作品で」というのであれば、先に書きます「海の家」でお願いします。



作品タイトル:海の家

暑い夏。いつも通りの海水浴場。

そして、いつも通りに海の家の手伝いをしている俺。

相変わらず、海水浴客はまばら。

そんな海水浴場に天使が舞い降りた。

髪は長いストレート。色はちょっと茶色がかっている。

白いワンピースに白い帽子、そして何より白い肌・・・。

彼女は、海水浴を楽しむわけでもなく、ただただ海を眺めていた。

何となく。

俺は彼女に話しかけようと思った。

近づいていくと、彼女が俺の存在に気付いた。

「昨日、このあたりに引っ越してきたの」

彼女は見た目に負けないくらい、かわいい声で答えた。

俺は、手伝いに来ているだけ。夏が終われば帰らなければならない。

そう告げると、彼女はかわいらしい声でこう言った。

「じゃあ、夏が終わるまで一緒にいよう。ね?」

それから、毎日俺と彼女は毎日のように会って、海を眺めながらいろいろ話した。

家族のこと、友達のこと、今までのことやこれからの夢・・・。

そして、夏が終わる日、彼女は別れ際にこう言った。

「また、来年の夏、会えるよね?」

今思えば、名前も連絡先も聴いていなかった。

しかし、俺は思った。

また、来年の夏、あの海水浴場で会えると。




そして季節は巡り、再び夏が来た。

暑い夏。いつも通りの海水浴場。

そして、いつも通りに海の家の手伝いをしている俺。

相変わらず、海水浴客はまばら。

そんな海水浴場に再び天使が舞い降りた。

髪は長いストレート。色はちょっと茶色がかっている。

白いワンピースに白い帽子、そして何より白い肌・・・。

「また、会えたね」

俺の短くて最高な夏が今、始まろうとしていた・・・。


(『海の家』・終)




作品タイトル:幼馴染のプール開き

「今度の日曜日、一緒にプール行くわよ?」

幼馴染である、谷口裕子からたった今、電話越しにこう告げられた。

「プール? 何で急に・・・」

「いいじゃないのよ。行きたいんだから。それ以外に理由は必要?」

裕子は相変わらず、ちょっと強い口調で言ってくる。

それにしても、何で急にプールなんか行きたがるんだ?

去年もおととしも、今まで一度たりとも、一緒にプールになんか行ったことないのに。

そう思いながら、俺は裕子の申し出に「いいよ」と答えた。


そして、日曜日。

待ち合わせ場所で合流し、近くのプールへと向かった。

プールと言えば、当然ながら水着という方程式が成り立つのだが・・・

「何でお前、Tシャツなんて着てるんだよ」

「い・・・いいじゃないのよ。それよりも、行くわよっ!」

裕子はちょっと恥ずかしそうな、でもいつも通りの強い口調で答えた。

「行くってどこにさ?」

「決まってるじゃない・・・プールに行くのよ」

「お前、Tシャツを着たまま入るのか?」

俺の素朴な問い掛けに、裕子は少し戸惑いながら

「分かったわよ・・・。脱げばいいんでしょ。脱げば」

と言いながら、Tシャツを脱いだ。

すると・・・俺は、思わず裕子の水着に視線が釘付けになった。

てっきり、スクール水着かと思ったのだが・・・まさか、ビキニとは・・・。

しかも、成長するところは成長しているし・・・。

「な・・・ちょっと。そんなに見ないでよ・・・恥ずかしいじゃない」

裕子はあからさまに照れながら言った。そして・・・

「べっ・・・別に、アンタにこの水着を見せたかったから、誘ったんじゃないんだからね!?」

この時、ようやく裕子の思惑が分かった。

このビキニの水着を俺に見せたかったんだな。そして、俺と一緒にプールで遊びたかったんだと。

「よし、Tシャツも脱いだことだし、いっちょ遊びますか!」

「ちょ・・・ちょっと・・・!!」

俺は裕子の手を引っ張りながら、プールへと向かったのだった。


(『幼馴染のプール開き』・終)

◎質問者からの返答

これより選考作業に入ります。

各作品の講評はこのコメントで、総評はトラックバック先の「萌え理論Blog」で行います。

最初の作品。オーソドックスで破綻はないですが、意外性に欠けますね。ほとんどの投稿作に言えることですが、800字なのに冗長です。『海の家』で「暑い夏?白い肌」が完全にリピートしてますが、それが効果を発揮するのは長編で、800字だと単なる重複に見えます。あと細かい話ですが「・・・」が15回繰り返されると、800字中45字も占めます。もったいない。

そんなこんなで薄い印象です。両作とも「そして季節は巡り?」「そして、日曜日。」から始める位で構いません。クーンツが、スチューカが急降下爆撃を仕掛けてくるところから書き出す感じで。800字なのでテレフォンパンチでタメを作るとパンチが届く前に終わっていまうんですよね。都筑道夫の、ショートショートは切り口を見せるんだという話ですね。

水着が白いのは天使だからですか。でも「(俺の)天使が舞い降りた」ってちょっと赤面フレーズですよね。サリンジャーは『バナナフィッシュにうってつけの日』で、肩甲骨を天使の羽にたとえますが、同じように例えば、夜に花火を振り回して天使の輪に見せるとか、背景の波が天使の羽に見えるとか、何かこう、紋切り型のイメージをリサイクルするための工夫が欲しいですね。

あと二作投稿するなら文体を変えないとダブって見えますね。そこで最初の作品だけ、参考に私が200字以内でお手本を書きます。例えば阿部和重『シンセミア』の文体の豊かさに比べたら、あまりに陳腐で馬鹿馬鹿しい代物ですけど。

――Halo――

そして夏が終わる夜、少女は別れを告げる。

光の残像で頭上に向日葵のような輪を描く。

波打ち際の彼女が見せた、花火のさよなら。

十二の星座は一周し、織姫と彦星が再会した後。

あの海岸に一人佇む。砂浜の足跡は遠い後想曲。

光芒に溶ける人影が現れる。紛れもない彼女。

麦藁帽子から流れる黒髪、白い水着と淡い肌。

太陽を背に受けた彼女は、光暈を纏っていた。

――END――

『幼馴染、夜のプール開き』

「あっもしもし、裕子だけど。今度一緒にプール行くわよ、夜。い…いいじゃないのよ? べっ…別に、アンタにこの水着を見せたかったから、誘ったんじゃないんだからね!? ちょ…ちょっと…!! スクール水着の上に濡れTシャツを羽織った格好、ってバッカじゃないのあんた!? だいたい。あんたが雲を落としたおかげで、一年中晴れになっちゃって、雪女のわたしは夜しか行けないんだから責任取りなさいよ!」

(終)


2 ● mageia
●200ポイント ベストアンサー

タイトル抜きで、本文800字くらい。



「夏とカキ氷と俺とセミ」

夏。セミが俺の部屋に飛んできた。

「カキ氷でも出すセミ」

あいにく昆虫の知り合いなどいない。

追い出そうと窓を開けると、セミは俺の背中に飛びついた。

「待つセミ! 分かった、萌えだな。萌えが足りないんだな? 人間界のことは勉強したセミ。ばっちり任せるセミ」

そう言って、くるくる飛び回ると、小さな女の子に変身した。

「どうだセミ?」

「や、どうだと言われても」

茶色のタキシードみたいな服を着て、なかなか可愛い。

けれどいったい俺にどうしろと言うのか?

「すこしの間、泊めてほしいセミ。長い地下生活が終わって、やっと出てきた地上セミ」


とりあえず服を着替えさせ、まあ俺も暇なので、しばらく置いておくことにした。

セミはカキ氷が好きだった。

朝から出かけると、道端に金が落ちていないかと下を向いて歩き、百円ほど見つけると駄菓子屋でイチゴのカキ氷を買ってくる。

「至福セミ、至福セミ」

つくづく安いやつだった。


八月も終わりに近づくと、セミの死骸が目立つようになった。

狂ったように飛び回る断末魔があちこちで見られる。

うちのセミもだんだん様子がおかしくなってきた。

ぜいぜい息を切らしながら、そこらじゅうの壁に身体をぶつける。

つんざくような声で叫びながら、動かなくなることもしばしばだった。

「カキ氷が食べたいセミ」

ついに熱を出して寝込んだセミに、俺はカキ氷を持ってきてやる。

「おいしいセミ」

そうつぶやいて、セミは息を引き取った。


俺は屋根の上にいた。

となりにセミの姿をした仲間がいる。

「? 死んでないセミ?」

新参者の仲間らしく、自分がどうなったのか覚えていない。

俺はそいつの手を引き、夜空に一歩を踏み出した。

「死んだんだよ。だからこれからはずっといっしょだ」

「どういうことセミ?」

「俺もな、ひからびて死んだんだよ、あの部屋で。お前が来るずっと前に」

まずこの身体で、どうやってカキ氷をちょろまかしてくるか、教えてやらねばなるまい。

◎質問者からの返答

ヒネリがあり、オチもついている、投稿作の中では貴重な作品ですね。ただ、最後があまり明快ではない。登場人物は俺とセミだけですよね。「新参者」とか「そいつ」とかいうから人物(セミ物)が増えているように感じます。あと細かいけど結末部分は、「俺もな?」のセリフだけで余韻を残さず終わらせるのが掌編の呼吸でしょう。カキ氷がキーワードなのは分かるけど。ちなみに、生島治郎『暗い海暗い声』が似たような構図ですが伏線もあるし鮮やかです。まあ「シックスセンス」の方が有名ですね。

たぶん「俺」はセミだと思うけど、その場合は「あいにく昆虫の知り合いなどいない」は「昆虫の知り合いなんていたっけ」とか、「朝から出かけるとセミがうるさく鳴いていて、思わず俺まで釣られて鳴きそうになってしまった」とか、ユーモア描写のふりをして伏線を貼ってほしいですね。セミ(俺)の死体も部屋に欲しい。

もう一つの問題は、セミが女の子になったら萌えるのだろうかという根本的問題。ゴキ○○の擬人化がある位ですから全然OKかもしれませんが…。トンボが銀髪でスマートでクールな女の子になったらとか、他にも可能性がありますね。それとタキシードという外見的特徴を示すのはいいですが、語尾の「セミ」は単調ですね。「?ミン」「?カナ」「ジー」とか使い分けて欲しい。例えば「至福カナ、カナ」とか。あと題名の語呂が悪いのと、冒頭二行で題名の要素が全部出ちゃうのはどうか。例えば七五調で「セミと至福のカキ氷」とか。

でも、全体的に殺伐とした話の中で、「すこしの間、泊めて?」のセリフがとても光ります。なぜなら、自分が生きるのが「すこしの間」なのが分かっているという風にも読めるから。あと冒頭とか、「夜空に一歩を踏み出した」とか、ゴチャゴチャ書かないところにセンスを感じました。


3 ● イン殺
●1ポイント

およそ 200 字(400byte)です。


花火の夜、少女が宇宙飛行士の伯父に想いを打ち明ける。

「藍ちゃん、俺は遠い星に行っちゃうんだよ?」

「忘れません」

「忘れるよ」

「絶対忘れません」

「その気持ちは花火と一緒だ。綺麗だけど消えちゃうんだよ」

「忘れてあげません」

少女は一人宇宙船を見送る。夏はロケット。ようよう遠くなりゆく。

38年経つ。

「忘れませんでした」

「藍ちゃん」

「こんなお婆ちゃんを捕まえて藍ちゃんはないでしょう」

◎質問者からの返答

発表の都合上、無題の作品はこちらで仮の題名をつけて扱います。例えばこの作品の場合、「無題(夏はロケット)」と呼びます。

う?ん…、憧れの同級生が久しぶりに再会すると中高年になっちゃってたりする、ということは現実でもありますが、それって萌えじゃなくて萎えに近いんじゃないでしょうか。あと「忘れ」が繰り返されて単調なので、何か言い換えて欲しいですね。「この想い出は?」とか。

『ほしのこえ』の場合女の子は年を取らないので、萌えは損なわれないどころか、まるで永遠の思い出のように機能するわけです。どうしてもお婆ちゃんを出すにしても、芥川の『舞踏会』のラストのように、ロマンを残してください。


4 ● あさくさ
●10ポイント

タイトル『風のない島』

「空の高いとこにさ、でっけー雲みてーのがあるがよ?あれがよ、落ちてきたんさ、むかし」

バイクの後ろにこの娘を乗せたのは、よこしまな気持ちが半分。

娘は無造作に伸ばした黒い髪をゆらして、よこしまなぼくに微笑んだ。

「犯人は見つかってねーがよ」

浮かんでいるのは雲じゃない。

この世界が常夏になった原因は、ぼく以外に誰も知らない。

「やしが、見つけるばよ、犯人」

少女の細い腕がぼくの体に巻きつく。ぼくは涙をこらえた。

◎質問者からの返答

中長編の書き出しみたいに思わせぶりで、単体で完結していない作品です。しかし、作品の提示するイメージや世界観は、謎が残るもののとても魅力的です。方言を喋るのも短いセリフでキャラを立たせる一手法でしょう。想像の余地がある作品です。それから題名もすっきりしていいですね。「AのないB」はSF的な反実仮想の世界のタイトルに合っていると思います。

…タイトルでは「風がない」んだけど、バイクに乗っていることによって風が生じて、髪が揺れているというのはいいですね。ただバイクに載っている感じが全くしないので、流れる景色が欲しいですね。島なら海があるはずなんですが、そこに雲(みたいなもの)が落ちているのを、海沿いに走るバイクからスペクタクルで描写していたら最高ですね。


5 ● nekoprotocol
●5ポイント

真っ白なワンピ、エスパドリーユ、リボンのついたストローハットに手を添えて、木漏れ日の中を歩いてくる少女。さっきまでの蝉時雨が遠くのさざなみみたいに、小さくなる。まるで彼女の回りだけ空気が変わったみたいだ。

「ちがうよ」

え?

「みたい、じゃなくてホントに変わるの」

ポツリ。雨粒がほほにあたる。それがましろとの出会いだった。

* * *

ましろは雪女だった。

「ううん」

そうだったな。低血圧ならぬ低気圧少女。

「そうそう」

ましろの親族は冬には雪女と呼ばれ、夏には雨女と呼ばれていた。フロリダでは大きな被害を生む。

「あっちの娘らはちょっとやりすぎなだけ。まわりのこと考えてないの。空気読めてないっていうか」

空気読みはこのさい関係ないと思うけど、とにかくあの日。ましろに会ったあの夏。いきなり降りだした雨の中、僕はましろの手を引いて駆け出していた。大きな木の下で雨宿りする間、いつまでもやまない雨に毒づきながらましろのことをちらちら横目でみてた。

「雨嫌い?」

そんなにね。そういうとましろの顔が曇った。鈍感な僕はわけもわからず、ただバカなことを言ってはましろを笑わせようとしてた。ましろの顔がパァッと晴れる。外の雨とは対照的だった。

* * *

夏休みも終わりのころ、僕の青白い肌を見てましろが言う。

「やっぱりダメだよね。多分私じゃダメなんだ」

そういって急にいなくなった。自分が低気圧であること、僕に迷惑をかけて申し訳ないと思っていること、そんなことがつづられた一通の手紙。外は晴れていた。今年の梅雨は9月まで続きましたね。異常気象でした。ブラウン管の向こうでアナウンサーが梅雨明けを宣言した。

* * *

彼女がいなくなってもう何年だろう。いつかまた彼女に会えると信じて。彼女が現れたら一番に彼女を見つけたくて、僕は今の仕事についた。

「ましろ・・・また会えるかな」

「そうだね。きっと会えるよ。まってて。よしずみ」

◎質問者からの返答

「(無題)低気圧少女ましろ」としておきます。

雪女がいつもいるパターンは『ぬ?べ?』とかですが、ここでは冬には雪女、夏には雨女というキャラ造形です。「ましろ」という名前で、とにかく肌が白いだろうなとイメージを喚起する時点で既に、萌えノベルでは大きなアドバンテージになりますね。あと真っ白なワンピ?の出だしとか、夏と雪女の衝突の効果も良いでしょう。

しかし、長編で戦記でも書くならともかく、超短編を断章で小分けにするのはどうか。これは一行空けでも同じことですが、そこで何年も場面を飛ばすのは、字数の少なさとバランスが悪く、結果的に全体の印象が薄くなります。

800字だから一つのシーンを描いた方が印象深く、どうしても飛び飛びにする場合、髪が伸びたり日焼けしたりと時間処理を上手くやるか、飛ばした先を対照的なシーンにするかの工夫が欲しいですね。

この問題に関して最初のお手本『Halo』では、三流のセンチなポエムみたいでいかにも頭が悪そうですが、いちおう夜の花火→星座と映像を継承した上で、「一年が過ぎた」という時系列を円が一周する空間のイメージに変換して、その上で夜の波→流れる黒髪と場面転換をつないで、夜と昼を対照的に(ちなみに向日葵は太陽という言葉を引き寄せる)配置しています。意外なオチで勝負しない場合は、そういうイメージの響きあい、和音がないと印象が弱いですね。


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