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淡い恋の思い出を短編小説風にして書き込んでください。

注意点:
(1)小説風ですので、多少は脚色されても構いませんが、完全フィクションはご遠慮ください。
(2)何回か回数に分けて回答されても構いません。
(3)別サイトにエピソードを掲載する、あるいは別人が書いたURLを載せないでください。
2番のように、連続小説にすることによって解決してください。
(4)男女問いません。

●質問者: ElekiBrain
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 人生相談
✍キーワード:URL サイト フィクション 小説 短編小説
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 7/7件

▽最新の回答へ

1 ● hnishiki
●20ポイント

『淡き香りのロンド』


「今日はペース速いね。大丈夫」

「実は、ショックなことがあったんですよ」


その人の笑顔は儚げだった。

学生時代のコンパの席で、宴席の喧騒から閉じこもるように、彼女が、恋人にふられたという話を聴いた。


そんなことになったのは、僕の風貌が、同年齢の皆より、落ち着いて見えたからかもしれないし、酒が飲めないから、騒ぎ立てずに話を聴いてくれる相手に思われたのかもしれない。


だが、恋愛というものにあまり免疫の無かったその頃の僕には、彼女の赤く色づいた頬と、カクテルの、淡く甘い香りは、刺激が強すぎた。


弱みに付け込む、という発想が無かったわけじゃない。だから、声をかけたり、食事を誘ったり、病気のお見舞いというアプローチは、あくまで、友人として……のつもりだった。


けれどある夏の夜、上弦の月が、薄笑いを浮かべている夜。

僕は、口にしなければよかったことを、告げた。彼女は、困った様子で、それでも言ってくれた。

「今は、そういうこと、考えられないから……」


そりゃそうだ。始めから知っていたのに。彼女から直接聴いていたのに。

僕はまだ若かった。あのときの細い月と同じように。


そしてまた、友人との宴。

「お前、酒飲めたっけ?」

「おう! ガンガンいっちゃうよ!」

今日だけは、今夜だけは、酒精と踊り明かしたい。ロンドで踊り続けたい。

彼女の手はとれないけれど。


----------------

あとがき

オチらしいオチにならなかったです。うーん。

ふられて自棄酒飲んだ、いい思い出です。

◎質問者からの返答

あるある、っていう思い出ですね。

誰しも体験する切ない思い出であると感じました。最大50回まで回答可能ですから、以降もどうぞお気軽にご回答ください。


2 ● bijyou
●20ポイント

校舎と校舎をつなぐ渡り廊下を歩いていると、やわらかな風に襲われました。

中庭の桜の花びらが風に押されて、渡り廊下に吸い込まれる、そんな季節の記憶です。

しばらく桜をながめてから校舎に入り、二階に上がる階段に足をかけたとき、頭上から声をかけられました。

頭を上げると、クラスメイトの女の子が立っていました。背がスラリと高く、肌の白い女の子で、かわいいという形容詞よりも、きれいということばがにあう女の子でした。思春期のぼくにはすこし近寄りがたい存在でした。

「きれいですよ。中庭の桜が」

「そう、ありがとう」

彼女と目があうと、さっきまで見ていた花びらと、彼女の肌が頭の中で溶けあい、ふしぎな、なんとも言えない色になりました。

すれちがうときにながめた彼女の横顔は、たいへんうつくしかった。桜の季節によく似合っていた。

◎質問者からの返答

お久しぶりです、bijyouさん。

うーむ。もう少しエピソードが欲しいです。彼女とはどうなったのか、彼女との初対面など、数回通してお話いただくと、より臨場感があったかもしれません。

ビジュアル的にはスッキリしていていいと思います。

もし宜しければ、リベンジ回答を書き込んでください。お待ちしています。


3 ● hamster009
●0ポイント

あほらし

◎質問者からの返答

0ポイント決定です。さようなら。


4 ● nano327
●20ポイント

窓から見える校庭には木枯らしが吹いていた。

私は急に寒気を感じてセーラー服の上からコートを羽織った。

教室の鍵を閉めて誰も入ってこないようにすると、石油ストーブの前に机と椅子を引きずりながら運んで、そこで顔を伏せた。

全校集会で体育館へ行っていたらもっと寒かったんだろうなと思うと、サボって良かったのかもしれない。

額を触るとなんとなく熱っぽくて、まぶたが重い。

体がだるかったせいもあって、私はそのまま居眠りした。


どれくらい寝ていたか分からないけれど、なんとなく、人の気配がした。

ゆっくり目を開けてみると、見たことの無い男子が私を見上げて、机の横でしゃがみこんでいた。

「だ・・・誰!?」

鍵をかけた教室に見知らぬ男子がいる。

驚いて思わず言った。

男子は上級生の生活委員の部長で、私のクラスメートの生活委員を探しに来たのだと言った。

「アイツどこでサボってんだか」

「それよりもどうやって教室に入ってきたんですか?」

上級生はにやっと笑って、後ろのドアを指差した。

「鍵は掛かってたみたいだけどドアずれてて開いちゃったよ」

「すいません」

上級生ということもあって、私は訳も分からず謝った。

上級生はずっとしゃがんだまま私を見上げていた。

部活には男子の先輩はいないし、知り合いも居ないから、男子の先輩に緊張してなんとなく気まずかった。

熱でぼーっとしていたけれど、何か言わなきゃと思っていたら

「あのさあ、好きな奴とか、いる?」

「・・・・・」

「いるの?いないの?」

その時、校内にチャイムが鳴り響いた。

「体育館戻らないと」

上級生はそういって教室から出て行った。


あとで、その上級生の名前を知った。

その上級生はマラソン大会で3位になって、春の体育祭で別のチームの応援団の副団長をしていた。

クラスメートの女の子達が、「一番じゃないけどかっこいい」と大騒ぎしていた。

割ともてる先輩だったのに、私は教室で話すまで全然知らなかった。

「好きな奴とか、いる?」って聞かれたときのことを思い出すと、ものすごくドキドキした。

◎質問者からの返答

これは、彼の気持ちというか、本心はどうだったんですかねー。やっぱり興味がないとそんなこと聞かないわけで・・・・・・。


5 ● hnishiki
●20ポイント

『じゃんけん』


あほらしいと思えることも、あの頃の俺には大切だった。


中等部校舎の廊下で、小等部から一緒の、あの娘が向こうから歩いてくる。目があう。どちらからともなく片手を揚げる。


「じゃんけん、ぽん」

相手がチョキ、こっちがグー。

「勝ち」

と言いながら、握った拳をそのまま掲げる。

相手は、声では返さず、桃色の舌を突き出して、振り返らずに去っていく。


「何してんの、お前たち」

彼女に気がつくまで、一緒に立ち話していたやつが、俺に訊く。

「六十四戦、二十九勝、三十二敗、三引き分け」

と、戦績を応える。

「くだらねえ?」

「いいんだよ、因縁の勝負なんだ」

「引き分けが少なすぎないか」

「決着がつくまでやるもん」

「なるほど。それにしたって、くだらねえ」

「うっせ」


しょうがなかった。幼稚な俺は、女の子と話すなんて、気恥ずかしくて出来なかったから。


今思えばあほらしい、顔をあわせたときだけの、じゃんけんコミュニケーション。でもだからこそ、大切だったと思える。

◎質問者からの返答

殆ど理由なんてどうでもいいんですよね。なんか、情景が浮かんでくるようで、甘酸っぱいですね。


※そろそろ長編がこないかなぁ……皆さんお願いします!


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