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「鋼の錬金術師」で使われている「フラメルの紋章」(十字架に絡まる蛇)と医薬のシンボル「アスクレピオスの杖」(杖に絡まる一匹の蛇が)、錬金術の守護神ともされるヘルメスの杖「カドゥケウス」(杖に絡まる二匹の蛇が)のことを調べています。
「フラメルの紋章」は18世紀までパリの墓地にあった、ニコラ・フラメルが寄進したレリーフに由来しますが、その意味を解釈している錬金術書(象形寓意図の書)は後年の偽書とも言われており、元々15世紀に制作された時、錬金術やヘルメスの杖を意識して描かれたかどうか分かりません。
またアスクレピオスの杖とカドゥケウスは、どちらもアポロンに由来する同起源の象徴らしいのですが、だとするといつ頃分化して、時とともにどう意味が変わったのでしょうか。
3つの図柄の起源や、時代毎の意味の変遷について、解釈や参考書、サイト等を教えて下さい。
ただしハガレンのキャラクターグッズとか、病院や医薬系の大学のマークに使われている等、現代の広く知られている使い方だけではポイントはさしあげられません。できれば古代ローマ以前?15、6世紀あたりの情報を求めています。

●質問者: kazume_n
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 書籍・音楽・映画
✍キーワード:アスクレピオス アポロン カドゥケウス キャラクターグッズ サイト
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● azuma47
●27ポイント

http://bymn.pro.tok2.com/karakusa/egypt/asklepios.html

http://bymn.pro.tok2.com/karakusa/egypt/hermes.html

アスクレピオスの杖とヘルメスの杖についての起源についてこのあたりを見てみてはいかがでしょうか。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。これは面白いですね。

どちらもアポロンと関連するエピソードがついていますが、アスクレピオスの杖の方はさらにシュメールおよびバビロニアの神ニンギッジドゥがギリシャ神話に集合された可能性があるということでしょうか。

もしかするとエジプトのアンクとの関連もありそうな。

ありがとうございました。


2 ● sibazyun
●27ポイント

・Nicolas Flamel の墓石に彫られている図というのは、http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Flamel-figures.png で見られるものですね。蛇がいっぱいいる。左上角のは明確に(偽書といわれる文を参照しなくても)「カドゥケウス」ですね。他の蛇について、その偽書といわれる文以上の解釈は見つけておりませんが。なお、ウィキペディアの「ニコラ・フラメル」は既にご覧のことと思いますが、英語版:http://en.wikipedia.org/wiki/Nicholas_Flamel には今はレストランとなっているフラメル邸の写真がのっています。


・17-18世紀のヘルメスとカドゥケウスに関する図版がカラーで見られるページを紹介しておきます:http://www.levity.com/alchemy/emb_hermes.html なお、このページの左の Imagery というボタンから展開するページには、各種の錬金術関連の画像が納められているようです。


・一般に、伝令使ヘルメスの杖(2匹のへび)のカドゥケウスと、医の紋章である「アスクレピオスの杖」(1匹のへび)とは別物で、混同してはならない、とカドゥケウス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%... と アスクレピオス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%... にありますが、混同はすでに西洋中世にもあったようです。これは英文版 http://en.wikipedia.org/wiki/Asclepius のNote にあるように、7世紀にヘルメスが錬金術の守護神とされたが、錬金術とは、つまり医薬品の調合が現世的な意味であるため、ヘルメスが「医学」(つまりアスクレピオス」側と結びついたためと思われます。

・このヘビは「エスキュラスヘビ」で、欧州から小アジアにすむのがモデルと言われています。実物写真は:http://priroda.fc2web.com/snakes/AesculapianSnake.htm

・ただ、このヘビは、実は寄生虫であるメジナ虫 (Guinea worm)に対する治療の様子を表している、という説もあります。これについては、メジナ虫のページ:http://www.medianetjapan.com/2/20/government/stentor/GWorm.h... をご覧ください。「棒に蛇が巻き付いているのが医療行為である根拠ですが,メジナ虫は長さ40センチもあって,この虫をゆっくりと棒に巻取ることで皮膚から引きずり出すという「医療行為」が行われたいたのだそうです.」とのことです。

◎質問者からの返答

ううむ、Wikipediaも役に立つのですが、有志の編集によるだけに内容のクォリティはピンキリですよね。編集者個人の思い込みが混じっていても分からないし。とりあえず上の回答で出たページにも、アスクレピオスの杖とヘルメスの杖を混同してはならないことは出ているし、7世紀あたりからの錬金術の寓意形成段階で混同があったらしいということと、ご紹介の錬金術関連画像のサイトは面白いですね。

ところで「エスキュラスヘビ」がモデルであることや、「メジナ虫」寄生とがこれらの図に関係するという情報源は何でしょうか。旧約聖書のモーセの下りにあるというのと、中近東〜エジプトで杖に虫を巻き付ける治療行為があったというのは確かに何か関連しそうな図ですが。


3 ● sibazyun
●26ポイント

2.の回答者です。

<<「エスキュラスヘビ」がモデルであることや、「メジナ虫」寄生とがこれらの図に関係するという情報源>>は、Wikipedia英語版の記述(日本語版よりもくわしい)ですが、Wikipedia自体の情報源というと、どこまでたどればよいのでしょうか。とりあえずWikipediaが使っていない(と思われる)情報源を紹介します。

・「エスキュラスヘビ」の「エスキュラス」は英語で「アスクレピオス」のことですが:http://www.remix-net.co.jp/Peponi/peponi_SNAKES_zaiko2.htm というヘビ屋のサイトで、クスシヘビをみてください。「薬師蛇」ですね。別な日本語表現。

・「メジナ虫」は英語名のGuinea Wormから「ギニア虫」ともいいます。そこで:http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~kubota/report/ginia.htm という、現在の医療活動家のページの「参考までに」というところに「・・・という説がある」として紹介されています。

◎質問者からの返答

"Aesculapian"という単語自体、アスクレピオスに由来する「医術の」という単語になってるわけですね。なるほど、そこから和名も「薬師」ですか。してみると欧米圏では割と馴染みのあるエピソードなんでしょうね。

してみるとエスキュラスヘビ説(あるいは由来じゃなくて、後世にあの杖に絡んでるのはこの蛇だということにしたのか)とメジナ虫症治療説と両方あるということでしょうか。

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