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私を薄暗いバーのバーテンだと思ってください。私は、そうですか。そうですね。くらいの相づちしかうちません。周りには静かなジャズが流れています。あなたはその店に一人で来てカウンターで私と話をします。通常の二倍ポイントは差し上げますので、よく分かりませんけど、原稿用紙一枚以上の物語を聞かせてください。土曜の夜ですからゆっくり創作してください。いつものようにコメントはいれません。明日以降にゆっくりと読むつもりで居ます。

●質問者: aoi_ringo
●カテゴリ:生活 人生相談
✍キーワード:あなた ゆっくり カウンター コメント ジャズ
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 7/7件

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1 ● akila
●40ポイント

ねぇ、マスター聞いてくれる?

今私はね、新婚4ヶ月。

そう、幸せそのものよ。

新しい仕事も見つかったし、それも昔勤めていた会社に比べたら、穏やかなこと・・・。

旦那は在宅の仕事だから、夕飯も作ってくれる。

ああ、もちろん休みの日は私が作るわよ。

二人とも、料理好きだから、太って困っちゃうわ。

でも、一つだけひっかかっているの。

これは、旦那にも友達にも言えないの。

聞いてくれる?

ありがとう。

実はね、結婚する前に、長く同棲していた人がいるの。どれくらいかって?

10年よ

すごいでしょう?

なんで結婚しないのかって、みんなに聞かれたわ。

でもね、何か不安で、その人との結婚には踏み切れなかったの。

そんな時にね、出会ったのが・・・そう、今の旦那。

包容力があって、やさしい彼にすぐに夢中になったわ。

それで理由は言わずに、同棲していた彼と別れたの。

その後も彼は、復縁したいと言って来たけど、私はこばみ続けた。そして、彼が納得しないままに、旦那と結婚したの。


その後、彼はどうしたかって?

私が聞きたいくらいだわ。

怖くて連絡とれないし、友人に調べてもらうわけにもいかないもの。

弱い人だったけど、なんとかやっているとは・・・思う。

でも・・・

夢を見るの。

彼とあう夢、彼にあわないように逃げている夢、彼の友人に彼がどうしているか尋ねている夢・・・。

さいわいな事に、全ての夢が、もう彼と別れたという前提なんだけどね。

でも・・・

繰り返し見るの。

最初は毎日。

それでも最近は減って・・・週のうち5日くらいかしら?

たまらないわよ。

不眠症になるところよ。

誰にも言えなくて、頭がおかしくなりそう。

・・・

今日は酔ったわ。

こんな事を言うなんて、どうかしている。

マスター、もちろん内緒にしてくれるでしょう?

ありがとう。

じゃぁ、また来るわ。

◎質問者からの返答

(^^)(^^)おやすみなさい。ありがとうございました。


2 ● TomCat
●30ポイント

あれは、夏の日だった。一本の電話がかかってきた。うちの○○知りませんかって、そいつの母親からだった。いや、今日は会ってないですけどと言うと、死にますみたいな置き手紙をしたまま、行方が分からないって言うんだな。

俺はびっくりして、友達に電話をかけまくって、みんなで探しに出た。そいつ、めちゃくちゃツッパってたやつでね。みんなに嫌われてた。でも、みんな、必死になってそいつのことを探し回った。

俺達、まだ中坊だったんだけどさ。チャリかっ飛ばしてさ。隣町まで探して回ったよ。そして何時間も経って、日が落ちてどっぷり暗くなった校舎の裏で、そいつを見つけた。結局、中坊が立ち寄れる先なんて、そんな所くらいだったわけだ。丸一日探し回って、見つけたのは歩いていける場所だったなんて笑っちゃうよな。

そいつは俺の顔を見たとたん、何しにきやがったと殴りかかってきた。俺も、てめえ上等だ、死にてえならぶっ殺してやる、なんて言いながら大げんかだ。

すぐに警備員らしい人影が走ってきたのが見えた。俺達はケンカを中断して、チャリにまたがって2ケツで逃げた。逃げながら二人で大笑いしたよ。もう死ぬなよと言うと、そいつは、おう、てめえをぶっ殺すまでやめといてやる、なんて言ってさ。

いい感じだと思ったんだ。これって、青春じゃねえか?友情じゃねえか?みたいに。そして、そいつを家に送り届けて、俺も家に帰った。

夏休みが終わってすぐの夜、また家に電話がかかってきた。担任の教師からだった。やつが亡くなったと。バイクで大事故を起こしてと。中坊のクセにバイクかっ飛ばして、派手にいっちまったと。みんなで道路に花を供えに行ったよ。

でも、やつはけっして、逝き急いで自分で死んだわけじゃない。ただノーヘルの無免でバイクを転がして、頬を撫でる風を思いっきり楽しみながら逝っただけだ。

そうか。今夜あたりが命日だったかもしれないな。乾杯してくれ。俺の友達に。

◎質問者からの返答

ありがとうございました。


3 ● miharaseihyou
●30ポイント

ドアの音がする。BGMにはジャズ

「いらっしゃいませ」

「あんちゃん、タクシー呼んでくれ。」

「お急ぎでしょうか。」

「やかましい。呼んでくれればいい。」

「かしこまりました。少しお待ち下さい。」

「スグに来るかな?」(背景にダイアルプッシュの音)「悪いが急いでるんだ。」(話し声・・)

「5分程で来るそうです。」

「そうかい助かったぜ。」(男座り込む)

「ついでだ。水割りを頼む。」

「はい」

「うちの社長の気まぐれにも、勘弁してくれ。」

(グラスと氷の触れ合う音。無言の時間が流れる)

「どうぞ。薄くしておきました。」

「ありがとう。気が利くな。」

「あそれいります。」

男グラスに口を付け啜る。ジャズの音が盛り上がる。突然車の音。男、残りの水割りを一気に飲み干す。「いくらだ。」「1500円です」「釣りは取っといてくれ。」

タクシーの運転手、入ってくる。

「まいど?。神風タクシーですが?。」

椅子から立ち上がり、ドタドタ歩く音

バーテン「ありがとうございました。」

男「ああ。ありがとう。」

ドアの音。同時に次の曲が始まる。・・・

こんなもんで良かったでしょうか。ジャズの曲はお好みで。ベイシー辺りがお勧めかな?。

◎質問者からの返答

(^^)(^^)ありがとうございます。ちなみに今はヨーロビアンジャズドリオかけています・・。


4 ● ElekiBrain
●30ポイント

俺のことはほっといてくれよ。マスター。

眠いんだよ。

えっ? もう一杯だめなの?

お願いですよー。ね、ね?

そうそう、こんな話を考えたんだ。面白かったらツケにしてくれよ。

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2015年

何もかもが夢のようだった。

あれほどの栄華を極めた日本は戦争の最中、全てを失った。

あるのは残骸を集めたバラック小屋だけだ。

ある男がいた。やつれ、髭も伸ばし放題。明日のメシを食う金すらない。

この時代はみなそうだ。

男は自分の住む町が、かつて何と呼ばれていたかを必死に思い出そうとしていた。

思い出せない。

ずいぶん昔のことだし、残骸ばかりで都市の形跡もいまや残っていない。思い出したところで、所詮は男の親の世代の話だ。

一人、灰色の風景の中を彷徨った。空は雨が降るでもなく、晴れるわけでもない。

この街の色と同じだ。

いつもの路地を曲がり、廃墟と仮したビルの谷間に進み。男は普段通る道に見たこともない看板を見つけた。

“Blue Apple”

バーの看板らしきそれの下には、この時代に似つかわしくない豪勢な、よく磨かれた木製の扉があった。

なんだこれは。

男はしばらく立ち止まってその扉と看板を凝視した。この時代に荒らされずに残っている建造物を見たことがない。正確には、ビルは滅茶苦茶に破壊されているのだが、そのバーの入り口だけが、まるで別世界のような空気をかもし出しているのだ。そう表現していいほどバーの入り口は時代錯誤な清潔さを保っていた。


店内はジャズが流れていた。静かなピアノを基調としたやつだ。

なんといったかな。そうそう、ジャズピアノ。そのままだな。

何という静けさだろう。外にいる中国駐留軍の連中の喧騒も聞こえない。

客は男一人のようだった。

別に、客入りが悪い時間帯ではない。それなのに、この男一人しか客はいなかった。

「いらっしゃいませ」

物静かな店長、――いや、この場合はマスターか――が男を迎えた。

「何になさいますか」

男は呆然と入り口付近で突っ立っていたが、

「あ、ああすまない」

そういうとカウンターへと向かい、そして腰掛けた。

「ここはなんで客がいないんだ、いや、そのなんだ、それ以前にここは何なんだ」

「バーでございます」

空気が止まってしまった。それはそうだ。ここはバーなのだ。だが、そういう意味じゃない。

「なあ、マスター。ずいぶんと羽振りがいいようだが、軍人どもに手厚くしてもらってんのかい?」

マスターは答えない。

「ご注文はどのように?」

何を聞いても無駄なようだ。男はとりあえず茶色の液体を指差した。

「あれは何だ」

「ウィスキーという飲み物です。ただし、当店のものは特別ですが」

「じゃあそいつをくれ」

そういうとマスターは棚からそれを取り出し、透明な塊の入ったグラスに注いだ。

「なあ、その透明なやつはなんだい」

「これは氷というのです」

なにもかも分からないことばかりだ。実はとんでもなく高い店に入り込んじまったと思ったのだが、もう引き返すこともできない。そうこするうちに、男の目の前に、ウィスキーのロックが運ばれた。もちろん男にとってみれば、酒に透明のトーフが浮いているようなものだが。

「どうぞ」

言われるままに流し込んだ。


なんだここは。男が気がつくと、廃墟はなく、壮大なビルが立ち並ぶ場所にいた。やや黒目のパシッとしたスーツ姿のサラリーマンたちが交差点を足早に通り過ぎる。

だが、彼らから男の姿は見えないようだった。男は空を舞い、上空からその町を眺めた。

なんて高度な文明を持った街なのだろう。

男は思い出していた。ここは・・・・・・

「ここは東京だ」

見たこともない東京の上空で、男は郷愁を覚えていた。なぜか奇妙とは思わなかった。

そして、ふっと目の前の景色がかすんだ。


気がつけば、ある部屋の中にいた。そこにはある家族が団欒の時を過ごしていた。家族からは男の姿は見えないようだった。楽しそうな光景だった。ふと、男の目に、ある小さな子供が飛び込んできた。その子は父の膝に乗り、何かを食べさしてもらっている。

しばらくその風景は何事もなく続き、男はその光景をぼんやりと眺めていた。

しかし、その平穏な光景も長くは続かなかった。

その部屋の窓から見える景色は見る間に赤く染まっていった。

「空襲だ!」

父親が言うや否や、窓ガラスは割れ、爆音が鳴り響いた。

一瞬だった。本当に。

父親は子供をかばうと、吹き飛ぶガラスの破片と爆発の衝撃で床に倒れこんだ。しかし、子供は離さなかった。

「あいつら! 中国軍の奴らだ!」

一瞬垣間見た戦闘機の機影は、男にははっきりと分かった。

父親は血みどろになり、男の子をかばったまま即死した。

母親の姿はバラバラになり床に肉片を晒した。

男は反射的に手を差し伸べたが、すり抜けるばかり。どうしても助けることが出来ない。

男の子はかばった父親の下から這い出し、地獄と仮した部屋の状況を見た。

「あれは、あの子は俺だ!」


目が覚めた。何もない灰色の空が広がっている。バラックの一角から男は呆然とした面持ちで顔を出した。いつもの廃墟と、えらそうに街を闊歩する中国軍人の姿があった。

路地を抜け、あのバーがあった場所へと男はとぼとぼと歩いた。看板は――。

なかった。

そこには「aoi_ringo」とだけ書かれた。うらぶれた骨董品の店があるのみだった。

男の目から一筋の涙が流れた。

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どうよ、マスター。いい話だろ? ツケにしてくれよぅ。

◎質問者からの返答

(^^)(^^)(^^)ありがとうございます。


5 ● goldwell
●50ポイント ベストアンサー

会社の飲み会の後でしてね。幹事を頼まれたせいか、いろいろ気をつかっちゃってゆっくり飲めなかったのですよ。

で、何か飲み足りないけど、付き合ってくれる奴がいなくて―嫌われているわけじゃないですよ、たぶん―一人で来ちゃいました。


実のところ、外で酒を飲んだのは久しぶりだな。うちが出産騒ぎでいろいろ大変だったんで。

ええ、もうだいぶ喋れるようになりましたよ。意味は不明ですけどね。

やっぱり子供は可愛いもんです。


そうそう子供と言えば、このあいだ不思議なことがあったんです。

お盆の時だったかな。先祖の墓参りとは別に、隣市の寺に墓参りに行ったんです。

そこは3年前に死んだ私の高校時代の友人が葬られているんですよ。

事故?いや・・・自殺です。あいつが30になる数日前の夜だったな。

ゴメン、あまりそのことは詳しく言いたくないんだ。複雑な事情があったんで。


ともかく友人としてあいつの自殺を止められなかった罪滅ぼしというか、そんな理由で毎年墓参りに行っています。

今年は、子供も連れて3人でね。


その日はどういう具合か、こどもが車の中からむずがっていましてね。

参ったなぁ、って思っていたんですよ。ちょうとお盆の時期で人が結構いるんだけど、寺の敷地内だけに静かで、泣き声が響いちゃってね。


せっかく来たのだから、手早く墓参りだけ済ませて帰ろうと思って、あいつの墓まで来た時です。

急にこどもが泣き止んで、きゃっきゃっ笑いだしたんですよ。

まるで誰かにあやしてもらっているみたいに。


まわりを見渡したのですが、たまたま近くに人はいなくて不思議だなぁーと思ったんですが。

とりあえずこっちはほっとして、ゆっくり墓参りができて良かったわけで。


家に帰ってから思ったんですよ。

もしかして、あいつが来ていて、子供をかまってくれたのかなと。

乳幼児の頃って、大人には見えない霊とかが見えているって話聞いたことありません?

でも大きくなると、誰しもそんな記憶は忘れてしまっているとか。

嘘か本当か知らないですけどね。

ただ、私だって生きているあいつにもう一度逢いたかったな、とまた思ってしまったのは事実ですよ・・・。


ゴメン、何かしんみりさせちゃったな。

もう帰るね。お勘定をよろしく。

◎質問者からの返答

お客様、ありがとうございました。お気をつけて。


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