郵便局のシステムに関しては、以下のページが参考になります。
http://oshiete.nikkeibp.co.jp/kotaeru.php3?q=2403427
また、宅配便等に関しては、実際に戸口配達をして住んでる人に手渡しをしますので、その際に確認していると思います。
この場合、住所は存在していても郵便物等に記載されている宛名の苗字と一致しないためかと思います。
つまり別の住人が住んでいるとかポストにあなたの名前がない場合は届かないかと思います。
以前、仕事でお店宛にメール便で送った時に、そのお店は存在しているのですが、配達当日お店がお休みで外からそのお店の存在が確認できる看板やポストがなかったため宛先不明で戻ってきたことがあります。
この時はメール便の配達担当者が新人か通常の担当者でなかった為お店が分からずに宛先不明の扱いになったようです。
通常の担当者でお店の存在を知っている方の場合はお店のポストに入れって配達を完了させるようです。
このように配達担当者によっても扱いが異なるようです。
以前、郵便局で郵便配達のバイトをしていた経験から回答させていただきます。
印鑑の要らないポスト投函扱いの配達物であっても、やはり配達員は配達事故になることを避けたいという思いがあります。
ですから、正式に転居の届出が出ていなくても、その住所に宛名の人物が住んでいない疑いがある場合は、住所だけで判断して投函することはないと思います。
配達員にもよりますが、ポストに郵便物や新聞・チラシなどが大量に入れっぱなしになっているとか、今まであった表札がはずされていたり違う名前になっているなど、怪しいと思えば、安易に投函せずに、一度持ち帰って確認するはずです。
私の場合は、隣の家の人に「お隣さん、引っ越されたんですかねえ」と聞いてみたこともあります。
個人情報云々という問題もありますが、やはり「配達事故」になると、荷主にも送り先にも迷惑をかけることになるので、ある程度の情報収集や配達員どうしの情報交換などは、許される範囲なのではないかと思います。
結局、一言でまとめると、これが郵政民営化の負の遺産ですな。
昭和の時代は、引っ越したらとりあえず郵便局にさえ届け出しとけばそれで事足りたが、今は、自分宛に郵便物を発送しそうな会社全てに連絡をとり、住所変更を依頼せねばならないのです。
ヤヤこしいことこの上なし。
「普通にポストに投函す」ると、受取人が間違っていた場合、責任問題に発展しかねない。
今は、そういう世知辛い世の中。
だから、性善説では限界があるんですね。