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【以下2つ教えて下さい】
なぜ青木幹雄自民党参議院議員会長は、安倍首相にいろいろ注文をつけられるのでしょうか?

現在、この2人の間は何の問題でもめているのでしょうか?もっとも詳しく教えてくれた方にお礼します。


ウィキぺディアは読みましたので、
この点をもう少しわかりやすく説明してください。

●質問者: nama0622
●カテゴリ:ビジネス・経営 政治・社会
✍キーワード:しわ ウィキ ディア 会長 参議院議員
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● TomCat
●27ポイント

http://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpou/keika_g/161_s02g.htm

これは基本的に「自民党の参議院は党内党的独自性を持っている」ということに起因していると思われます。

参議院というのは「良識の府」として国政に対するチェック機能を発揮する場ですから、政権政党である自民党も、参議院においては政権からは一歩距離を置いて独自の視点で議会に取り組む、という考え方があるわけです。

この独自性を保持しなかったら衆議院とどこが違うんだという議論に飲み込まれて二院制廃止論に太刀打ちできなくなる恐れがありますから、参院自民党は自らの立場を守るためにも、政権ベッタリではない存在として、独自の牙城を築いておく必要があるわけですね。

ところが安倍さんは組閣人事でも分かるように、「イエスマン」に囲まれていないと安心していられない人なんです。

そしてさらに彼の乏しい閣僚経験の中で唯一経験した政変は「郵政解散」という名の、徹底的な党内抵抗勢力粛正劇でした。

となれば、これはもう、安倍さんとしては、とにかく政権という物は自分の子飼いで固めるのが当然と。そういう考え方になってくるわけですよね。

ところが参院自民党は、党内党的な独自性を強く主張。組閣人事でも従来の参院枠保持に徹底して妥協しない姿勢を見せてきました。ここで安倍さんは、ただでさえ郵政民営化で大量の離反者を出した参議院を早急に陥落させないと、政権運営そのものが揺るがされると。そう思ってしまうわけです。

なにしろ安倍さんがやりたいことは、教育基本法改変、そして改憲と極めてタカ派的で、ハト派的「良識の府」である参議院としては軽々しく乗ってこられないであろう政策ばかりです。

そこで、様々な「踏み絵」を出しては、「お前ら従うか?」と小出しに圧力をかけ続けていると。それがご質問の、首相から突き付けられる様々な注文、ということですよね。

各論的には人脈的な問題なども絡んでは来ますが、総論的には参院自民党は伝統的に政権とは一歩距離を置いた存在を保ち続けてきているということ。そしてそれを性格的に我慢できないのが安倍さんだと言うこと。

このへんが、小泉政権時代の総理総裁と青木さんの関係と、小泉流を継承したはずの安倍新政権になってからの青木さんの立場の違いとなって現れていると考えられます。

「この二人が何で揉めているか」については、特に具体的な政策的対立課題で揉めているということではなく、たとえば郵政解散時に離党した議員の復党について、中川幹事長などを使って自身の政策を全面的に支持するかどうかで判断すると言わせるなど、とにかく参議院を自分に無条件で平伏する存在にしたいという総理のジャブと、それを交わす参院議員会長という構図で見ていけばいいのではないかと思われます。

◎質問者からの返答

ありがとうございました。

>それがご質問の、首相から突き付けられる様々な注文、ということですよね。

いや、この部分の正確な意味はむしろ逆で

「なぜ青木幹雄自民党参議院議員会長は、安倍首相から、いろいろな注文をつけられてしまうのか?」ではなく、

「なぜ青木幹雄自民党参議院議員会長は、安倍首相に、いろいろな注文(組閣において参院枠2つを了承させたなど)をつけることができるのか?」という意味です。

首相ってすごい権限があると思うのですが、そんな首相に注文をつけることができるのか?が知りたい、ということです。

答えとしては、指摘いただいた内容で、

多少納得できる部分もありました。

参院の独立性から、権力を持っているってことなのかしら?


2 ● oomae
●27ポイント

来年、参議院選挙がありますが、このとき改選になる議員は、小泉前首相の就任直後の、国民が自民党なら何でもいいという状態で投票して当選した人たちです。したがって、普通にしていれば、来年の参院選で自民党の議員は大幅に減少するのは確実です。安部首相は、すでに公認が決まっている候補者を改めて決め直すというようなことを言い出したので、「参院のドン」青木氏は自分の縄張りを荒らされると強く反発しているのです。また、昨年の郵政法案で造反した元議員の協力がなければ、参院選で自民党の票のとりまとめは不可能と言われている中、小泉前首相の意向を受けて首相になった安部氏は、造反組の復党に慎重姿勢を示さざるをえません。これについても青木氏側は、安部氏のせいで参院の勢力が大幅に弱まると対立しています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060923k0000m01...

◎質問者からの返答

つまり、

来年の参院選を見据えたうえで、

安倍ちゃんは安倍ちゃんで「この候補者じゃだめ」と思っていて、

青木さんは青木さんで「こんな体制のままじゃだめ」とお互いが思っている、と……

いう認識でいいんですかね。

でも、いまいち首相に「参院枠を認めさせた」なんてことができるのがよくわからないんだよなぁ。


3 ● TomCat
●26ポイント

すいません。1番の回答者です。「いろいろ注文をつけられる」というのは「いろいろ注文をつけることができる」という意味だったのですね。ここでは追加として、参議院の持つ「力」について述べさせていただきましょう。

http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407040173.html

まず参議院の持つ力のひとつは、組織力です。参議院議員は選挙区でも都道府県単位、比例代表区では全国を相手にしますから、そこで幅広い票を集めるためには、各種団体からの支持が欠かせません。そこで参議院議員は平素から、様々な団体とのパイプを持っているのが普通なんですよね。このパイプの太さは通常、衆議院議員の比ではありません。また参議院には、そうした支持母体の中から送り出された議員も多数存在します。

この力がおろそかに出来ないんです。一人の議員の後ろには、やれ何々教が何十万人だ、何々業界団体が何十万人だと大変なバックがいるわけですから、参議院議員をおろそかにすれば、その支持者がまとめて無党派層に転換する可能性さえ出てきます。そこで党執行部責任者としての総裁は、大票田を抱える参議院議員と、その大本締めの議員会長を軽んずるわけにはいかなくなってくる、という事情がまずあります。

また、参議院の場合は解散が無く任期が6年という安定した議席ですから、それを大切にしていかないと、通せる法案も通しにくくなるという事情もあります。郵政解散の「落下傘候補」のように、気に入らなければ解散して首をすげ替えるというわけにはいかないのが参議院、ということです。

さらに安倍さんの場合は、一番やりたいことが「改憲」ですから、この場合、改憲の発議には衆参両院合わせて3分の2の数が必要で、どうしても参議院の勢力が無視できないという事情もあります。参議院は独自の憲法調査会を持っていますから、ここで安倍内閣は危険だ、この内閣の時に改憲はすべきでないというムードを作られれば、もう、どう転んでも改憲は出来なくなってしまいます。

ま、こんなふうに、青木さんとしては、抜ける刀をたくさん持っているわけですよね。で、安倍さんとしては、それが不安で不安で仕方がないと。

そこで安倍さんとしては、既に決まっている候補でもすげ替える可能性があるなどと言ってみたり、郵政造反組の復党は安倍政権の政策を全面支持することが条件だなどと踏み絵を踏ませてみたりしているわけですが、青木さんとしてはまだまだ抜ける刀を何本も持っている、というわけです。組閣人事で従来の参議院枠をすんなり通せたのも、そうした参議院の力が背景だと言えるでしょう。

また、安倍さんの場合は閣僚経験が極めて希薄で、政権運営については素人同然の人ですから、イエスマンの上には立てても、対等に物を言ってくる相手の上にはちょっと立てないという事情もありそうです。

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