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「まただ・・」朝、新聞を取りに行ったわたしは、そこに、「贈り物」がおいてあることに気づく。それはネズミだったり、昆虫だったり、時には、どうみてもゴミみたいなものも置いてあった。誰がおいていくのか、正確には「置いていってくれる」のか、わたしは知っている。いつだったか、道の角ですれちがった、あの、白黒のネコだ。目があったとき、知らん顔をしたけれど、あのコに間違いない。「創作はてな」です。もしよろしければ続きをお願いします。

●質問者: aoi_ringo
●カテゴリ:生活 人生相談
✍キーワード:はてな ゴミ ネコ ネズミ 創作
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 9/9件

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1 ● ekagami
●10ポイント

わたしはあのネコを初めて見た時不思議な感覚を覚えた・・・しかしその時は急いでいたこともあって無視して通り過ぎたのだ。

用事が終わった時にはそんなことはすっかり忘れていたのだが(ここまで。)

◎質問者からの返答

ありがとうございました。


2 ● peach-i
●10ポイント

私にとっては、とんでもない贈り物ではあるが、ネコにとっては、きっとステキなプレゼントなのかもしれない

毎日贈り物をしてくるあの猫。

アノ子は、もしかしたら、一緒に住みたがっているのかもしれない。

そのために毎日通っているのか

ひたすら考えた挙句、アノ子を飼う事にした。

アノ子はとても喜んだ。

それから毎日一緒に暮らすことになりました

◎質問者からの返答

シアワセです。

ありがとうございました。


3 ● chemicom
●15ポイント

翌朝、いつものようにボクは新聞をとりに行った。

今日は・・・何もないようである。

玄関の周囲を注意深く確認したが、何一つ、変わったことなどなかった。

ホッとしたような、寂しいような不思議な気持ちでボクはドアを閉めようとした。

ニャ?

いつかのあのコがそこにいた。

最後の贈りものは、お前自身なんだね。

・・・あれから1年、今では一家の主といった風情でコタツの上で寝ている。

◎質問者からの返答

ラストがいいですね。

ありがとうございました。


4 ● ElekiBrain
●20ポイント

あの猫が亡くなったのは去年だっただろうか。

私は本屋である絵本を見ていた。そこには、あいつそっくりな猫が描いてある。

そいつはいたずら好きで、人なつっこく、困った人を見ると助けずにはいられない、とんだお節介猫だ。私は他人を見ている気がせず、思わずその本を持ってレジに立っていた。

細々と生活するOLにとって、小さな出費も痛いと感じることがある。まして、良い絵本は結構な値がするものだ。しかし、今の私にとってみれば、そんなことはたいしたことではなかった。この絵本を持っていれば、いつでもあいつの猫なで声が聞こえるような気がして、多少の出費の傷手すら忘れて、まるで小学生のように本を抱えたままうちへと帰った。薄暗い豆電球の光が私を迎えて、少し寂しい気持ちになったが、電気をつけるとコーヒーを入れ、ゆったりと木製の椅子の、背もたれへともたれかかった。本はとりあえずテーブルにおいておくことにした。コーヒーができるまではなにもしない、日課となっている行動だった。特に何かのメリットがあるわけでもなく、また、何かの規則を設けているわけでもなかったが、そうすることが毎日のお決まりだった。そうこうしているうちに、コーヒーの香りが充満し、私はいつものように物思いにふける。

友達がよく私に結婚を勧める。友達には子供がいて、それももう、幼稚園児だという。聞けば、幸せでも、不幸せでもないという。それなのに、一度は経験してみろ、というのだ。去年もそうだった。延々と結婚の苦労話――その実ノロケ話――を延々と友達は話してくれた。

そんな時にあいつはひょっこりと玄関に姿を現した。牛みたいなガラの、とても愛想が良いとは言えない雰囲気の猫だ。私は携帯の向こうにいる友人の話を聞いているフリをしながら、そいつに朝使う味噌汁用の煮干しをくれてやった。眼を細めてがっつくあいつの姿は、今思い出しても微笑ましい。それから私はそいつを部屋に入れ、短い間の同居生活をすることになったのだ。

コーヒーの香りが私のぼんやりとした思考回路を呼び覚ました。ああ、そうだ、コーヒー入れてたんだっけ。カップを適当に見繕って少しそこに残った水滴をふきんで拭うと、コーヒーをドボドボと注いだ。ゆっくりまるでワインのソムリエよろしくお上品に入れる気はさらさら無い。一連の動作は、女を捨てたが故のがさつな動作だ。イケメンがそばにいればもうちょっと考えるけどね。

熱いコーヒーをこぼさないよう、バランスを取りながら私はコソ泥みたいな姿勢でテーブルへと運んだ。そして、おもむろに置いてあった絵本の袋に手を伸ばし、ゆっくりと開いた。


“ねこくんはねずみんがこまっているのをみて、きがきではありませんでした”

“ねこくんはいえのひとにだまってたいせつなものをもちだしてしまったのです”

“だけど、それはねずみくんをたすけるためでした”


暖かなパステル調の絵をじっくりと眺めながら、数分。私は少し眠たくなってきた。ここ数日間の疲れが溜まっているらしい。もう少し見ていたいのに。

自分の眠気に少しイライラしながら、コーヒーを流しにぶちまけ、寝室へとゾンビみたいな姿勢でダラーッと歩いてゆき、布団になだれ込んだ。

化粧は朝落とせばいいや。どうせまた化粧するんだし。




味噌汁のダシがない。おかしい、あいつがいた頃ならまだしも、ちゃんとストックしておいたはずなのに。窓から痛いくらいの日差しが降り注ぎ、私は毎日軽い拒否反応を示す。「ああ、いい日だねぇ」

そんなことはこれっぽっちも思っていない。顔は化粧の油と自分の油がミックスされて最悪の状態だ。私はとりあえず味噌汁の件は置いて、顔を洗った。

とりあえず外に出られる顔にしたあと、新聞を取りに玄関へと出る。再度のメイクは会社にゆくときだけでいいのだ。近所にはせめて脂ぎった顔をさらさないようにすればいい。

新聞紙を取りに行くと、ふとあることに気がついた。こと、というよりは、猫に。そいつはひょこひょこと私の家の玄関まで近づいてくる。口には何かを咥えている様子。朝焼けをバックに颯爽と近づくそいつをしばらく呆然と眺めながら、私は彼(彼女?)が玄関へと到達するのを待った。

近づくにつれ、口に咥えたものが鮮明になってゆく。

咥えているものは――煮干しパックだった。

あれ、という気分になった。こいつ、もしかして、とも思った。しかし、そんなことを意にも介さずそいつは悠々と近づいてくる。やがて猫の姿も明らかになってきた。まるで絵本と同じ、いや、去年亡くなった猫と同じ模様なのだ。

「おまえ!?」

と声にならない声を上げかけたが、キャリアウーマンとしての冷静さがその声をかき消した。そんなわけないか。

猫はなおも近づき、ついに玄関の傍までくると、ダッシュで私の前を通り過ぎた。こいつ、おちょくってんのか。私はそう思った。



上司の油は私以上だ。おまけに頭に素敵なバーコード入りだ。コンビニの「ピッ」ってやるアレがあったら、「鮭弁当\420」とかでるのだろうか。そんなつまらんことを考えながら今日も帰路についた。いつものタイミングでコーヒーを入れ、いつものタイミングで椅子にもたれかかって、なんだかんだ言って結婚のことを考える。いつもの風景だ。

あれ、いつもの風景すぎる。絵本は?

なかった。テーブルにおいて寝たことだけは覚えている。だけど移動した覚えはない。ないったらない。そう、めんどくさくなったとき、人は自分の責任を偶然に転嫁したがるものだ。もういいや、お金は数千円損したけど。

私はコーヒーを一気飲みし、ブハァとオヤジ風味を醸し出しながら、寝室へと向かった。そこへ、訪問者が現れた。小さな訪問者だ。そいつはキュルキュル、ピーピーと言いながら、私のそばを高速で通り過ぎていった。ネズミだ。何かを口にくわえているような気もしたが、そんことはどうでも良くなって、今日も油の海で横になった。


朝起きると、床に散らばっているものがあった。煮干しだ。またか。また煮干しなのか。私はデジャビュ、――というほどでもない――を感じながら、小型の掃除機でそいつらを吸い取った。食いちぎられた煮干しが恨めしそうな顔でこちらを見ている。

「そんな顔で見ないでよ」

何となく煮干しにつっこみながら、掃除を滞りなく済ませた。

そして、朝日に拒否反応を示しながら、棚を覗いた。パンがあるはずだ。しかし、またしてもない。煮干しの次はパンである。私はピンときた。

「あいつだ」

私は早めに油断ち(洗顔)を行い、私は玄関に仁王立ちになった。そしてやつは朝焼けをバックに颯爽とやってきた。西部劇の音楽が流れそうな場面だ。今日も何かを咥えてひょこひょことやってくる。あせるな、私。近づいた瞬間に捕らえるんだ。

予想を裏切ることなく、余裕の表情でそいつは私の近くまでやってきて、そして、昨日と同じようにダッシュした。

「うおりゃぁ!」

ご近所など関係ない。私はそいつを猛ダッシュで追いかけたが、さすが猫。全く追いつけず私は失速した。しかも、猫って逃げ切った後振り返るのよね。

「ムカつくわ」




それ以来、私と猫との朝の決闘は続いたが、家のレシピは減り続け、連敗し続けた。しかも、ちゃんと戸締まりしているのに。毎日猫が咥えたものが家に散乱しているのも腹が立った。どこからか入ってきているに違いないのだが。そういえばネズミがよく出るようになった。




今日もバーコードの説教がうるさかった。鮭弁当のくせに。私はいつものコーヒーを入れていつものように椅子に腰掛けると、物思いにふけった。絵本もないし……そんなことを考えていると、ふと、高校の頃のアルバムがあったことを思い出した。私は善は急げとばかりに寝室に駆け込み、クローゼットの中から埃をかぶったアルバムを取り出し、いそいそとコーヒーの待つ場所へと戻った。

胸をときめかしながらページをめくってゆく。十分も経った頃、ふと好きだったサッカー部の先輩のことを思い出した。彼からもらったラブレターは今でも甘い思い出だ。今はでは、彼との思い出と一緒に、ラブレターもなくしてしまったけれど。

今日はいい夢が見られそう。私はアルバムの上で突っ伏した。どこかでピーピーと鳴き声が聞こえた気がした。




油掃除(洗顔)は早めに済まし、早10回目ともなろうかという決闘が飽きもせず開催されようとしていた。仁王立ちの私、颯爽と現れるあいつ。今日は何がなくなっていただろうか。そんなことどうだっていい。どうせ最近、朝は外食だし。

近づいてくるあいつを凝視する私の眼に何かが映った。あれ、食べ物じゃないよね。

猫はなにやら食べ物以外のものを口にしていた。私はきょとんとして戦闘態勢を自然と解いていた。グングン近づいてくる猫の口にはなにやら黄色い、四角いものが挟まっている。

さらに半径2メートル程度に近づいた頃であっただろうか。猫は口咥えていた黄色いものをペッとはき出すように、道ばたに放り投げた。そこから相変わらずダッシュして、一定の距離を置いていつものように振り返った。私は朝のライバルを追いかけることはせず、彼が落とした黄色い物体を拾った。

それは黄色く風化してしまって、見る影もないけれど、忘れもしない、あの先輩からもらったラブレターだった。



バーコードのことは今日はあまり気にならなかった。うちに帰ると、いつものようにコーヒー入れて、椅子に座った。

なぜか、テーブルにはなくなったはずの絵本があった。


“ねこくんはねずみくんをたすけてひとあんしん。だけど、あのいえのひとにはおいかけられるまいにち”

“そこでねこくんはあのいえのひとにおれいをすることにしました”



それ以来、私はあの颯爽と現れるあいつを見ていない。













注:主人公は女ですが描いている私は男です。

◎質問者からの返答

大変な長編をありがとうございました。


5 ● kurupira
●5ポイント

今日は木の実らしい物があった。

どうやらこの前えさをあげたお返しらしい。

◎質問者からの返答

ありがとうございました。


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