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第二次世界大戦時に日本の普通の男性も徴兵されましたが、その時にどうやって位(中佐とか少尉とかそういうやつです)を決めたのでしょうか。

●質問者: kamesann
●カテゴリ:政治・社会 書籍・音楽・映画
✍キーワード:中佐 少尉 徴兵 普通 男性
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 5/5件

▽最新の回答へ

1 ● goldwell
●20ポイント

えっと、徴兵されて軍に入った時点で

「あなたは強そうだから、大佐」

「君は弱そうだから、少尉」

って決めたわけじゃありませんよ。


士官になれるのは、軍の学校である士官学校を卒業した人のみに限ります。卒業時点で少尉になり、期間とか成績とかによって徐々に中尉・大尉・少佐・・・と昇進していくわけです。

もちろん戦時ならば戦いで結果を残せば早く昇進できます。

軍と言っても国の組織ですから、官僚のキャリアと同じようなイメージですよ。

もちろん、将官になれるのはごく一部で、士官学校の上の大学(自衛隊ならば防衛大)まで出ないとほとんどなれません。

ただの士官学校出だと、中佐・大佐あたりで定年を迎えたとか。


それに対して徴兵で入った場合は、最初の階級が違っていて、例えば二等兵あたりから始まって、一等兵・兵長・・・って感じでいきます。

ほとんどは士官にはなる前に除隊します。

が、稀に長くいると軍曹とか曹長といった下士官から士官に上がることもあります。

旧日本海軍では、そういう士官を特務士官などと言っていました。

◎質問者からの返答

なるほど。的確な回答ありがとうございます。

大変良く理解できました。

先日亡くなられた知人の祖父の軍服姿の写真を見まして。

その写真で少尉の階級章をつけていたため興味を持ち質問させていただきました。

その方はきっと士官学校を出た方なんですね。


2 ● goldwell
●20ポイント

申し訳ありません。

「階級」のリンクが大雑把すぎました。

階級の中でも一番下の「兵」についてはこちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5

上から上等兵、一等兵、二等兵の順ですね。

兵の上にあたる「下士官」についてはこちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%A3%AB%E5%AE%98


あと、補足ついでに。

尚、太平洋戦争当時の士官学校について、

海軍は、海軍兵学校

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%85%B5%E5%AD%A...

陸軍は、陸軍士官学校

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E8%BB%8D%E5%A3%AB%E5%AE%9...

卒業時の成績(ハンモックナンバーと呼ばれる)によって、昇進のスピードは違っていたようです。

その他の軍の学校について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E5%AD%A6%E6%A0%A1

防衛大学校

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%A4%A7


3 ● falcosapiens
●20ポイント

原則は次のような流れです(海軍を例としますが,陸軍についても基本的に同様です)。

徴兵された者は二等兵となります。

二等兵は,所定の新兵教育を終えた段階で一等兵に進級となります(海軍兵進級規則3条)。

以後の進級は,基本的に実務年数(実役停年)と試験の成績によって決まります。

上等兵への進級に必要な期間は原則8ヶ月ですが,戦時には半減されていました。

~

これには広い例外が2つあります。

師範学校を卒業し国民学校の教職につく資格を有する者は,1月半で一等兵,3月半で上等兵,7月で兵長となりました(海軍兵進級規則4条の3)。

また,大学の法学部・医学部・農学部の卒業生,歯学専門学校の卒業生は,海軍武官任用令8条?により,見習尉官となり,一定の訓練終了後,少尉とされるのが通常でした。

~

職業軍人でなく,戦時に少尉であったのであれば,大学を卒業した後に徴兵された可能性が高いでしょう。

http://homepage2.nifty.com/nishidah/mls203.htm

http://homepage2.nifty.com/nishidah/mls208.htm


4 ● futo7
●20ポイント

士官学校卒業でなくとも、この学徒出陣のように、仕官に任官されるケースもあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%BE%92%E5%87%BA%E9%99%A...

「このような特権的な道が、・・・の学生にひらかれていた。彼らは一定の教育を終えれば、予備少尉に任官できたのである。

このような資格を欠く大部分の青年は徴兵検査を経て、たとえば歩兵になって軍隊で年功を積んでも、二等兵、一等兵、上等兵、兵長でとまる。その上には、伍長、軍曹、曹長という下士官の階級がある。そして、その上にはまだ特務曹長という準士官の階級がある。将校である少尉は準士官の上なので、一等兵からすれば七つ上の階級となる。」とあります。

http://www4.ocn.ne.jp/~aninoji/conscriptionsystem.html


5 ● hamster009
●20ポイント

おっしゃるように職業軍人については兵にしろ将校にしろすでに階級がありましたが、徴兵されたものについてはどうか。

端的にいって学歴で決めました。幹部候補生という制度があり、中学校以上の学歴のある人には曹長への、専門学校(今の6大学クラスの私立大学)以上の人には見習い士官を経て、少尉への任官の道がありました。もちろん短期間の軍事教育を受けます。予備士官制度を拡大適用したものです。

現在の自衛隊にも予備役はあります。ふつうは民間人として生活していて、たまに軍事訓練を受ける。非常時には職業軍人を補佐する軍人として登用されます。この制度を太平洋戦争のときには徴兵した人にも適用したわけです。

◎質問者からの返答

皆さん大変多くのご回答ありがとうございました。大変勉強になりました。

また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

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