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いわゆる複雑系のブームは何時頃さったのでしょうか?
生物に応用できるとかいう議論もあったのですが、星野さんの指摘にあるように、下火になっています。
http://www1.accsnet.ne.jp/~hosinots/Evol-comp.html

●質問者: isogaya
●カテゴリ:学習・教育 科学・統計資料
✍キーワード:星野 生物 複雑系
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● wm5775
●50ポイント

私は学生時代にこの分野の研究をやっていたので、結構土地勘があるのですが、おそらく10年前にはすでに限界が見えていたと思います。

というのは、

  1. 複雑系のシミュレーションは初期条件や時間に対して指数関数的に誤差が増加する。
  2. 数学的なシミュレーションにおいて解が存在したとしても、現実世界というか、物理系ではシミュレーションのように厳密な初期値や係数、特性が決定できるわけではないので、実際には非常に短期の予測しかできない。
  3. 複雑系のモデルを実データから構築した場合、学習していない入力データに対する出力が不安定である。

ということが、工学的応用に向かない、研究が下火になった理由だと思います。

例えば、経験豊富な電車の運転士の経験をアルゴリズム化する場合、突発的な、経験していない事態に陥った場合の解が不安定なため、電車運行プログラムのようなミッションクリティカルなシステムへの応用が利かないのです。

でも、5年ほど前くらいからでしょうか?e-cellプロジェクトのように、マシンをぶん回してとにかく生体で行われているすべての化学反応をシミュレーションしようという試みなどが復活しつつあるように思います。

#これは10年ほど前の複雑系と厳密には意味を異にするようにも思えますが。

今日も、仕事場で、「東大が心臓の筋肉、電気生理、血行動態も考慮に入れた心臓シミュレーションシステムを開発した」という話が話題になっていました。

これも、直接臨床に応用するわけでなく、単なるシミュレーションシステムとして、全体の挙動を見てみたいというモックアップであって、手術をそのシステムを使って行うわけでないので、やはりミッションクリティカルなシステムへの応用はもうすこし先なのかもしれません。

#なんか、こういう話をするのが久しぶりなので、書いていて楽しかったです。

◎質問者からの返答

最近はてなの回答でまともながなかったので、うれしいです。

ただ、

清水博先生のお弟子さんたちはまともな研究やっているみたいですね。


2 ● kappagold
●25ポイント

ブームの始まりは、1996年ごろといわれています。

複雑系の研究者の方のインタビュー(1999年2月)で、一時ほどのブームは収まっているという内容が出てきますし、この時点では異常な加熱振りはなくなっていたという内容の話もありますので、このあたりをブームの終わりとしても良いのではないでしょうか。

http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~otss/Interview/tikega/

◎質問者からの返答

3年しか続かなかったのですね。

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