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「親指はなぜ太いのか」・「はだかの起原」をお書きになった島泰三さんによれば、人類が直立二足歩行を始めたのと、毛皮を失って裸になったのとは、「まったく別の原理による別の年代の出来事である」そうです。

私は南アフリカの石灰岩洞窟(1924年にダートがアウストラロピテクス・アフリカーンスの骨を発見したスタークフォンテン洞窟をはじめとするヨハネスブルグ近郊の洞窟群。つまり1999年にユネスコの世界文化遺産に登録された人類の揺り籠, Cradle of Humankind)の中で、裸化が起きたのではないかと想像するのですが、この想像を裏付ける話、関連した話、あるいは、この想像を否定する話、まったく別の裸化の説明があったら、教えてください。

●質問者: ShinRai
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 科学・統計資料
✍キーワード:1924年 1999年 Cradle アウストラロピテクス アフリカ
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● TNIOP
●27ポイント

http://www5a.biglobe.ne.jp/~hampton/history101.htm

「揺り籠」で発見された人類の身体的特色との矛盾が、バーガー氏とその研究チームに、何かが違うと警告した。彼らの形体は、年代から推測されるよりも発達した人類であることを示していたのである。

デ=ルーター氏は「アウストラロピテクス=アフリカヌスを200万年前近くに位置づけることによって、この議論は解決します。我々は、南アフリカの初期猿人を、他の場所の違った初期人類種と比較してきました」と言っている。新しい年代推定技術は、これまで発見されたもっとも完全な初期人類であるリトルフットにとって、はっきりとした関連がある。

◎質問者からの返答

南アの中でもいろいろと、もめごとがあるのですね

アウストラロピテクスの時期的、人類史的位置づけには、興味がありますが、人類かどうかは、結局裸になったかどうかで、決まると思います

洞窟内に住んでいたというのは、有力な気がするのですが、あまりその点にはみんな関心がないのでしょうかねえ


2 ● kappagold
●27ポイント

遺伝子学を長いこと学んでいますが、木村資生の中立説が一番だと思っています。


中立説は、分子レベルでの遺伝子の突然変異は、そのほとんどが自然選択に対し有利でも不利でもない中立なもので、それが集団中に広まるのは偶然によって決まる。

すなわち、ハーバート・スペンサーの言う適者生存(サバイバル・オブ・ザ・フィッテスト)ではなく、幸運な者が生き残る(サバイバル・オブ・ザ・ラッキスト)、と考えるものである。


ヘモグロビン偽遺伝子、プロインスリン、アルギニノコハク酸合成酵素偽遺伝子などで説明されますが、わかり難いかもしれないので、興味があれば木村資生の本、『分子進化の中立説』木村資生、などをお読みください。

直感的に判るような説明として私が使うもので、説明してみます。

例えば、アルコールに強い遺伝子の人も弱い遺伝子の人も結構いますね。

この遺伝子が広まったのは、生存に対して有利でも不利でも無いからと考えられます。

次に、突然変異で空を飛べる人間やエラがついていて水の中でも生きられる人間が生まれた場合はどうでしょう。生存に対しては有利な気もしますが、実際には普通の人間よりそのような人間が多くなるということにはならなそうですよね。

また、紫外線に弱いとはずの白色の肌を持った人間がここまで広まったのも、服を着るようになり、また、地球環境の変化で紫外線が弱くなったことにより、あまり不利ではなく中立的な変異であって、さらには幸運な遺伝子であったと言うことだと考えられます。

なかなかわかりにくいかもしれませんが、(私も本を読むまでしっかりとした理解は出来ませんでした)、遺伝形質の獲得に関して非常に重要で面白いものですのでお勧めします。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E9%80%B2%E5%8C%9...

◎質問者からの返答

本まで御紹介いただきありがとうございます

木村先生のお説は、突然変異を前提にしているのでしょうか

ラマルクや、西原克成は、環境適応で説明してきますが、それと木村先生では、根源的に考え方が違うということになりますでしょうか


3 ● たけじん
●26ポイント

進化 連続か断続か (同時代ライブラリー)

進化 連続か断続か (同時代ライブラリー)

  • 作者: S.M. スタンレー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 新書

によれば、直立歩行は、いわゆるピテカントロプスのころから獲得している、とある。この猿人は毛深かったらしい。

さらに、毛の少ないのは「ネオテニー」→幼生成熟とのこと。ネオテニーは知性の発達にも影響があり、母体が幼生にコミュニケーションをとらざるを得ない(世話をしないと死んでしまう)ため、言語の発達→知性へと進んだと考えているよう。

ここで、ネオテニーを許容する環境がどのようにして成り立ったのかが問題ですね。

アホロートルやヤマメはネオテニーで、共通するのは種の保存に影響があるほどの天敵がいないということではないでしょうか。人類にも同様のことがあったとすれば、一定の期間、生命の危機を感じない環境があったということにならないでしょうか。それが、洞窟生活であるなら、ありえそうなことと思われます。

さらに、進化は小集団の急激な変異から生じる、とこの本は述べています(進化の断続説)。洞窟の小集団が、他の種族が追いつけないほどの急激な進化を遂げたのであれば、ありうることと思われます。

◎質問者からの返答

ありがとうございます

心づよいコメントをいただきました

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