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大学で化学を学んでいる人間にとって文学や哲学は何になるか。化学の仕事をしている人々にとって、小説は単なる余暇なのか?

●質問者: muraoka-2007
●カテゴリ:就職・転職 芸術・文化・歴史
✍キーワード:人間 余暇 化学 哲学 大学
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 17/17件

▽最新の回答へ

[1]哲学も小説も人生そのもの NAPORIN

小説のほか、フィクションには映画やマンガもあると思いますが、

どれも生き方、考え方の指針をくれるものです。


化学は数学と工学の間にあるものなので、

手を動かしているときは頭真っ白(とはいえ、細心の注意を払う)

数式を書いているときは頭がフル回転。

気疲れします。

化学を学ぶ時期は全力をあげて没頭しなければ

なかなかギリシャの昔から現在最先端の技術まで連綿とつづく

化学の流れを追跡できません。

(高校でようやくギリシャと中世を抜け出し、

大学で第一次世界大戦前後くらいですが、

就職すれば誰でも第一線に放り込まれますからね)

悩みたくない、悩む暇もない時期になるでしょうから、

フィクションなどかまってる暇はないでしょうね。


ただ、就職時に、フィクションを含め世間一般の知識を

知らないとでは、人生設計に大きな誤りがでます。

いわゆる、化学馬鹿、理系バカになってしまうと、

その能力も資力もないのに外国に留学しないかとか

ありえない条件が非常に良く見えてしまいます。

大学の4年で、その後25年の労働条件を選べだなんて、

無理だと思うかもしれませんが、

フィクションに出てくる人物の生き方は、モデルとして

かなりわかりやすいものです。

だから、あなた自身のために、フィクションであっても、

すくなくとも10年以内くらいの

現代のものを選んで読むようにしてください。


リングとか螺旋とか森博嗣などの

大学関連フィクションも非常にいいです。

就職した先輩と院に残った先輩は、

なにを考えてどう行動するのかモデル化して書いてある。

ただちょっと情報がエンタメで薄められすぎていると思うかも。


特に理系には、ノンフィクションです。

「ファイマンさん」ばかりではなく、

経済新聞や小説をよく読んでおいてほしいです。

株をやってる人のエッセイは、技術開発に関して時期も関連分野もかなり正確に書きます(儲けや損の額はウソが多いですが)!

日本にも繊維ブーム鋼鉄ブームで化学系卒が

金の卵だった時代があって、今があるわけです。


一方、フィクションでは特許や名誉毀損の関連もあり

技術を正確に表現しないものも多いのです。

ありえない技術とかがイキナリ出てくると引いちゃいますよね

(どこでもドアとか賢者の石くらいならかわいいですが・・・・)

そうそう、特許では「鷲の驕り」がルパン的で面白いですが、

これも半導体にかなりアレンジが入ってました。


とにかく、実学の第一人者である化学を選んだ人には、

頭休めになるようなら

経済(特許、株)のノンフィクションをかじっておくことをお勧めします。

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[2]視野を広げるため s-nasu

に尽きると思います。

自分は薬学を学んでいまして、化学とはちょっと違うのですが、概して頭でっかちな人が多いです。本を読んでそれについて自分の意見を持ったり、哲学を学んで「考え方」というものを学んだりするのはとても重要なことと思います。


[3]哲学は garyo

問うことであり、どんなことにでも疑問を持つこと。

誰も疑問に思わないことに疑問を持つことはとても大変で難しい。

化学にしろ哲学がなければ生まれてこなかっただろう。


[4]ソクラテス->プラトン->アリストテレスと続く子弟関係 HISI

哲学から自然科学、自然科学から化学が生まれたのである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B...

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8...


[5]>4 つまり・・・ HISI

化学自身が哲学の考え方を引きずっているのである。

特に大学では、2H2+O2⇒2H2O といった暗記などより

研究から論文を起こすまでの過程がより重要となるために、

疑問を見つけ、考え、検証する態度は重要である。


[6]>1 あ、この手の本は全く読んでなかったかも。 muraoka-2007

10年以内の現代物ですか。ちょっと純文学にこだっていまして村上春樹などの小説ばかり読んでました。ノンフィクション・・・


[7]>2 人間性を深めるため curibow

科学全般に言えることだと思いますが、その技術や知識や研究をいかに使うか、なぜそれが人類に必要なのかという考えを持った方であってほしいと思います。


[8]>7 骨に。 liquidfish

↑の方に同意です。


逆に、哲学がなければ学ぶ意味すらわからなくなってしまうかもしれません。

哲学や理念の伴わない力は危険です。


小さなことなら合理的に考えて簡単に決められます。

しかし、なんのために…と深く掘り下げていくことや、

広い視野をもって学んだことを生かすために必要なものは、

よく考えることによって身に付くものだと思います。


文学や哲学に触れることも、そんな部分をつくっていく要素のひとつだと思います。


[9]化学で食えるとしてもそれは半分 prime7

一般の化学企業で研究するなら、化学が満点でもそれは100点満点中でいうところの50点でしかないのですが・・。出る杭は打たれるから化学で満点はマイナス50点かも??


[10]無駄はないと思いますね aquamarines

文学ではアイデアを、哲学では研究者としてのモラルを学べるかと思います。


[11]>6 ノンフィクションお嫌いですか NAPORIN

私も嫌いでしたw

でも「ノンフィクション小説」ってのもあるんですが、

わざわざ小説の体裁にした時点で1人称などにこだわりすぎ情報が薄いものが多いんですよ。

一方私はフィクション好きの中でもシチュ萌え人なんで(初恋で破れたトラウマものが好きだったりとか)

いくつも読んでいましたが、ありきたり(科学者=白衣でめがねで冷酷なキャラとか、理系=オタクっぽいめがねデブだけど有り得ない違法便利グッズを「自分が開発した」といってプレゼントしてくれる、都合のいいキャラが多い)のものではなく、

理系がちゃんと普通の人で、与えられた役割のなかで

心底から悩んだり生きたりする姿も見たかったのです。

で、理系出た!→期待→失望を繰り返すうちにフィクションで理系ものは避けてとおって必要ならノンフィク読むようになりました。

女たちのジハード

女たちのジハード

これは純然たるフィクションですが、女性主人公のオムニバスなので、男性だと読みづらいし、ばかばかしいと感じるかもしれません。

あと、漫画で

働きマン (1)

働きマン (1)

もやしもん 1―TALES OF AGRICULTURE (1)

もやしもん 1―TALES OF AGRICULTURE (1)

なども脳が休まります


[12]>3 悩みから納得までの思考の道筋がすべて哲学だと思う NAPORIN

化学でも人生でもそうなのですが、

しらみつぶしで答えを探せばいいことはわかっていても、

設備も時間も体力(人手)も足りないことのほうが多いわけです。

だから、身の回りのオトナにも苦労した人ほど

その人なりの必要に応じて積み上げてきた哲学があります。

たとえば、

「悪法も法なり」といって、支配者からの毒杯を呷る人も

哲学者(兼科学者)にはいたし、

自分が何のために化学をやってきたのか、

わからなくなって宗教へ行ってしまい、

そしてオウム裁判を受けた化学者なんかもいますよね。

(宗教は哲学と非常に近いですから迷ったのですね)。

まあ善悪の軸でいうとオウムの人は結果として間違っていたわけですけど・・

年を重ねると無害な宗教にハマる科学者も多いです。

たとえばアメリカ人宇宙飛行士で後年

「宇宙から見る地球はキレイすぎて神がいるとしか

思えなかった」という理由で宗教を立ち上げた人がいます。


ごくごく簡単にいえば自分が何のために生きているか、

生きる手がかりをいくつか見つけておくことも

その哲学のひとつになるでしょう。

村上春樹の新刊を買って読み、

好きな歌手の新しいCDを買うために生きている、

それでもいいのです。

マネができそうなら、

漫画の主人公の「ジャイアンには逆らわないけど後で仕返し」とか

ゲームの主人公の

「使えるアイテムはすべて使う、使えないものは売る」とかでもくだらないこと何でもいい。だから、何を読んだって自分が受け取れるものがあればいいわけです。

(到底マネしたくないようなものはあまりプラスにならないでしょうけど)

もちろん、村上春樹の小説にでる主人公のように、

非常にあっさりした人間関係で、自分なりの筋をとおす真実へのこだわりを持つ

という点であってもいいと思います。羊に関する冒険で、

「お前の事務所なんかいつでもつぶせるんだぞ」といわれても

決して屈しなかったのが主人公の哲学の一端を示しているでしょう。

自分のものにしたと思っても実際はとても適用できない場面がありますから、

応用を深めることによって哲学にして高めていけばいいのです。


[13]私の場合 muraoka-2007

業界の常識ってものがあるのだろうと思う。

つまり化学界で、小説がどうのこうのというのは的が外れている。

しかし人間の総合性として精神活動とか言語活動があるわけで、そのあたりを鈍化させてまで物質の研究に没頭するというのは、人間的にどんな状態なのか?という懐疑心があるから文学、哲学を読むことをゼロにできない私。

だから仕事ではなくて生きるうえでの充実感だとか志向性だとかそういった湧き上がってくる感情を処理してあげないと仕事が苦しいだけになってしまう。

ということで俺のニッチはどこなんだと問い続けている。

物質、量子化学、脳、言語、認識、生命、・・・


[14]社会を考える vanya

化学を学ぶ人間・化学の仕事をしている人間にとって、化学(製品)と人や社会との関わりを考える必要があります。例えば公害問題など。

いわゆる文系の学問は社会系と人文系に大雑把に分類できますが、社会系は社会について把握することに長けています。

一方、哲学や文学などの人文系の学問は人間や社会について熟考することに長けています。

科学者は責任をとらされる存在ですから、「儲かる化学だけをやれ」という訳にはいきません。必ず人や社会と向き合わないといけないのです。

象牙の塔(白い巨塔とも)という言葉がありますが、人間・社会に対する認識・考慮がないと、狭い世界で物事を考えるだけの科学者になり、気付かないうちに悪者になってしまうかも知れません。

化学は人の生活を豊かにしてきましたが、それと同時に人間生活を脅かすパワーも秘めています。哲学・文学によって人間性に対する認識を絶えず自分の中に取り込み、今取り組んでいる「化学」の意味を熟慮する必要があると思います。

「デカルトはこう言った」みたいなものを哲学と言うのは正しい認識ではありません(哲学の研究者なら考えなくてはいけませんが)。化学をやっている人間には化学をやっている人間にとって必要な哲学や文学があるのだと思います。それが何かを判断すること自体、哲学の範疇です。


[15]クリエイティビティーのため Biribi

化学や物理など、いわゆるハードサイエンスでも、ロジックをやる上で、発想とかひらめきというのは、大切だと思うのです。そこで、哲学などから色んな形のロジックや発想の仕方を知るのは有効だと思うのですが。


[16]「化学」とあるのは、ひょっとして「科学」の書き間違いでしょうか? kuro-yo

質問文を見る限り、敢えて「化学」だけにしぼっての質問という感じがしませんでしたので…。


[17]人工知能とかそういうジャンルでは buyobuyo

質の低い哲学的な議論をやらかして、車輪の再発明をしてしまった、という反省から、研究室でわざわざ哲学書の輪読を行なう研究者もいるって聞いたことがあるよ。

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