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将来、農村はエネルギーを自給できるようになるのでしょうか?
もし可能性があるとしたらどの様な形になるのでしょうか?

●質問者: Farmers_Energy
●カテゴリ:ビジネス・経営 政治・社会
✍キーワード:エネルギー 農村
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 24/24件

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[1]また質問してしまいました Farmers_Energy

前回はコチラ

どうぞよろしくお願いいたします。


[2]ソフトバイオマスを原料としたエタノールが有望でしょう TomCat

バイオエタノールは、今現在は穀物を主原料として作られていますが、そうした食料となる部分は原料とせず、その副産物である稲藁やトウモロコシの茎などのセルロースからアルコールを生成する技術が確立されつつあります。

食料としての穀物生産を行いつつ、その副産物である藁や茎をバイオエタノール原料として利用していくことが出来るなら、これは農村にとって理想的なエネルギー源となるでしょう。

稲藁でトラクターを動かしたり、発電したりすることはちょっと難しいですが、エタノールに転換すればそれが可能となります。

昔はどこの村でも屋根を葺く材料として茅を育てていましたが、将来は沼のほとりや遊休地や傾斜地などを利用したソフトバイオマス畑なんていうのも出来るようになるでしょう。

さらに将来的には間伐材などのハードバイオマスからもアルコール生産が可能になるでしょうから、そうなれば昔の炭焼きよりも多様な木材をエネルギー化することも可能になります。

ソフトバイオマスによるアルコール生成技術は、既に財団法人地球環境産業技術研究機構と本田技術研究所の共同開発によって確立されています。あとは採算の合うプラントが作れるかどうか。

ハードバイオマスの利用についてはまだ先の課題ですが、これもそう遠くない将来、技術としては確立されてくることでしょう。


[3]やらないのでは・・・。 farusan

バイオエタノールなどが注目されていますが、売るために作っている方が効率がいいと思います。

農家もお金を稼ぐために作っているのだから、効率の良い方法をとると思います。

アメリカでトウモロコシを作っているように。


[4]風力、太陽電池、地熱発電、バイオ発電など NY505

いろいろな技術がありますが、その場所によって適したものが変わりますね


[5]>4 地域性 Farmers_Energy

そうですね。

やはり情報収集からでしょうか。


[6]>3 原油価格 Farmers_Energy

原油価格次第ですね。

今後も原油価格が今の水準かどうかがポイントとなりそうです。


[7]>2 情報ありがとうございます! Farmers_Energy

バイオマスにもソフトバイオマスとハードバイオマスという区分があるのですね。また、ソフトバイオマスによるアルコール生成技術は、既に財団法人地球環境産業技術研究機構と本田技術研究所の共同開発によって確立されているとのことで調べてみます!


>あとは採算の合うプラントが作れるかどうか。


この技術の需要は世界的にあると思いますが、やはり原油価格次第でしょうか。


[8]>2 実際問題として retorin

現在、バイオエタノールを生産するのにそのエネルギーの1.24倍のエネルギーを必要とします。この数値が技術の改善でどこまで下がるかは分かりませんが半分以下まで下がらないと代替エネルギーとしては厳しいものがあります。

そして、原材料1?で生産できる燃料は0.035?、石油を補うには土地が足りないような気がします。

それ以前の問題として、技術が実用化されれば日本国内より生産費が安くなる海外にプラントを持っていかれるので結局のところ農村では自給自足できないのでは?と思います。


[9]>7 技術革新に期待を。 filinion

Wikipediaで「アルコール燃料」を調べてきました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B...

読んだらなぜか中国が嫌いになってきたんですが、それはさておき。

ブラジルは、

サトウキビの屑(バガス)を燃やして発電

その電力でサトウキビのアルコール化プラントを動かす

余った電力を地域に売る

……というサイクルができてるんですね。

(季節労働者への依存とか、色々問題もあるみたいですが)

とはいえ、ブラジル国内では効率が良くても、ブラジル産のアルコール(またはサトウキビ)を日本が輸入したのでは、輸送コストがかかるのでエネルギー収支は赤字に転落します。

電力を輸送する時にもロスは発生しますが、燃料のような重量のあるものの場合、ロスはその比ではありません。

これこそ、地域で生産すべきものであろうと思います。

……アメリカ産トウモロコシは論外と思いますが。

食用作物をアルコールにしよう、という時点で経済的に難しいものを感じますので(肉食以上にエネルギーの無駄のような……)、将来的には、できれば木質(ハードバイオマス)、そうでなくても草のたぐいを燃料化できるといいですね。

理屈では、有機化合物はほとんどなんでも発酵させてエタノールにできる可能性があるわけですが……。

コンポストみたいに、生ゴミから紙くずまで、生物由来のものなら何でもかんでもバイオの力でエタノール化できる(工程はほとんど全部細菌がやる)、ということになれば、エネルギー収支など問題にもならないわけですが。

しかしそれは、(理屈では可能でも)細菌学がよほど長足の進歩を遂げないと困難でしょうね……。

ふと思ったんですが、

稲藁→アルコール発酵→トラクターを動かす(アルコール自動車)

ではなくて、

稲藁→メタン発酵→発電→トラクターを動かす(電気自動車)

の方が、早く実現できるかもしれませんね。

工程が増える分、エネルギーのロスが大きそうな気もしますが……。


[10]>8 バイオマスの賦存量など Farmers_Energy

□バイオマス賦存量


>原材料1?で生産できる燃料は0.035?、石油を補うには土地が足りないような気がします。


エネルギーの年間消費をザクッと原油換算すると

日本の年間エネルギー消費 : 4億キロリットル

原油輸入量 : 2.5億キロリットル

バイオマス賦存量 : 2000万キロリットル

ということなので、ご指摘の通り、現在の原油輸入量を全てバイオマスでカバーするのはおそらく困難でしょう。



□農業の年間エネルギー消費

一方で、農業の年間エネルギー消費は日本の年間エネルギー消費の2%程度ですのでこれを原油換算すると

農業の年間エネルギー消費 : 800万キロリットル

となり、理論的にはバイオマス賦存量の4割程度でしかありません。農業・農村に絞れば可能性が出てきます。


詳しくは:http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071001


□バイオエタノールを生産するエネルギー


>バイオエタノールを生産するのにそのエネルギーの1.24倍のエネルギー


これが本当だとすると、バイオマスエタノールを生産するのは非効率的となりますので選択肢から外れますね。

>それ以前の問題として、技術が実用化されれば日本国内より生産費が安くなる海外にプラントを持っていかれるので結局のところ農村では自給自足できないのでは?と思います。

原油価格が高騰した後は、輸送コストがネックになると思われます。


[11]>9 アルコール燃料情報、ありがとうございます! Farmers_Energy

原油価格次第では、輸送コストが跳ね上がってしまいます。日本の食料とエネルギーの自給率の低さはリスクであるとしか考えられません。近い将来には、食料とエネルギーは各国での「地産地消」が基本となるのではないでしょうか。


やはり方向としては電化でしょうか。マイクログリッドで地域の電力網をネットワークし、小水力、バイオマス、太陽光、風力等で分散的に発電を行う。農業機械等は燃料電池で動かす。という方向の様な気がしますね。


[12]最低でも数百年は未来のお話でしょうが miharaseihyou

化石燃料の枯渇と工業の衰退により「農業で食料生産した方が儲かる」という時代が来たとしたら、自給自足するでしょう。日本の江戸時代の農村社会の構造は驚くべき自給率を示していました。100パーセント以上ですね。鎖国していた時代には余剰生産で最大数千万人を養ったのですから。何でも手作業で体力勝負の時代だったようです。少しは楽かな。

村の発電所では米を分解して作られた燃料で小規模な発電が行われ、共同の冷蔵庫を稼動させ、夜には各戸に電灯が灯るでしょう。


[13]>12 バイオマスの賦存量 Farmers_Energy

農林水産省の「国産バイオ燃料の大幅な生産拡大について」という報告書によりますと、バイオマスの年間賦存量は原油換算で2000万キロリットル程度とのことです。


ちなみに日本の原油輸入量は年間2.5億キロリットルとのことで、バイオマスの年間賦存量はその1/10にもなりません。


しかし、農業での年間エネルギー消費量は800万キロリットルと推計され、バイオマスだけでもなんとか乗り切れる可能性があります。


個人的にはバイオマスより小水力が好みではありますが、いずれにしてもこれらのシフトチェンジは数百年というオーダーではなく、諸外国の対応を見ても100年以内の話ではありそうです。


詳細:バイオマスの賦存量


[14]>13 リンク先間違えました Farmers_Energy

詳細:http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20071001


[15]昔出来たのだから今でもできる qjpem028

牛に引かせて畑を耕し、

山で採ってきた薪で煮炊き風呂・暖を取り、

菜種油で夜の明かりを灯します。

移動はもちろん馬。

今ある物を捨てれば言いだけです。


[16]>15 江戸時代 Farmers_Energy

江戸時代後期の人口は3300万人程度で安定したとのこと。

人口を3300万人程度まで落とせば何事も可能ですね。


[17]>16 江戸時代の食糧生産は現状では不可能です miharaseihyou

産業エネルギー構造の変化により極限までの省エネルギー社会に移行したとすれば、現在の都市や工場などのハードウェアは最優秀の農地に転用できる土地を塞ぐ障害物となります。

電力不足でエアコンが利用不能になった高層建築は住む人も無く、巨大な堆積物として食糧生産を阻むでしょう。エネルギーが少ないということは、工事の能率も極端に落ちます。大自然を開墾する以上の労力を必要とする難事業が全国で展開されるか、見捨てられたかつての都市が砂漠化するかの二択になるでしょう。


[18]>17 ネオ江戸時代 Farmers_Energy

現在、日本のカロリーベースの自給率は約40%。そして人口1.3億人の40%は5200万人です。

2105年の日本の人口は4459万人になるとの推計がありますし、おそらく4500万人くらいであれば、今の耕地のまま開墾しないでもなんとかなるのではないでしょうか。

もちろんエネルギー問題から都市は縮小するかもしれませんが、一方で農村の過疎化には歯止めがかかるわけで、そんな“ネオ江戸時代”もあながち悪くないなと、個人的には思います。


[19]>18 農薬や化学肥料がほぼ絶たれる(生産と輸送両方の問題があるので実用的な価格での販売はほぼ不可能)分はマイナス要素になります miharaseihyou

金属汚染や農地の不足もあるので、不足分を残された技術では補いきれません。現在の多収品種は農薬と化学肥料の二つ抜きでは生産不能です。開墾できないとなると生産量は半減ですね。

それと、食料の輸送、貯蔵の問題もあります。この二つが二桁ぐらいは縮小されるとみて間違いないでしょう。となるとその分のマイナスも大きい。それなりに努力しても総合で一割でしょう。


[20]>19 金属汚染は知りませんでした Farmers_Energy

農薬と化学肥料を必要せずに現在と同レベルの収量を確保する稲作は不可能ではありません。

ただし土壌などの「金属汚染」の知識が私にはありませんので、これは判断がつきません。すみませんが「金属汚染」についての報告書などございましたら教えていただけませんか?

あと、生鮮食品などの輸送と貯蔵の問題はありますね。このあたり、いわゆる新エネルギーの可能性についてはどうお考えですか?


[21]>20 植物は金属を嫌います miharaseihyou

農薬に含まれる有機水銀など(PCBに代表される殺虫剤です)は既に禁止されています。つまり最悪の重金属汚染は最小限度で済みそうです。しかし、農地以外での除草剤の散布はあります。「クサノン」とか「ラウンドアップ=ハイロード」などホームセンターなどで大々的に売っているアレです。人手不足から、業務用だけでなく一般でもかなりの量が使われています。メダカが住めない用水路では将来が心配です。病虫害の被害が激しくなるなどが考えられます。強い品種ほど普通は収量が落ちます。ハイブリッドの品種は連作にも弱い。種子産業の作った一代限りの品種も問題です。種が採れないので使えませんし、新しく導入された品種に交雑するなどが考えられ、問題が発生する危険があります。

要するに同じ土地を全く違う形で運用するには問題が多いので、計算したほどの収量は、特に安定した収量は(収量が人口に直結すると考えて間違いありません)望むべきではありません。

それよりも、開墾されるべき土地の汚染が心配です。工業用地で亜鉛や砒素などの汚染が発覚した例は多い。違法投棄された旧式のトランス一つでも(PCB入り)谷をひとつ汚染するには充分です。そこまでではなくても、ただの鉄でも農作物には良くないのです。

実際に作物を育てた事があれば理解できるのですが、釘やアルミ、銅などの金属片がある周辺では作物の収量や質が落ちます。

つまり、普通の住宅地や工業用地でも農地に転用した場合は極端に収量が落ちる可能性が高いのです。それも少なく見積もっても数十年と言う長期間に亘ってです。農民が石や金属片を丹念に除去し続け、施肥や輪作など、それなりに苦労した上でです。

また森は大切な農業の後背地ですが、管理や運用のノウハウが失われて、単一種の植林がなされている点も無視できません。その森にも殺虫剤の散布(松くい虫の防除などのためです)が行われています。

数十年程度の準備期間では人口のかなりの部分が無駄に失われる危険性があるということです。


[22]>21 人口問題 Farmers_Energy

なるほど、参考になります。


食糧・エネルギー問題は人口問題と密接に関係しているようです。


現在の1.3億人の食料を賄うのは大変ですが、統計が示すように100年後の日本人口が4500万人程度になっているとすると、金属汚染等で単位面積当たりの収量が落ちたとしても、さらなる人口減少の要因にはならない程度には農産物を生産できているのではないかと想像します。


根拠は薄いですが(笑)


[23]>22 江戸時代の人口が三千万人で「安定した」という意味を考えて欲しい。 miharaseihyou

当時は農地と人口のせめぎ合いが安定状態を作ったということです。具体的には口減らしをしながら、収穫が少なければ女の子を女衒に売り、男の子を丁稚奉公に出して、水呑み百姓では飢え死にもあったでしょう。だからこそ、人口の圧力によって内戦(明治維新)が起こったのです。濡れ半紙一枚での子供の間引きなど当時では当たり前でした。

他国からの侵略も考えられますし、自然農法だけでは国体の維持が困難なのです。


[24]>23 人口で見る日本史 鬼頭宏 Farmers_Energy

私は、江戸時代がなぜ3000万人で人口が安定したのかにつきましては、「人口で見る日本史」(鬼頭宏)に書かれている内容を支持いたします。

また、将来的に農村のエネルギーは、小水力を軸としたマイクログリッドを採用することで自給されてゆくのではないかと考えております。

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