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作家の村上春樹の良さがわかりません、教えてください。

読書の話題になると「村上春樹なら読んだことあるよ」と言い出す人によく出くわしますが、
村上春樹の良さがわからないのでうまくリアクションできません。
気の利いたことも言えないので「でてくる料理が旨そうだよね」とか言ってごまかします。

私はアンチではないです。最低5冊は読んでいると思います。
ですが、ノーベル文学賞に近いと言われているのに、
ほかの有名作家の本を読んだときのように「さすが!」と思うことがありません。
ほのぼの、というか、(申し上げにくいですが)悪く言うと淡々、スカスカ、という印象です。

リアルで「感性がないやつだ」と言われるのが恥ずかしいのでこちらで質問します。
お願いです、村上春樹の良さを語ってくれませんか?

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●質問者: nhate
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 書籍・音楽・映画
✍キーワード:村上春樹 ごま とある アンチ スカスカ
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 11/11件

▽最新の回答へ

1 ● sainokami
●20ポイント

nhateさんがおいくつかわからないですが、

個人的に、村上春樹の小説は思春期のモヤモヤウラウラした時期に読むものだと思います。

思春期を脱したのか最近の作品を読んでも楽しめませんでした。


淡々、スカスカの表現がかえって個人の思い出なんかと結びついて読む側に都合の良いように解釈させるということもあります。

押しつけがましくないという感じです。

私は反対にこのスカスカ感というか透明感が好きです。


ちなみに、表現方法が全然違う町田康とかも好んで読んでます。

◎質問者からの返答

回答ありがとうございます。

たしかに、思春期に読んだ、鳥だかホタルだかを屋上から放つ短編は良かったなーと今でも思い出します。

短編を読んだ記憶が自分の思春期と絡まって思い出してしまいます。今、30代です。


「透明感」、キーワードですね。


2 ● カイロマンサ智香子
●20ポイント

26歳・女性です。

わたしも村上春樹は学生時代にはまりました。

出てくるお料理が美味しそうなのも魅力のひとつですよね。

女性の友達で村上春樹のよさを語り合ったところ、

アンバランスな女性からもちゃんと魅力を見出してくれる視点が

自分に自信を与えてくれるからいいねと言うところに落ち着きました。


男性の友達の場合は、

華麗な文章とそのなかに隠されたジョークがいいといっていました。

ぱっと見にはまじめなことを書いてあるんだけど

よく見ると、ああ!ジョークだこれ!という発見の喜びとでも言いましょうか。

どちらにしても、読者に花を持たせてくれる文体が彼の魅力なんだと思います。

◎質問者からの返答

友達とのお話、とても参考になります。

>アンバランスな女性

>隠されたジョーク

ここらへんもキーワードですね。

アンバランスといえば、TVで「ママ帰ってきて?」と叫んだという女の子のエピソードの意味がわからなくて心に引っかかってるのを今思い出しました。


3 ● kappagold
●20ポイント

nhateさんの意見も、至極まっとうだと思います。

入り込める人には、すばらしい作品だと思いますし、入り込めない人にはどこが面白いのだろうかと思う作品でしょう。

私は、最初は村上春樹の頃の作品を読んで、読みやすくて割と面白いぐらいの評価でした。そして「ノルウェイの森」が出版されたときにも読みましたが、恋愛物に興味のない時期であったためもあり、あまり面白くありませんでした。

しかし、皆が「ノルウェイの森」は面白いという時期に来て、(何年も経っていましたが)、再度読んで見ると、今度はその物語の中に入り込むことが出来てすばらしいと感じました。

例えて言うなら、落ち着いた綺麗な音楽を目をつぶって聞きながら、好きな情景を思い浮かべているような感じ、そんな感じでした。読むというより、感じる、というものでした。

多分、その時期その時の感情・感性にぴったりとはまったのだと思います。

今、再度読み返して、同じような感じを受けるかと聞かれたら、違うと思うと答えます。今の自分で、読んでしまうからです。私は、作品から受けたイメージを変えたくないので、多分、もう一度は読まないと思います。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。

「好きな情景を思い浮かべているような感じ」

昔、ノルウェイの森を読んでなんとなく同じようなことを少しだけ感じたのを思い出しました。



sainokamiさんもおっしゃってるように読み手の自由度が高いことが魅力のひとつでしょうかね。


4 ● mododemonandato
●20ポイント

どんな人でもさくさく読めるのは、そのように気を配って文章を組み立てているからです。

具体的にはなるべく口語的な表現を使い、文のリズム感を大事にしているようです。

文のリズムを作るために、短文を繋げて叙述したり、短文と長文を組み合わせたりと、普通の人には判らないような所で、かなり工夫しています。

そこまで気を配るのが、超一流の技と言うものでしょう。

もちろん内容も伴なっていなければなりませんが。

他には判り易い表現の中に、隠喩といいますか、表面的な意味の下に二重の意味を持たせて表現している事も、かなり優れた技術と言えましょう。

隠喩によって普通に読んで読み過ごした文も、後から読み返すと、別の意味を見出せる仕組みになっております。

そのような所も所謂、玄人好みのする作家と言う感じで、世界的な評価が高いのでしょう。

はっきりいって文章を読み解く力がかなり必要な、読者を選ぶ作家です。

本を楽しむためには、あまり技術的な事は気にするべきではありませんが、人と語り合う時には言及しても良いと思われます。

◎質問者からの返答

回答ありがとうございます。

私もまだまだなのかもしれません。

おっしゃるように世界的な評価が高いということは、海外の翻訳出版では日本語のリズムを翻訳で壊さないようにかなりな配慮しているのでしょうかね。

翻訳者を調べて面白いことが見つけられたら、通っぽい話題にできますね。


5 ● ksh
●20ポイント

文学に限らず、表現(音楽、絵、その他)に対する好みは人それぞれの感性だと思いますが、村上春樹氏の作品は、小説、コラム、ノンフィクション全般に渡って「言葉のひとつひとつを平易にした上で、全体を俯瞰した時、独特な世界観を、読者に押し付けることなく主張する」という点が、すごいと思っています。

例えば、あるジャンルについて詳しくないと読めなかったり、ある種のイデオロギーが正しい・間違っている、という前提でないと理解できないようなものを極力避け、不特定多数の読者が読めるようにするための文章を書くために、技術を駆使していると感じています。

その上で、作った世界観を「すばらしい」と感じる人が多いことが評価されていると思います。

ミュージシャンや画家がしっかりした基礎の上で、奇抜な表現を使わずに作り出した音楽や絵のように感じます。

なので、質問者さんが「スカスカ」と感じられるのはそれはそれで別に問題ないと思います。

ちなみにフィッツジェラルド等の翻訳ものを読むと、全然翻訳のような感じがしないです。作業としての翻訳でなく、村上氏自身が読んで感じたことを村上版に直しているような感じです。小説の舞台となる時代や場所が現代の日本だったら村上春樹氏の作品だと思ってしまうかもしれません。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。

「独特な世界観を、読者に押し付けることなく主張する」ですね。


以下余談ですが、

私もフィッツジェラルドが良いと村上さんが書いてるのを読んで野崎訳で読んだ一人です。

そして村上訳も何冊か読みましたが、村上ワールド全開でびっくりしました。

「翻訳としてこれ、アリなのかな?」と気になりました。

自然とああいう文体になるのならそれはそれでいい(仕方ない)のかもしれませんが

mododemonandatoさんの仰るように工夫して村上調に仕上げているのでしたら

色々と思惑が絡んでのことかと深読みしてしまいますが。


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