http://q.hatena.ne.jp/1195666116でも挙げましたが、京都吉兆・嵐山本店を推します。
ジャンル
懐石
予算
一人4万円?
三ツ星の理由
味は文句なし、ワガママを聞いてくれる、一見さんOK、庭(見学は要予約)・建物・器は素晴らしい。漆塗りの机もいいものです。月ごとにコースは決まっていますが事前に言えば別の料理に差し替えてくれます。(物によっては追加料金が必要なことがあります)あと、私は興味ありませんがワイン類の品揃えも言いようです。
お勧めのメニュー
コースで決まっているし一品ごとに素晴らしいものですが、印象に残っているものをあげるなら
ふぐの福石焼 分厚く切ったふぐを石焼し、あんこうの肝で作ったタレで
吸い物 どれも素晴らしい
伊勢海老 刺身で出てきましたが、霜を絶妙の加減で入れてます
蟹みそ 白味噌で汁に仕立てたもの
飯物 白ご飯ともう一種類でてきます。鮑の炊き込みご飯に肝ダレをかけたもの、牡蠣はフライとそうでないものを入れたものが印象的でした
香の物 松茸、トロの漬物は他で食べたことがない
ありがとうございます。「鮑の炊き込みご飯に肝ダレ」うまそう!
東京版ではもれていましたが、吉兆は定評ありますよね。
船場吉兆の問題はさておき、一度は訪れてみたい店の一つです。
http://www.kyoto-club.com/nakahigashi.html
草喰なかひがし
美山の無農薬野菜や、旬の山菜、川魚を使った懐石料理が味わえる。自然の恵みを生かした料理の味付けは繊細で、盛り付けも美しい。
カウンターが12席と2階に10席程度のお店ですが、カウンター内に鎮座する浅いえびちゃ色のおくどさんと炭床は圧巻です。
食材や料理のイメージがかなり刷新されます。妙な言い方に聞こえるかもしれませんが、食事も進歩している感じを受けるお店です。
ありがとうございます。なるほど。予約の取れない有名店ですね。銀閣寺の近くなんですね。
恥ずかしながら、丸っこいお釜のアレを「おくどさん」と呼ぶのをはじめて知りました。
清和荘
思うに、ミシュランの星の基準っていわゆる高級料理店の雰囲気と料理の見た目・味、そしてシェフと客のコミュニケーション(対応能力)によるものだと思います。
前者2つを満たす店はかなりあると思いますが、最後のコミュニケーションという点が満たせない店が多いのではないかと。
その点を考えると、清和荘は三つ星クラスだと思います。
なるほど。ありがとうございます。伏見の料亭旅館ですね。年に5?6回、京都に行きますが、関東から行って伏見に泊まろうというのは、こういう目的でもないと考え付かないかも。
あと、確かにシェフやスタッフと客のコミュニケーションって、名店・老舗だろうが新規オープンの店だろうが、千差万別ですよね。もちろん、年月をかけて熟成された明らかに上質なサービスというものもあると思いますが、当然、客のほうも千差万別なので万能というわけにもいかず。ミシュランがどのように客観的な採点をしているのか、興味あります。
老舗のちもとなんかは選ばれそうですね。
http://www.kyoto-club.com/chimoto.html
だいたい先斗町らへんのお店は格式が高くて、何件か選ばれそうな気がします。
一見さんお断りのお店も多いですが。。。
個人的には卯庵とかが好きだけど、どうなんでしょうか。
草喰なかひがしは私もオススメです。
ありがとうございます。参考になります。
ミシュラン京都版の問題は、一見さんお断りをどのように扱うか、という点にありそうですね。外国人旅行客向けというミシュランのニーズを考えると、扱わない、というか、そもそも調査員が入れなかったら扱えないでしょうね。そういえば吉兆も東京本店は紹介が必要だったかと。