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ポール・グレアムの「新しいものを作る6つの原則」を翻訳しました。
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20080224

原題は"Six Principles for Making New Things"で、原文は以下です
http://www.paulgraham.com/newthings.html

英語に強い方、ぜひ訳文にアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。

●質問者: lionfan
●カテゴリ:ビジネス・経営 コンピュータ
✍キーワード:アドバイス ポール・グレアム 翻訳 英語
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● たも
●35ポイント ベストアンサー

和訳で読みにくいと思った点だけ見ました。多分に好みの問題ですので、取捨選択してください。

(1)

We were just a couple guys in an apartment, which did not seem cool in 1995 the way it does now.

この which は前の節全体ではないかと思います。つまり、

「私たちはアパートで仕事をする冴えない二人組だった。こういう形態は今でこそクールだが、1995年当時はそうでもなかったのだ。」

みたいなことを言いたいのだと思います。

「(1995年には、それは現在、私たちが思うほどにはクールではなかった)」

としてしまうと、「それ」がViawebを指すように読めてしまいます。

(2)

It sounded serious and difficult.

私の誤読かもしれませんが、前後のつながりを考えると、

「それが重要で困難な部分だと思っていたのだ」

という感じでいいのではないでしょうか。

(3)

Series A rounds は以下参照。

http://en.wikipedia.org/wiki/Series_A_round

「ごく初期段階」でもイマイチなので、「シリーズ A ラウンド」とするしかないかも。

(4)

M.O. は「方法論」かな?

http://en.wikipedia.org/wiki/M.O.

(5)

Delivering solutions in an informal way means that

instead of judging something by the way it's presented,

people have to actually understand it, which is more work.

「それらしき何か」って、どこから出てきたのでしょう。

ここの present は deliver の同意語だと思います。

「普通と違う方法で解決策を提示するということは、人々がその提示方法で判断せず、本当に理解しなければならないということであり、これは労力のかかることである。」

とか?

(6)

someone following this strategy

ここの this strategy は、その前で説明されている著者の m.o. のことですよね。

だったら「私の戦略」のほうが読みやすいかもしれません。

(7)

「というのも、他の人々がちゃんとしているように見せようとすることであきらめるすべての利点を得られるからだ。」

ここの主語をうしろに持ってきて、

「というのも、ちゃんとしているように見せようとするあまり他の人々があきらめているすべての利点を得られるからだ。」

とすると、少し読みやすいかもです。

(8)

「(a)それらに印象的に見せるために費やす努力」

「(a)印象的に見せるためそれらに費やす努力」

のほうが好みです。

(9)

「特にそれらが古い慣例や、うわべだけもっともらしいことをしようとして惑わされているような。

本当の問題は何かを理解して、それを必ず解決してほしい。」

「特にそれらが古い慣例や、うわべだけもっともらしいことをしようとして惑わされているようなことを。

本当の問題(とは何か)を理解して、それを必ず解決してほしい。」

のほうが好きです。

英語では間接疑問を気軽に使いますが、日本語では重いので「本当の問題」だけでいいと思います。

◎質問者からの返答

ttamoさま、ありがとうございます。それでは修正いたします。


2 ● nofrills
●35ポイント

こんばんは。今できる分だけですが……。


The fiery reaction to the release of Arc had an unexpected consequence:

Arcのリリースに対する火のような反応から、予期しないことがわかった。

「火のような反応」という日本語はあまり見ないので、fiery は「激しい」などもっと明確な訳語(「批判」であることがわかるような訳語)を与えたほうがよいのではないでしょうか。また had an unexpected consequence の unexpected は、「予期していなかった」です(not 「予期しない」)。


As I was mulling over these remarks it struck me how familiar they seemed.

こういった言葉をじっくり考えて、そんな言葉にどれほど長くつきあってきたかを思い出した。

「翻訳」としては、原文の意味合いをもっとストレートに伝えた方がここは効果的なのでは。まず、I was mulling over these remarks で「言葉をじっくり考える」はどうなのだろう(「言葉を考える」は日本語ではあまり言わないし、言うとすれば「発話する人が、自分が言う言葉を選ぶ」というときに使うのでは)という点があります(「こういった言葉について (= over) じっくり考える」でよいのかもしれません)。それから、familiar を「長くつきあってきた」とするのは、実際にグレアムがそういう態度を取ってきた(「なにごとにも批判はつき物だ」という態度で、批判には特に反論していない、とか)のならよいのですが、そうでなければ単に直訳というか、「なじみがある」とか「よく見る」とかいった訳語で表した方が原文に忠実です。


When we launched Viaweb, it seemed laughable to VCs and e-commerce "experts."

私たちがViawebを始めたとき、ベンチャー・キャピタリストと電子商取引の「専門家」には、笑い飛ばせるもののように見えただろう。

この laughable は「ばかばかしい、取るに足らない、箸にも棒にも引っかからない」という意味です(「笑い飛ばせるもの」は「深刻なダメージを与えるものではない」という意味ですよね)。また、文尾の「?だろう」は英文にはありません。「?にはlaughableに見えた」と断言しています。


Viawebは彼らが見た最初のウェブ・ベースのアプリケーションだったため、それは単なるウェブサイトに見えた。

ここは文章の構造からいって、この前の部分(「彼らにとってのアプリとはウィンドウズのアプリのようなものだった」の部分)より印象に残るような日本語にしなければ筆者の意図が伝わらないので、「?に見えたのだ」と語尾を重々しくすることをお勧めします。


They were even more contemptuous when they discovered that Viaweb didn't process credit card transactions (we didn't for the whole first year).

Viawebはクレジットカードの取引を処理しなかったと知ると(私たちは最初のまる1年、そうしなかった)、彼らはさらにバカにした。

《時制の一致》の箇所まで過去形にしているので、訳文が非常に読みづらいです(誤読の可能性がある)。


Startup funding meant series A rounds: millions of dollars given to a small number of startups founded by people with established credentials after months of serious, businesslike meetings, on terms described in a document a foot thick. Y Combinator seemed inconsequential.

起業のために資金を集めようと思ったらシリーズAラウンドしかなかった。数ヶ月の真面目でビジネスライクな会議のあとで、厚さ1フィートの文書に記述された信任状とともに少数のスタートアップに何百万ドルもの資金が提供される。Y Combinatorは取るに足らないように見えた。

ちょっとこの文は直前(It seemed laughably lightweight.)とのつながりがなくて唐突なので意味を取りにくいかもしれませんが、この翻訳文だと、Y Combinatorでseries A roundのスタートアップ資金を得ることに成功した、ということに読めます。でも実際にはそうではないですよね。自分たちのアプリは、アプリのことをわかってない投資家が鼻で笑うようなものだったから、いろいろと大変だった、という話ですから。英文で見ると、このパラグラフは、

The initial reaction to Y Combinator was almost identical. It seemed laughably lightweight. Startup funding meant series A rounds: millions of dollars given to a small number of startups founded by people with established credentials after months of serious, businesslike meetings, on terms described in a document a foot thick. Y Combinator seemed inconsequential. It's too early to say yet whether Y Combinator will turn out like Viaweb, but judging from the number of imitations, a lot of people seem to think we're on to something.

の太字部分から「Y Combinatorはlaughably lightweightに見えて、inconsequentialに見えた」ので、どうなったのか……の話なのですが、その「どうなったのか」が書かれていません(肝心の部分が!)。私はグレアムについてはあまり詳しくは知らないのですが、話の流れからして「Y Combinatorがあまりにお手軽なものに見えたから、VCは資金を出さなかった(が、Y Combinatorは好評だ)」ということではないかと思います(もし、事実として全然外していたらごめんなさい。英文から読める範囲で書いています)。


で、

Startup funding meant series A rounds

は、「スタートアップ資金とは、シリーズAラウンドのことを言った(のことだった)」という意味でしょう。このあとにコロン(このコロンは「つまり」などという日本語で表すのがよいでしょう)を挟んで続く部分は、series A roundsの説明です。

millions of dollars given to a small number of startups founded by people with established credentials after months of serious, businesslike meetings, on terms described in a document a foot thick.

↓ ※ここの構造の取り違えもあるみたいです。ご確認ください。

millions of dollars

└─ given to a small number of startups

└─ founded by people with established credentials

└─ after months of serious, businesslike meetings,

└─ on terms described in a document a foot thick.

millions of dollars given to ... は過去分詞による後置修飾。「ごく少数のstartup(←英語のままですみません、考えるスピードと各スピードと変換のスピードが合わないので……訳文では「起業」にしてください)に提供される何百万ドルもの資金だ」。


その「ごく少数のstartup」を修飾しているのが、founded by people with established credentials なので、「established credentialsのある人々によって設立されたごく少数のstartupに提供される何百万ドルもの資金だ」。また、このcredidentialsは物体としての「信任状」ではなく、比喩的に用いられているのではないかと思いますが(なぜなら、物体としての信任状を言う場合にはestablishedという形容詞は不要だから……と考えたのですが)。(「翻訳」にはなりませんが「その筋からの信頼のある人たち」という意味だと思います。)


after months of serious, businesslike meetings, は、「何ヶ月にもわたってseriousでbusinesslikeな会議を行なったあとで(……に提供される資金)」。on terms described in a document a foot thick は「厚さ1フィートにもなる書類の束に書かれた条件にもとづいて(……に提供される資金)」。これをまとめて、何ヶ月にもわたってseriousでbusinesslikeな会議を行なったあとで、厚さ1フィートにもなる書類の束に書かれた条件にもとづいて(……に提供される資金)」。


また、訳語の話ですが、「ビジネスライクな」という日本語は「情の入らない」といった意味合いを感じさせるので、ここの businesslike は「いかにもビジネスという感じの」などと訳出したほうが正確ではないでしょうか(要するにグレアムは「かっこうだけはいかにもビジネスしてますって感じだけど、何を話し合ってるんだかね、そもそもあの連中の目はフシアナだし」という当てこすりをやっている箇所だと思います)。あと、けっこうどうでもいいんですが、「1フィート」は、日本語の文書ではメートル法に換算して「30センチ」などとすることが多いです。


At first the default reaction of the Slashdot trolls was (translated into articulate terms): "Who is this guy and what authority does he have to write about these topics? I haven't read the essay, but there's no way anything so short and written in such an informal style could have anything useful to say about such and such topic, when people with degrees in the subject have already written many thick books about it."

初めのころ、Slashdotの荒らしたちのデフォルトの反応は次のようなものだった。(まともな言葉に変換すると)「こいつ誰? この話題についてどれだけ権威があるっていうの? エッセイは読んでないけど、でもその話題については、すでに学位を持った人たちが分厚い本をたくさん書いている、っていうのに、すごく短くてくだけたスタイルでありながら、このテーマに関して何か役に立つことを言えるなんてありうる?」

まず、カギカッコ内の日本語が、スピーチレベルがばらばらな語・フレーズが混在していて、スラドっぽさがないというか「荒らし」っぽさがありません。それと、translated into articulate terms の articulate は、distinct の意味ではないでしょうか。それをわざわざ translate と書いているのは、グレアムの「いやみ」ではないかと思います。つまり「自分はこういう言葉遣いはしないが、連中の口ぶりはこういうふうだ」という態度表明。


スラドの悪口雑言の箇所、楽しそうなので試訳してみましたが、イマイチですね……まあたたき台にでも使ってください。

「こいつ誰? こんなこと書いてるけど何様? エッセイは読んでないが、こんなに短くてタメ口みたいな文体で書いてあるやつに、○○ (←such and suchの訳語が思いつきません)のことでなるほどってことが書かれてるわけがない。第一、そのテーマで学位取った人がもう何冊も分厚い本を書いてるのだし」


途中までですみませんが、とりあえずこんなところで。

◎質問者からの返答

nofrills様、ありがとうございます。修正いたしました。

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