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アクロレイン (acrolein)(別名:アクリルアルデヒド、プロペンアルデヒド)について人体への毒性(どのように人体に作用するか、頭痛など具体的な事例)について、出典付きでご教示ください。(出典は書籍名orURLにて)

また、グリセリンを熱した際に意図せず生成される場合があると聞いたのですが、その妥当性(本当か?)について、また真の場合、加熱時の条件などをその出典とともにご教示ください。(出典は書籍名orURLにて)

質問しておいて恐縮ですが当方化学についてはまったく詳しくありません。調べる必要があって調べています。

●質問者: kame10
●カテゴリ:科学・統計資料
✍キーワード:アクリル アルデヒド グリセリン プロ レイン
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

1 ● MEI-ZA-YU
●22ポイント

http://www.nihs.go.jp/hse/ehc/sum1/ehc127.html

>動物およびヒトにおいて、アクロレインの反応性は実際上はその暴露部位に限局し、

病理学的知見もこれらの部位に限定される。

・・・・・

アクロレインは細胞毒性物質である。in vitroの細胞毒性は、0.1mg/lの濃度において観察された。

本物質は、種々の経路を介しての実験動物およびヒトへの単回暴露後において強い毒性を示す。

その蒸気は眼および呼吸器官に刺激を与える。

液体アクロレインは腐食性の物質である。

エタノール中の(ethanolic)アクロレインによる刺激性皮膚炎の無有害影響(NOAEL)は0.1%であることが見出された。

アクロレイン蒸気に暴露されたヒトのボランティアによる実験では、

最小有害影響量(lowest‐observed‐adverse‐effect level:LOAEL)は0.13mg/m3であり、

この濃度では5分間以内に眼に刺激を生じさせる。

さらに、気道への影響は0.7mg/m3以上において明らかである。

より高濃度の単回暴露においては、気道上皮の変性・炎症性続発症・呼吸機能発達の低下が認められる。

・・・・

これらの試験の限定された特性を考えると、実験動物におけるアクロレインの発がん性は不十分と考えられる。

その結果、アクロレインのヒトに対する発がん性の評価を下すことも不可能と考えられる。

アクロレインによる刺激と健康影響を生じさせる閾値は、臭覚に関しては0.07mg/m3、

眼への刺激では0.13mg/m3、鼻の刺激と眼のまばたきに対しては0.3mg/m3、

呼吸数の減少については0.7mg/m3である。

都市部において、アクロレインの濃度は0.03mg/m3を越すことはまれであるため、

正常な状況においては不快あるいは有害な濃度に達することはないと考えられる。

水生生物に対するアクロレインの高い毒性を考慮すると、

本物質は工場の排水・漏洩に近い場所および殺菌剤としての使用においては、水生生物にリスクをもたらす。


http://www.safe.nite.go.jp/management/data/66/4.html

>また、アクロレインは様々な食物や飲み物に含まれているとの報告がある (EU, 2001; GDCh BUA, 1994; IPCS, 1991)。

食物中に含まれる主な理由として、グリセリンの脱水反応が挙げられており、

動物油や植物油に含まれているグリセリンが加熱されると、アクロレインが生成するとの報告がある (EU, 2001)。

このことからアクロレインが加熱調理過程で生成することも報告されている (EU, 2001; 環境省, 2003)。


2 ● gasto
●22ポイント

アクロレインのMSDS化学物質等安全データシート

http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/01084252.pdf

です。

毒性は4〜5ページに書いてあります。

ちなみに区分1~3は

http://hozen2.epc.kanazawa-u.ac.jp/rabel.htm

のページの下部に詳しく濃度が書いてあります。

LD50はその薬物を摂取した動物の半数が死亡する濃度です。


3 ● hornistyf
●23ポイント

アクロレインのリスク評価書

http://www.safe.nite.go.jp/management/data/66/initrisk.html

8章に人体への作用の実例が掲載されています(表8?2)。

毒性は、タンパク質の-SH基という部分にアクロレインがくっついてしまうことによるようです(8.1.d毒性発現機序)。

その他生物への影響等詳しく載っているので、かなり専門的ではありますが役に立つと思います。


合成に関しては、「工業的には、グリセリンの高温の蒸気を硫酸マグネシウムに通じてアクロレインを得る。」とWikipediaにはあるので、グリセリンをその沸点(290℃)以上に熱すれば出ると思われます。あいまいですみません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A...


4 ● Leclerc
●23ポイント

化学物質の毒性等については、安全性カードが詳しいです。

・アクロレイン

http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0090c.html

質問1の毒性については、この身体への暴露欄を参照すればよいでしょう。

・グリセリン

http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0624c.html

質問2の生成については、

化学的危険性:加熱すると分解し、腐食性のアクロレインフュームを生じる。

にあるとおり、生成します。

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