摩擦を抑えるのなら、上質のシリコンオイルが一番です。液もスプレーなども売られている。
金属に対しても一番溶融性を発揮しませんし、皮膜は薄く均一に広がって、臭いも少ない。
潤滑性は抜群です。耐熱性も高い。数百℃までは性質が変わらない。
蝶番や鍵の内部、建具などの滑りを良くする、電動工具や刃物の防錆潤滑など、一番優秀です。
シリコンオイルの欠点は粘着力が弱い事。
工業用のギアやワイヤーなどには粘着性の高いモリブデングリースなどが使われます。
シリコンオイルはCRC556よりはマシだと思う。
キーオイルの変形として「鍵穴の薬」という、ボロンパウダーのスプレーも使った事がありますが、これも鍵が相手であれば優秀な製品でした。
http://www.web-takigawa.co.jp/kagiana-kusuri2.htm
ボロンはとても固い金属です。磨耗がどうか、不明ではある。
回答が付かないようなので、多少なりとも参考になれば幸いです。
回答ありがとうございます。
手持ちのエレクトロルーブは20年ぐらい前にはやった接点復活剤なんですが、シリコン系で潤滑剤としても人気が高いんです。(シリンダに1滴たらすとエンジン絶好調みたいな。)
シリコンオイルでもピンからキリまであるみたいですね。
一番の目的は息漏れをなくすことなのですが、もともとのクリアランスが数μmなどというとんでもないオーダーなんです。ローターは真鍮にニッケルめっき、ローターハウジングは真鍮削りだしです。
「楽器用」に限らずこんな潤滑剤がある、という話でも結構です。
http://www.kure.com/line_up/mechanical/index.html
呉工業は工業用のメンテナンス用スプレー製品ではトップメーカーです。
エレクトロニッククリーナーは油汚れやほこりが付いた面を掃除するのに使った事があります。
速乾性でスプレーするだけで汚れだけがキレイに落ちてくれます。CRC556よりもデリケートな部品用です。ただし、スラッジは無理かもしれません。
協力なクリーナーだと「レトラクリーン」という製品があります。
上記のサイトのメンテナンス製品にあります。
電気部品だとふき取り工程は必要無い場合が多いのですが、ミクロン単位なら微細な汚れが残るかもしれないので、乾かないうちにふき取った方がいいかも。
前処理した上でオイルでしょうか。
それと拭き取りには不織布を使った方がきれいにふき取れます。
私の場合は電気スイッチの接点なので、そのまま乾かせて、このメーカーのコンタクトスプレー(置換性オイル)を使いますが、これは鉱物油とケロシンのブレンドです。
これは薄い皮膜を作って電気接点を復活させるためのスプレーです。
ちなみにわたしは呉工業の回し者ではありませんが、工業用ではどうしても頼ってしまう。
シリコンオイルでは、良いのは小さなオイラーに入った製品で純度99.9%とか書いてあるのを見た事があります。
やはり、ピンきりですね。
パーツクリーナー、ブレーキクリーナー、無水アルコール、シンナー、
もちろんキムワイプも。
Oリング用のシリコングリスがあったな…
http://www.drilube.co.jp/dri/dia/1.html#pc
微細な隙間をナノカーボンで埋めるという手ですが、ハッキリ言ってホルン相手では実験になります。
実験は別に出来ますが…怪しさ120%ですね。
クラスターダイヤってなんじゃい。
だから、実験なのですが・・・ 。
だだっ広い平面に、丘や谷がいっぱい有って、それを埋めるのに細かい粒を振り掛けてやるイメージですかね。
金属の面はミクロン単位で見ると凸凹が多く、谷を埋めるにも通常の粒子では谷の深さ以上の直径があったり、分子間の距離が粒の大きさにより広がって剥離してしまう割合が多くなる。
ナノカーボンだと細かいので、穴埋めに入れられた砂のように、平面をより平滑にする事ができます。
ただし、砂を固定するのは分子間の引力と重力だけですから、表層部は常に浮動するでしょう。
要するに隙間を少なくする効果がある。ただし「どの程度の効果があるかは不明」です。
前出のボロンパウダーも原理は同じようなものです。
本題からはどんどん脱線しますが、
60Cとかと思いました。ダイヤモンドの微細粉末を集めてクラスターとはいかがな物かという意味です。「隙間をうめれば引っかかりはなくなる。」はよくわかります。
エッチングしてテフロンを塗りこみますか。