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メタフィクションの傑作を紹介してください。
ジャンルは問いません。本でも映画でもなんでも。

最近のラノベとかで、ガジェットとして使われているものではなく
メタフィクション性を追求したものでなんかすごいのをよろしく

●質問者: yuugani
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 書籍・音楽・映画
✍キーワード:ガジェット ジャンル メタフィクション ラノベ 映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 7/7件

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1 ● liquidfish
●100ポイント

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

  • 作者: 舞城 王太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 新書

舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』


サンドイッチ状の構成で、メインパートに挟まれた形で

ぶっとんだ感じのストーリーがいくつか入ります。

メインパートの主人公は小説家です。


『世界の中心で愛をさけぶ』のパロディらしいですが、

セカチューの方は私は読んでいません。

全然関係なしに、普通に面白いです。



新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫) すぐそこの遠い場所

『クラウド・コレクター』『すぐそこの遠い場所』

独特な小説(?)です。2冊併せて楽しむのがお勧めです(後者は図鑑のような本)。

単行本の『クラウド・コレクター―雲をつかむような話』は読んでいませんが、文庫版と構成が結構違うようです。


クラフト・エヴィング商會の本はメタフィクション的なのが多いような気がします。

写真集っぽい『じつは、わたくしこういうものです』など。


内容に踏み込んで詳しく書いた方が良いでしょうか?

(その際はコメントで補足致します)

どちらも個人的にはかなり好きな本です。

◎質問者からの返答

舞城は初期の作品の方が好みだったりします。

そういえば、メタ的な部分はそのころからありましたね。


内容の踏み込み具合はお任せしますが、その本を読んでみたくなるような批評もセットだとポイント高いです。

Web上リソースの紹介でもかまいません。。

http://members.jcom.home.ne.jp/miurat/kyosu.htm

こういうのは好み。


2 ● kanan5100
●40ポイント ベストアンサー

トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)

トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)

  • 作者: ロレンス・スターン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

トリストラム・シャンディ 中 (岩波文庫 赤 212-2)

トリストラム・シャンディ 中 (岩波文庫 赤 212-2)

  • 作者: ロレンス・スターン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

トリストラム・シャンディ 下  岩波文庫 赤 212-3

トリストラム・シャンディ 下 岩波文庫 赤 212-3

  • 作者: ロレンス・スターン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • メディア: 文庫

レターズ〈1〉 (文学の冒険シリーズ)

レターズ〈1〉 (文学の冒険シリーズ)

  • 作者: ジョン バース
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • メディア: 単行本

レターズ〈2〉 (文学の冒険シリーズ)

レターズ〈2〉 (文学の冒険シリーズ)

  • 作者: ジョン バース
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • メディア: 単行本

かなり手強いですよ。

◎質問者からの返答

手強そうw

やっぱりポストモダン文学ってなっちゃいますかねー

いままで敬遠してたんですが


3 ● tue
●80ポイント

物語がメタ的な物。

ドグラマグラ

夢野久作 小説

cure

黒沢清 映画


うる星やつら2ビューティフルドリーマー

押井守 映画 この人の脚本監督作品はほとんどそうですが。


刑務所の前

花輪和一 漫画


蜘蛛女のキス

プイグ 小説



美術からいくつか、


エッシャーの騙し絵全般。

大使たち

ホルンバイン

ラスメニーナスの為に

ベラスケス

シュルレアリズム全般。


美術や文学などの批評は、

テクストと作者と歴史と批評家等が混在し、

非常にメタです。

◎質問者からの返答

たとえば、絵の中に骸骨があるよって言われても

私なんかはふーん、それでおもしろいの?で、終わっちゃうんですけどね。

そういう意味で西洋美術の文脈を知らずともエッシャーが楽しめるようになるGEBはすばらしかった。



>美術や文学などの批評は、テクストと作者と歴史と批評家等が混在し、非常にメタです。

紹介するに足るおもしろい批評はないんでしょうか?


4 ● くろば
●100ポイント

紙葉の家

紙葉の家

  • 作者: マーク・Z. ダニエレブスキー Mark Z. Danielewski 嶋田 洋一
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • メディア: 単行本


黒地に家という文字だけが藤色になっている美しい装丁。カバーをはずしても美しさは損なわれない。カラー写真のコラージュ。裏表紙は家のポラロイド写真。そして本文にある全ての「家」という文字が藤色になっている。ページをめくると早々にこの本の仕様についての説明があるがここからすでにフィクションは始まっている。現実と空想の境界をなくそうとする演出だ。凝った文字の配列が特徴で時には本を逆さまにしなければならなくなるほどである。

物語は無限の構造を持つ家とその家にかかわるネイヴィットソン一家のビデオテープによる記録、それに註釈を付けて解説するザンパノ老人の書いた「ネイヴィットソン記録」、それにまた註釈を付けるトルーアント氏の解説と彼自身の物語、さらにトルーアントの母の手紙などで構成されている。つまり3重以上の構造を持ったメタフィクションである。

紙葉の家(House of Leaves)とはどういう意味か。物語も終わりにさしかかったころ同名の本のページを一枚ずつめくって燃やしていくシーンある。自分が燃やしているシーンについて書かれた本を自分が燃やしているということにもなる。これはメタであり本書の構造を示している。

またLeaveには離別という意味もある。孤独なまま死んでゆく老人、狂気に落ちてゆくトルーアント、精神病院で死んでゆく母、そして夫婦の心が離れてゆくネイヴィットソンの物語のいずれもがまさに離別という問題を扱っている。

地獄に通じているような家という設定はホラーSFの古典「異次元を覗く家」を連想させられる。その迷宮を探検する様子を映したビデオは映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」である。たしかにホラーという体裁をしている。だが底辺にあるテーマは別離であり、それこそがこの小説の多重構造の骨格となっているのだ。

文才がないため、批評文はAmazonから引用させていただきました。

◎質問者からの返答

このレビュー見る限りは好みっぽいです。

お気軽に感想でも書いてもらっていいですよ。


5 ● quintia
●50ポイント

物語の魔の物語―異形ミュージアム〈2〉メタ怪談傑作選 (徳間文庫)

物語の魔の物語―異形ミュージアム〈2〉メタ怪談傑作選 (徳間文庫)

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • メディア: 文庫

表題の通りのテーマで編んだ短篇集です。編者自身が「絵のない『騙し絵』の世界」と表現しています。

ショートショート?短篇にあたる枚数の作品ばかりなので物足りないと感じるかもしれませんが、どれも素晴らしい作品でした。

トップを飾る小松左京の「牛の首」が秀逸です。

ここにあらすじを書こうとすると、その時点で作品のメタ・フィクション性に絡め取られてしまうために、それができません。


映画だと

マウス・オブ・マッドネス<dts版> [DVD]

マウス・オブ・マッドネス<dts版> [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 2001-05-21
  • メディア: DVD

あたりがメタ・フィクションとして成立していると思います。

あからさまではなくて、見終わったあとでちょっと考えてみると……、という控えめな(しかし明らかにテーマはそこにあると思える)ところも含めて好きです。

◎質問者からの返答

レムを読んで、ここからさらに発展させた最先端はどこまで行ってるのかなーっていう疑問から初めてみたもので、現実的にここで紹介されたものすべてを体験するわけにもいかず、時間対効果も考えると短編は個人的にありがたかったりします。


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