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ジブリ漫画、風の谷のナウシカに登場するドルク族の僧侶が、口元に呪文の書いた布をつけていますが、これの元ネタ、意味など分かりましたらおしえて下さい。


●質問者: demati
●カテゴリ:政治・社会 芸術・文化・歴史
✍キーワード:ジブリ ドル 僧侶 元ネタ 呪文
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● IAMTHESUN2
●60ポイント

ご存知だと思いますが、アニメ版からは、土鬼(ドルク)諸侯連合の描写はカットされています。宗教色の排除が目的だと思われますが、基本的にアニメ版でもマンガ版であっても、そこの登場する宗教について、ある特定の宗教を連想させる描写は問題になりやすいので(内容が内容なので)、「そのもの」は存在しないと思います。着想のもと(元ネタ)は、状況証拠から推理していくほかないと思います。


推理は、「風の谷の舞台はどこか?」→「僧侶の宗教はなにか?」→「その宗教に口元の布のしきたりはあるのか?」の順番(ロジック)で進めています。


(周りくどく申し訳ないです。お暇であれば最後までお付き合いください)


風の谷の舞台はどこか?

「風の谷」の舞台は、「フンザ」であると一時期うわさになったようですが、このフンザのwikiに次の記述があります。


宮崎駿自身は「(風の谷のイメージは)中央アジアの乾燥地帯なんです」と雑誌の対談で明言している。



中央アジアの乾燥地帯といえば、旧ソ連邦に属したカザフスタン、 ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスタンや中国の新疆ウイグル自治区を指します。

しかし、漫画にでてくる土鬼の民族衣装(帽子や衣装など)は、モンゴルのヤク帽や騎馬民族衣装のデールを想起させるもので、モンゴルが一番可能性が高いと考えます。


ちなみに、この地帯の宗教は、キリスト教、イスラム教、仏教が該当します。


僧侶の宗教はなにか?

ナウシカがチククと出会う聖地には次の描写があります。


◆仏像らしきもが安置されている。

◆僧侶は座禅を組んでいる。

◆僧侶は剃髪している。

◆漢字のような象形文字を使っている。


以上から「仏教」に特定可能だと思います。


仏教に「口元に布のしきたり」はあるのか?

想像ですが、モンゴルの「仏教」(ラマ教)=チベット仏教が、土鬼諸侯連合の宗教のベース(ネタ元)になっているように思われます。


ただ、仏教に「口元の布のしきたり」はないんようですONZ。


しかし、ここで僕の頭に浮かんできたのが、チベット仏教でのワンシーン。

(土鬼のマニ族(相正)の「マニ」という言葉と結びつきますが…)


マニ車をまわすシーン

マニ車の中には「オム・マニ・ペメ・フム」などのマントラ(真言)が書かれた経文が入っており、これを一回まわすと経文を全部読んだことになる便利なアイテム。


冒頭でも述べましたが、特定の宗教を連想させるのはよろしくないので、マニ車を回す代わりに、口元にマントラの書いた布つけ、息をした数だけ、経文を全部読んだことにするといった発想になったのではないかと想像します。


マントラは、詠唱の合計数が12万5000回に達した瞬間に、どんなに不可能に思える望みでも、願いが確実に聞き届けられる威神力を獲得できるそうです。有名な空海の虚空蔵菩薩求聞持法(真言を百万遍念誦する)とルーツは同じです。インドでは、パンデットと呼ばれる僧侶階級の人々が、少年時代から数万回も繰り返し詠唱しながら修行しているそうです。


超常の力を持つて、神聖皇帝である兄ナムリスの実権を奪った弟ミラルパが思い出されます。



まとめ

「口元に呪文の書いた布」は、チベット仏教(ラマ教)のマニ車から着想した。この布を口元につけた僧侶は、マニ車を1回転して得られる功徳同様に、息をした数だけ、布に書いたマントラ(真言)を唱えたことになり、威神力を獲得できる。

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