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YKKが事業不調により繰延税金資産300億円を取り崩すこととなったとの記事がありましたが、
?何に対する繰延税金資産だったのか?
?なぜ取り崩さなければならなくなったのか
について、ご教示いただけないでしょうか?


●質問者: doudemoiiyo
●カテゴリ:ビジネス・経営 経済・金融・保険
✍キーワード:YKK 繰延税金資産
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● mare_caldo
●35ポイント

?何に対する繰延税金資産だったのか?


http://www.ykk.co.jp/japanese/corporate/financial/securities/pdf...

71ページに繰延税金資産の内訳が記載されています。これを見ると、主要な要因は退職給付引当金にあることが分かります。


一方、取り崩した額は、307億円とされていますので、

http://www.ykk.co.jp/japanese/corporate/g_news/2009/20090303.htm...

やはり退職給付引当金がらみと推察されます。


?なぜ取り崩さなければならなくなったのか


これもプレスリリースの引用になりますが、

「YKK APの繰延税金資産の取り崩しは、今後数年間は非常に厳しい事業環境にあるとの認識の下、早期の利益回復は見込めないとの経営判断から、2009年度からの中期経営計画のスタート前に前倒しで処理することによります。」


要は、しばらくの間十分な利益が出そうもないので、繰延税金資産の回収可能性が低下し、資産計上をやめることにしたと読めます。繰延税金資産と回収可能性の関係については、以下が参考になります。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1414053...

◎質問者からの返答

大変わかりやすい説明ありがとうございました。

YKKに限らず、昨今、繰延税金資産の取り崩しというキーワードが出てきて気になっておりました。

おかげ様で今後は、その背景を読めることができます。

それにしても、退職引当金に300億円も当てているというのは多すぎでは無いでしょうか?

ほぼすべての引当金を取り崩すというのも異常です。

これは来期以降のV字回復の演出準備ということなんでしょうか?


2 ● cherry-pie
●35ポイント

繰延税金資産というのは、将来発生するであろう税金の前払い予測計上というものです。

厳密に話をすると、なかなか、経理をやっている人でもわからなくなるものですので、

概要だけ話すとこんな感じです。

利益がでると推測した上での計上ですので、その分、利益も増えている場合でないとできません。

ですが、YKKは利益がでないと判断し、その分減らすことになり、繰延税金資産を減らすということは、費用(税金)が減るという事になります。

繰延税金資産は何に対する・・・という質問がありますが、税金の調整に対して行う処理ですので、わかりやすく言えば将来発生する出あろう税金に対して、つまり、将来の利益に対してとなります。

なぜ取り崩すのかといわれれば、将来の利益確保が難しいと判断したため、となります。

十分な利益が見込まれる場合にのみ計上する科目です。

http://q.hatena.ne.jp/

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