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"Waking Life"という映画で、以下のようなやりとりがあるのですが、

ー引用ー
「そうそう。聞いた話なんだけど、ティモシー・リアリーは自分が死ぬ時に、自分の肉体が死んでかつ脳だけはまだ生きている瞬間というものが楽しみだ、って言ったらしいよ。体が死んだあとも6分から12分間、脳の活動は続くんだってさ。で、夢の中の感覚で1秒間ていうのは、起きてる時より、、、遥かに長く感じるよね。言ってる意味わかる?」

「ええ、わかるわ、本当に。例えば私が目を覚ましたときに10時12分だとするじゃない、で、また眠りに戻って、長い、複雑で美しくて、数時間も続くような夢を見て、また起きると、まだ10時13分。」

「そう、その通り。だからリアリーの言うその6分から12分の脳の働きが、自分の全人生であることだってありえる。つまり、君はその人生の出来事全てを振り返る老人なんだよ。」

ー引用終わりー

ここで、語られている「体が死んだあとも6分から12分間、脳の活動は続く」という現象は、
果たして本当に存在するのでしょうか?
または、存在するとした場合、医学的には、この現象は何と言うのでしょうか?

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●質問者: ゆうぷぺ
●カテゴリ:学習・教育
✍キーワード:3分 Life うそ ティモシー・リアリー 人生
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 5/5件

▽最新の回答へ

1 ● totsuan
●20ポイント

>「体が死んだあとも6分から12分間、脳の活動は続く」という現象

”体が死んだ”瞬間をどのように定義するかによって、多少意味合いが変わってくるかと思います。

少なくとも心臓が停止した状態は含まれるとして、後はその他の兆候を含むかどうかです。

1)心臓停止のみ(あるいは血流停止)を指し示す状態→”心停止”状態あるいは”心臓死”

2)生命兆候(呼吸・心拍の停止、対光反射など)が全て消失した状態→個体の”死”

なお、2)や「法医学的死亡状態」では心臓・肺・脳全ての不可逆的な機能停止によって規定される為、この状態だと肉体全体が包括され、質問者の希望する状態とは考えにくいために除外します。また厳密に考慮するならば、この場合における脳血流は正常状態からほぼ瞬間的に断絶されたものと考えます。老衰や病気などによって徐々に心臓の機能が弱ってくる場合では、血流も少しずつ少なくなってきますので、その分各細胞の予備能も消費され、後述する「心停止=0」から脳の細胞死までの時間は短くなります。

”心停止”状態になると全身への血液供給が止まりますので、全身の組織はわずかな血液を使ってかろうじて代謝活動を継続します。しかし、エネルギー源の枯渇や老廃物除去効率の低下などといった細胞内外の環境悪化によって細胞の活動は次第に弱まり、最終的には全ての細胞が死に至る事(=細胞死)になります。ただ、細胞死に至る時間は組織によってかなり差があります。

臨床の現場では、脳の機能停止については対光反射や自発呼吸の有無などで判定しますので、今回のような場合にはひとまず”心(肺)停止”状態と定義できます。医師が死亡診断を行うまでは対象は”死亡していない”(=個体死の状態にあると認めていない)ので、救命処置を積極的に行って対象の生命活動再開を促すわけです。しかし、一般に後遺症なく蘇生出来るまでの時間は5分以内とされており、これ以降は例え心拍が再開しても意識が戻らなかったり、仮に外界の刺激に反応できる程度まで意識が回復したとしても何らかの後遺症を残すとされています。おそらく、「6分から12分間」の根拠とは、心停止の瞬間(あるいは血液循環停止状態)を「0」と定義して、そこからの何らかの脳機能の推移を計測したデータの統計結果によって導き出されたものと思われます。

まとめますと、:

・心停止から固体死を診断できるまでの時間を指し、いわゆる”心肺停止状態”と捉えられる

・何らかのデータ解析に基づく時間であるが、測定条件によってその時間の幅は変化しうる

・その間、必ずしも脳が生命活動に対して有効に機能しているとは言い難く、徐々に機能停止に至る

お粗末さまでした。

◎質問者からの返答

ご回答ありがとうございます。なるほど、死の定義は、生きている側からの見地に過ぎないのですね。


2 ● bg5551
●20ポイント

実際にギロチンで死刑が行われていた時、化学者のアントワーヌ・ラヴォアジエは、

自身がフランス革命で処刑されることになった時、処刑後の人に意識があるのかを

確かめるため、周囲の人間に「斬首後、可能な限り瞬きを続ける」と宣言し、

実際に瞬きを行なっている。

15分間も反応があったという記録もありますが、意識がどこまであったかは確認の

使用がないためわかりませんが、首が切られた後でも多少の意識は残っているそうです。

http://x51.org/x/06/05/0417.php

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%B...

◎質問者からの返答

けっこう有名ですよね。そのセルフ人体実験。>自身がフランス革命で処刑されることになった時 というのは初耳です。人間の死も、そして生も、医療の発達とともに不自然になってきてますよね。ひょっとすると、年間三万人は不自然な死じゃなくて、自然な死なのかもしれないですね。


3 ● Hyperion64
●20ポイント

脳死の取材から切り込んで、臨死体験についてもまとめた立花隆の

書籍がかなり網羅的かつ科学的に紹介しています

「臨死体験」文春文庫

http://www15.plala.or.jp/lively-p/Tachibana05.htm

脳死状態から蘇生する例もわずかながら知られているんですね。

ただ、それが「自然科学」の対象かどうかは微妙です。

ついでながら作家ムージルが死ぬ寸前に起こるという人生パノラマ現象(その人生の出来事全てを振り返る)を持ち出して、人は永遠に死なないと言ってます。

死ぬ直前になるとパノラマ現象が始まり、幼児から死ぬ直前まで再生する。そのパノラマ現象の中で、また幼児から死ぬ直前まで再生する、....以下同文。

◎質問者からの返答

ティモシーリアリにしても作家ムージルにしても、科学者ではないところが面白いですね。結局、研究というものの性質上、客観性からしか研究できないという側面が大きいですよね。究極的には、死んでみなきゃ分からないって話ですものね。けど、脳が無事な状態で死を迎えるなら追体験は可能かもしれませんが、何らかの外傷を負ったりすると「人生パノラマ現象」を追体験できなくなりそうですね。爆死とか。


4 ● azukiazu
●20ポイント

http://www.yume-net.ne.jp/dome/worldpl/03_shojo/03_03_01.htm

心臓が停止し、全身に送られる血液循環が完全にストップすれば、5?10秒ほどで意識がなくなり、30?60秒で呼吸が停止し瞳孔は散大します。諸臓器のうち、とくに脳は酸素不足に弱く、3?5分で神経細胞の働きは不可逆的状態となる

◎質問者からの返答

ちょっと調べていたら、afterglow /2 残光, 余光, (過去の)快い追想, 楽しい思い出/ というものがあるそうです。あくまで、行って帰ってきた人はおらず、都市伝説でしかないかもしれませんが。


5 ● kinnoji7
●20ポイント

世界の殆どの国で「脳死は人の死」とされ、脳死下での心臓、肝臓、肺、腎臓などの移植が日常の医療として確立されています。しかし、日本の臓器移植法では、臓器を提供する意思がある場合に限って「脳死を人の死」としています。人の脳は大脳、小脳、脳幹(中脳、橋、延髄)からなっています。このうち、どの部分が障害を受け、機能を失っているかで、全脳死、脳幹死、植物状態とに分かれます。

脳死には、大脳と小脳さらに脳幹がすべて障害を受けて機能しなくなった「全脳死」と脳幹が機能を失った「脳幹死」があります。脳幹死の場合は大脳はまだ機能は失っていないが、やがて大脳も機能を失い全脳死に至ります。

植物状態とは、大脳の機能の一部又は全部を失って意識がない状態ですが、脳幹や小脳は機能が残っていて自発呼吸ができることが多く、まれに回復することもあり脳死とは根本的に違うものです。

http://www.okayama-zouki.or.jp/noshi.html

◎質問者からの返答

勉強になります。

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