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現在の国家観すなわち「ネーションとしての国家」という枠組みを基準として考える「ナショナリズム」という概念が生まれたのは近代以降のことであり、歴史の浅い新しい考え方ですが、以下のことについて正確でわかりやすい資料等をご教示ください。サイト以外にも書籍・論文等でも結構です。
・近代の「ネーション」という発想、ナショナリズムという思考回路が生まれた歴史的経緯
・近代の「ネーション」という発想、ナショナリズムの日本における受容の経緯
・ナショナリズムの誕生と「国境」の誕生についての歴史的経緯
・「ネーション」的な国家観が生まれる以前の国家観そのものの歴史
※ここでいう「ナショナリズム」とは、いわゆる右翼民族派的な偏狭なものに限らず、ネーションとしての「国家」という概念をもとに考えることととらえてください。たとえば「和語・外語」ではなく「国語・外国語」というふうに「国」という単位・枠組みを基準にして考える思考がどのようにして生まれ、定着してきたかということを知りたいのです。

●質問者: 松永英明@ことのは
●カテゴリ:政治・社会 芸術・文化・歴史
✍キーワード:サイト ナショナリズム 偏狭 単位 右翼
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● Hyperion64
●35ポイント

世界的な定説ではベネディクト・アンダーソンの「想像の共同体」がよろしいかと。

こちらに手際の良い概要があります。

http://home.att.ne.jp/apple/tamaco/Yutenji/000326Souzouno.htm

ネーションが生み出す幻想は、思いこみによる神話・伝統の作り込みにまで及びます。

戦前の日本などはそれに近いのでしょう。いわゆる「創られた伝統」というやつです。

日本についての研究は丸山真男がいの一番に名指さしされるのではないでしょうか。

丸山真男の思想史研究は幕府解体時の国民主義形成について切り込んでいるようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E7%9C%9E%E7%94%B...

◎質問者からの返答

「想像の共同体」は定番のようですね。しっかり読んでみたいと思います。

今、「創られた伝統」で検索してみたら、同タイトルの本が見つかりました。伝統的だと思われているものが実は新しいという英国の事例を集めているようですが、question:1237434446でわたしが質問したのと同様の考えのようで、興味深いです。

「幕府解体時の国民主義形成」には非常に興味があります。水戸学→国学→明治維新とつながる思想的な流れの中で作られた日本のナショナリズムが、西洋的ナショナリズムとどのように関係しているのか、というところがポイントになるのではないかと推測しています。

さらによい資料がありましたらぜひご教示ください。


2 ● into-reeperbahn
●35ポイント ベストアンサー

ベネディクト・アンダーソンの著作と同様に世界的な古典として、アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』が著名です。

また、日本のナショナリズム研究としては小熊英二『単一民族神話の起源』などが定番でしょうか。

しかし、このように羅列的に挙げていくと切りが無いので、大澤真幸編『ナショナリズム論の名著50 』などを参照することをお勧めします。

ナショナリズム論の名著50

ナショナリズム論の名著50

  • 作者: 大澤 真幸
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • メディア: 単行本

◎質問者からの返答

あ、そういうのをまとめた参考書があったのですね。このあたりをとっかかりに読んでみたいと思います。

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