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貴金属市場と、産業での使用の関係について詳しい方がいたら、教えてください。(詳しい方とは、ググる人のことをいいません。)
機軸通貨のドル、またはユーロ等の通貨不安が増大すると、貴金属の価格は当然上昇すると思います。しかし、貴金属には通貨としての側面と、材料としての側面があります。金、銀、銅、レアメタルは産業で使われており、あまり高くなると多くの物価の引き上げにつながってしまうと思います。
この価格バランスは貴金属市場では、どのように評価されているのでしょうか。しばしばニクソンショック以前の兌換に戻すべきだという議論を見かけますが、そんなことをしたら貴金属の価格と資金需要は釣り合わず、貴金属の価格がとてつもなくなり、端的にいうとコンピュータもメモリーも多層プリント基板も作れなくなってしまいます。

いろいろ探すのですが、貴金属の産業で使われる側面についての考察を見かけないので識者の意見を知りたいです。いわしとしますので、経済に詳しい人の議論も歓迎いたします。

●質問者: RON
●カテゴリ:経済・金融・保険
✍キーワード:いわし ググる コンピュータ ドル ニクソンショック
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

[1]う?ん seble

て感じなので適当に、、

市場での価格高騰による実需への影響では少し前のプラチナ、パラジウムの関係が一つの参考になると思います。

プラチナは貴金属以外に工業製品、特に自動車の排ガス触媒に必須でかなりの量が使われていました。

しかし、技術開発によりパラジウムが使用できるようになり、1/4程度の価格のパラへシフトしていきました。

が、パラは商品市場がいびつで、実需は日本が多いため取引量も多いのですが、やはりアメリカの市場が大きな影響を持ち、かつ取引量が少ない事に目を付けた投機家がパラの価格操作を画策しました。

日本の先物市場で価格が上がらないように時間をかけてパラを買い、十分買い玉を貯めたところでアメリカの市場で積極的に買い、価格を釣り上げました。

結果として価格は高騰し先物取引停止にまで追い込まれました。

自動車メーカーも音を上げ、パラから再びプラチナへ転換し、結局、工業用途しかないパラは値崩れして元の価格に落ち着きました。

先の投機家は数十億か数百億ぐらいの利益を上げたでしょう。

(もちろん、損をした人間が同額分だけいる)

このような投機に対して、一定の制限がかけられるような規制も多少はできたようですが、いずれ、別の穴を見付けた人が同じような事をするでしょうね。

ただ、産業における貴金属の比率は絶対額で言えば大した事はないので、パラが上がったからと言って自動車の価格がすぐに何十万も上がるような事はなかったですね。

鉄がそのぐらい上がれば可能性はあるし、石油の影響も大きいです。

しかし、石油高騰時のように、影響が大きい物が上がり過ぎれば経済そのものが停滞してきて消費も落ちるので、それなりにバランスが取れてくる事になります。

金に限ると10倍になったとしてもPCが10倍になる事は有り得ません。

pcの価格のうち原材料の金が占める比率はかなり低いからです。

また、金は産出量が減ってきてはいるものの、市場に出回っている量が膨大なので、リサイクルを積極的に行う事でかなりの量を確保する事ができます。

pcだけに限って言えば、過去に生産したpcを回収する事で新規生産の金や銅程度は十分まかなえるぐらいはあります。

回収にコストがかかるし、他のレアメタルは知りませんが、、

レアメタルに関しては各社頭を悩ませているようですが、それを使わないような技術開発に望みを託すしかないのでしょう。

(もしくは月などで探すか?)


[2]そうですね I11

質問の趣旨は、レアメタル市場における通貨価値と素材価値の価格バランスの評価方法ということでよろしいですか? 専門的知識を求める質問は極力人力検索で質問してください。またいわしあであっても、適切な回答には適切なポイントを配分してください。

通貨価値は通貨価値としてだけで成立しているものでなく、素材価値の上に成立しています。ゆえに、レアメタルの価値は、貨幣価値の低下によるレアメタルの通貨価値の相対的な上昇といった要素だけではなく、素材価値の価値強度の変化によってもレアメタルの通貨価値は変動します。

素材価値がどのように構成され変動するかという点ですが、たとえば、貴金属は製品としての使用が想定されていますが、貴金属を使った製品の大半は、その貴金属を使うことなく代替素材と代替技術を使うことによってその貴金属を使わずに製品を作ることは可能です。ですから代替素材を使った生産ラインが作られたりすると、貴金属の素材価値は下がってその貴金属の価格は下落します。

しかし、そうした方法を使って製品を生産すると、一時的には代替素材で安く生産できたとしても、生産を続ける(ということが想定される)ことによって本来貴金属ではない代替素材が“貴金属化”して価値が上がってしまうという現象が発生し、結局貴金属を使っているのと同じことになってしまい、貴金属の価値が上昇していきます。プラチナ→パラジウムへのシフトはその例ですが、それ以外にもさまざまなシフトパターン“代替素材の貴金属化”が存在します。

ただ、代替素材を豊富に供給できる場合、代替素材の貴金属化はある程度避けられるため、たとえば「代替素材をたくさん供給するための生産工場の開発」などといった経済要素があると、貴金属の素材価値は下がっていき、それに応じて貴金属の通貨価値も下がっていきます。

このように、貴金属の素材価値は、生産側の生産体制や代替素材の供給体制の変化によって上昇下落再上昇と大きく変化します。

兌換に戻すべきとの議論に問題があるというご指摘は、前述のように代替素材使用による貴金属価格下落の局面も存在しますが、結論としては仰る通りだと思います。というか、貴金属を大量に使う生産関係者が投機家と連携して、貴金属市場でルール違反ギリギリのところで金融利益をあげている、という側面もあります。

ここはいわしですのでこれ以上のくわしい回答が必要な場合は人力検索でご質問ください。


[3]>2 あまり ttakao

私が短く書いているところを、むつかしい言葉で改めてご説明くださりありがとうございます。最後の「結論として」以降で、大量に扱う場合は市場外取引があるということで納得しました。


[4]>1 大事な点ですね ttakao

一番目は、特定の素材がレアなものだとしても代替品が出てきて、それにシフトするだけの価値があれば、特定の素材の価格は結果的に安定する、ということですね。

二番目は、特定の素材の価格が上昇すると、採算のあわなかった製造法(金の場合は廃品回収)でもペイするようになり、価格が少し落ち着くということですね。オイルサンドと同じですね。

三番目は、全体の量が多いと、本当の欠乏状態にはならないから、先物市場でのリスクヘッジで産業に使う側は済む。本当に欠乏すると、先物市場すら成立しない、と。

示唆に富むご意見、ありがとうございます。こういう「う?ん」な感じのご意見をいろいろ伺いたかったので「いわし」にしました。

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