まさか1時間ほどで9件も登録されるとは……
皆様ありがとうございました。
どちらかというと死を乗り越えていく過程を主題としたものが見たかったわけで、
復讐ものを探しているわけではなかったのですが、質問の仕方が悪かったですね。反省しています。
「ドラゴンクエスト?」の第4章
マーニャとミネアが義理の父親のかたき討ちに出ます。
ファイヤーエンブレム?聖戦の系譜?
前半で親編を戦い、後編は子供編を戦います。
親をどんなふうに育てるかで子供に影響が出ます。
江國香織の短編「デューク」(「冷たい夜に」に掲載)
飼い犬が死に落ち込んだ女の子を人間の姿になった犬と1日だけデートする話です。
歌なのですが
沢田知可子「会いたい」
ジーンときます。
息子の部屋
2001年 イタリアの映画です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32773/story.html
四人家族の息子が亡くなった後の家族の姿と、息子のガールフレンドを描いています。
家族をひとり失っただけでくずれる家庭内のバランス、残された人間が喪失をどう受け止め向き合っていくか。
そういった心のバランス、あり方を淡々と誠実に丁寧に写しとった映画です。
描いた、という言葉を使うよりも写しとった、と表現したいと思ったことを覚えています。
華やかな事柄や劇的な事柄は起こりません。
視点も、あまり各人物に入り込まず、あくまで自分が一家の身近な傍観者になったような距離感です。
心が痛くなる、けれどとても質の高い作品でした。
邦画です。
『CASSHERN』紀里谷和明監督(デビュー作)
世界が大戦を経て荒廃と化した時代。東(あずま)博士は重い病に陥った妻を蘇らせるために新造細胞を開発。しかし、実験体にされた新造人間が反乱を起し、無数のロボットで人類を絶滅させようとするが、ただ一人、驚異的な戦闘力を身につけた鉄也(キャシャーン)が新造人間とロボットに立ち向かう。
ネタバレをすると面白くないので、あまり細かくは書けませんが、”愛するが故に、呪いの力を借りてまでも死んだ家族を生き返らせようとしてしまう”作品です。長期にわたる戦争という時代背景によって人・街がどう変わっていくか?愛する妻のためにある種の狂気を持って人間のスペアを研究する博士の心情、研究の実験体とされた新造人間と呼ばれる者の心情などが絡み合う映画です。
そのアニメと明らかに違うストーリー・これまでにない映像は、アニメのキャシャーンのファンや、映画評論家からは酷評されています。映像的・内容的には決して分かりやすい映画ではありませんが、唐沢敏明の演技とラストのストーリーの繋がりに面白いと感じました。
この映画は、登場人物や時代背景が完全にフィクションなので、見ていて理解できない点が出てくるかもしれません。映画版のパンフレットに詳しく書かれているらしいのですが、こちらのサイトで疑問点を検証しているようですので、映画を見ることがあれば参考にして下さい。
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/5501/casshern1.html
また映画を見た後は、宇多田ヒカルさんの『誰かの願いが叶うころ 』のPVを見てください。これだけで感動します。この映画が評論家に宇多田さんのPVの”まえふり”だとか、”長いプロモーションビデオ”とか酷評された理由が分かります。
「西の魔女が死んだ」
http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E3%81%AE%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3%...
学校へ行けなくなった少女が、「西の魔女」おばあちゃんと暮らし、「何でも自分で決める」という魔女の修行?をしていく物語です。小説のほうが泣けます(=おすすめです)。