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色彩や色彩感覚は、大脳新皮質の視覚野の働きによるものでしょうか。
言葉があるから、色を識別あるいは記憶できるのでしょうか。
言葉なしで、色を見分けることは難しいのでしょうか。
具体的な事例や体験談など歓迎いたします。

●質問者: ShinRai
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 科学・統計資料
✍キーワード:体験談 大脳新皮質 感覚 視覚 記憶
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 9/9件

▽最新の回答へ

[1]動物実験で色彩弁別が可能 adgt

必ずしも人間と同等の言語が必要なわけではない。


[2]狭鼻猿類(ヒト科,オナガザル科)の色覚中枢 shinok30

>言葉があるから、色を識別あるいは記憶できるのでしょうか。

言葉を持たないヒト以外の多くの動物も色を識別していますから,

「色の識別に言葉が必要」ということはないと思いますよ

ヒト以外の動物の色覚については

>色彩、あるいは色彩感覚というものは、どうもヒトだけがもつもののようです。

>いったい、いつ、どこで、どのようにして、ヒトが色彩あるいは色彩感覚を

>獲得したかを教えてください。

http://q.hatena.ne.jp/1243693849

にも回答したので,詳しくはそちらを参照してもらいたいのですが,

ヒト(やヒトと相同な色覚を持つオナガザル科のサル等)の場合,

他の多くの動物と同様に,色の情報は,後頭葉の第一次視覚野に伝えられ,

最終的には大脳底部副側溝にある第四次視覚野(V4)にある

色覚中枢で色を感じていると考えられています

>外界から入る色の情報は、この3種類の錐体の相対的な活動性の違いとして

>感受され、小型の網膜神経節(もうまくしんけいせつ)細胞を介し、大脳の

>第一次視覚野(しかくや)に伝えられ、私たちは最終的には色覚中枢で色を

>感じます。これが色の感覚、すなわち色覚です。

http://health.goo.ne.jp/medical/search/10A90700.html

>大脳皮質第一次視覚野のコラム構造

>? 第一次視覚野は後頭葉に位置する。

http://www2.ic.sie.dendai.ac.jp/seitai/講義5.pdf

>サルやヒトの脳には沢山の視覚野がある

>図1 大脳皮質の視覚野は目に映る映像をその位置関係を崩さずに

>大脳皮質表面に投影している。但し、目の水晶体(レンズ)を通過

>することにより、カメラと同様、上下と左右が逆転している。この

>図では視野の縦の中心が○で、視野の水平線が×で、視野の周囲が

>△で表示されている。左の図はサルの右脳を描いているので、右脳

>には左視野が投影される。また上下逆転により、視野の上は大脳皮質

>の下方に、視野の下は大脳皮質の上方に投影される。この視野のマップ

>を手がありとして大脳皮質の後ろの部分(後頭葉)にある第一次視覚野

>(V1)、第二次視覚野(V2)、第3次視覚野(V3)、V3A野、

>第四次視覚野(V4)、第五次視覚野(V5、別名MT野)などが

>同定できる。

http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/brain/21/index-21.html

>視覚の神経心理学的アプローチ

>人間の視覚機能を脳の機能局在説を元に考えると、視覚機能を実現する

>脳の領野の多くは後頭葉に集中しています。マカクなどのサルを用いた

>動物実験によって、観察者の視点に依拠する『初期視覚』が脳のどの部位

>によって行われるのかが明らかにされています。

>大脳新皮質の後頭葉の外側にあるV1(第1次視覚野)、月状溝と下後頭溝に

>かかっているV2(第2次視覚野)、月状溝の前部にあるV4(第4次視覚野)、

>上側頭溝の内部にあるV5(第5次視覚野)やMT野などによって初期視覚の機能

>が担われていることが分かっています。

>後頭葉全域に分布している視覚野は、同じ視覚機能を担当しているとしても

>細かい機能分担が為されているのではないかと考えられており、V1やV2では

>物体の輪郭や両眼立体視の情報処理が行われていると考えられています。但し、

>その機能分担は、脳の領域(場所)によって明確に線引きできるものではなく、

>多くの場合、情報伝達過程の経路の独立性や分離性はそれほど高くありません。

>色彩や形態の知覚はV4、運動の知覚はV5というように視覚機能も機能局在説に

>従っているとされています。また、記憶機能を司る側頭葉と場所の近いV4

>(第4次視覚野)では、重要な人間の認知機能である『選択的注意』の情報

>処理プロセスが行われているという実験結果もあります。

>複雑な色彩や形態の知覚は、V4野に相当する紡錘状回や舌状回などが担っている

>とされますが、紡錘状回や舌状回は、記憶機能と関わりが深い海馬や周嗅、内嗅

>の領域と近接しています。高次の運動の情報処理は、頭頂葉や側頭葉と接合して

>いるV5野やMT野と呼ばれる部分で行われます。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/cogni/cognitive001.ht...

>1.研究課題名

>MEGによる人間の高次脳機能の解明

>3.研究内容及び成果

> 本研究は、脳全体の反応を同時に計測することのできる全頭型MEGを用いて、

>人間の五感の基礎動特性を解明するところから始め、脳の高次機能を「構成に

>よる解析」の手法を用いてデータに基づき解明し、脳型計算機やヒューマノイド

>ロボットを開発できる基礎知識を得ることを主要な目的とした。

> 色知覚が大脳底部で行われていることは、fMRIの計測で明らかにされてきた。しかし、

>どのようなタイミングで色中枢が活動するかについては全くデータがなかった。MEG

>計測の結果、人間の色覚中枢が第4次視覚野(V4)である大脳底部副側溝に存在し、

>第1次視覚野(V1)の活動から50ms程度後に(刺激から150ms後)活動することを世界

>で初めて明らかにした。関連して、スペクトル特性の異なる3つの錐体細胞の出力で

>知覚される色が、なぜか赤/緑、青/黄の2つの反対色感覚を伴って知覚されるかが

>数十年来の色覚研究の謎であったが、3つの錐体細胞に対し受容野の異なる2種類の

>神経節細胞による側抑制をモデル化すると、従来なぞであった反対色知覚が、側抑制

>の結果から自然に生じるということで見事に説明できることを示した。

http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/eval/jigo/20030912/8_brain/8_...


[3]>2 言葉を持たないヒト以外の多くの動物も色を識別していますから,といわれますが ShinRai

他の動物が色をどう理解して、どう認識しているのかって、なかなか研究しても確かめにくいのではないでしょうか。

動物が色をどれくらい細かく見分けられるのか、色からイメージを感じるのか、そういった研究ってあるのでしょうか。


[4]>1 どんな動物実験がこれまでに行なわれたのか ShinRai

その結果、どこまでわかったのか、興味があります。


[5]生活環境によって色感覚は異なる I11

専門的な質問はできるだけ人力検索をご利用ください。また、いわしでの質問でも、有用な回答がある場合は適切なポイント配分をお願いします。

人は色を表現する言葉を知らなくても、色を記憶したり表現することはできますが、言葉を知らないことで色の使用頻度が減るということはありますし、接触頻度が少なくなったために色を表現する言葉が使われないという傾向はあるだろうと思われます。

たとえば日本には古来「海松色」という言葉がよく使われていましたが、現代の人はその言葉の読み方・使い方を知る人はあまりいません。それは「海松」というモノを目にする機会が減っているためです。同じ言葉でも、時代・場所・生活環境などにより、イメージする色は異なります。ちなみに「海松」は「みる」と読み、海草のミルに由来します。海外ではmoss greenと呼ばれている色に近い色です。色配分を数値で表すとC50M30Y50K40程度の色です。

日常生活で海松を視ている人は、海松色という言葉で記憶したり、色を表現することは容易になる傾向があります。

同じ色を見ても、使っている言葉の違いで、その色の再現が異なる、ということはあります。日本人は「海松色」として記憶し、英語圏の人は"moss green"として記憶したときに、その色を再現する時は色が異なる可能性があります。なぜなら色を表現する言葉は、一定の色調のレンジが存在し、使用する言葉によってそのレンジに違いがあるからです。

たとえば、「赤」という言葉はとても広いイメージ言語であるため、まったく違う色でも「赤」という言語で記憶されたり表現されてしまったり、逆に「赤でお願いします」と依頼しても違う色で表現されることがあります。

ですから、色を商売に使っている人は、意思疎通がうまくいくように、「赤」という言葉が客が言う場合には、色見本を使って具体的な色を示して確認をとるなどの作業を行って仕事をすることが多いです。

色事典 Color dictionary

http://www.amcac.ac.jp/~Suzuki/03irojiten/irotop.html

ここにある色の言葉のすべてを言える人はほとんどいないと思いますが、知らなくても色を識別表現することは当然にできます。たくさん色の知識・経験・技術を持っている人は、それだけたくさんの色を記憶できますし、色の使い方を知っています。

カラーコーディネーター、グラッフィックデザイナー、色校正担当者、製版技術者、印刷技術者になると、極微細な色相・明度などの違いを区別することができます。色彩検定資格を持っている人でも、それなりの違いを目にすることができます。

デザイナーはY80C10といった数値を示すだけで、どのような色相色調になるのかを頭の中でかなり正確にイメージすることができますし、色イメージやグラデーションイメージなども数値に変換することもが容易にできたりします。

こうした技術は、個人の能力に依存する部分も大きいですが、訓練によって一般の人でも一定程度身につけることは可能です。

結論としては、色彩や色彩感覚は、大脳新皮質の視覚野の働きによるものというよりも、その人の生活環境に左右されると言えます。


[6]>5 人力にも立てます、すみませんでした ShinRai

結論としては、繊細な色彩感覚はヒトに固有のものということになりますでしょうか


[7]>4 ラット、ハト、魚類に関して1900年代前半から盛んに実験されています。 adgt

例としてネットで簡単に読めるものを金魚の例です。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~tk4423/fish1/fish1-00.html

基本的に動物においても色彩弁別は可能であることは分かっています。


[8]>3 アゲハチョウの色覚にも「恒常性」や「色カテゴリー」や「色対比や反対色」がある shinok30

>木下 充代(2006) アゲハが見ている「色」の世界.比較生理生化学. 23: 212-219.

http://www.jstage.jst.go.jp/article/hikakuseiriseika/23/4/212/_p...


[9]>8 論文も読めました、ありがとうございました ShinRai

でも、いろいろな研究は、昆虫や動物も、人と同じように色を見るという感じで言っていますが、本当にそうなのでしょうか。

1500ccの我々の脳が、昆虫と同じだというのが、なかなか合点がいきません。

話の進め方がおかしいのでしょうか。

なんか不思議な感じです。

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