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昔ばなし「ももたろう」のアレンジ版を探しています。

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暴力的な話」だとして、絵本や子供向けの書籍では「鬼退治」ではなく「話し合いで解決した」などと改変されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E5%A4%AA%E9%83%8E
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出典が記載されていないのでホントがウソかを確認できないのですが、Wikipediaにこのような記述があります。実物に興味があるのですが、誰のどこの本か分かりません。ご存じの方、お教えください。

また「鬼に勝利した後、持ち帰った財宝を(わざわざ見つけ出して)元の所有者に探した」バージョンなども、一部の紙芝居にはあるようです。こうした、現代の道徳観に基づいて改変された「ももたろろう」の書籍があれば教えてください。

※「本当は怖い〜」シリーズや「もえほん」シリーズなど、意図的に曲解・アレンジしたバージョンを探しているわけではないので、そちらはご報告いただかなくても大丈夫です。


●質問者: kka
●カテゴリ:学習・教育 芸術・文化・歴史
✍キーワード:Wikipedia アレンジ ウソ シリーズ バージョン
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 5/5件

▽最新の回答へ

1 ● pahoo
●0ポイント

直接の回答ではないのですが、下記書籍に様々なアレンジ版が紹介されています。

私はアレンジ版を読んだことがないので、ポイントは不要で結構です。

桃太郎はニートだった! 日本昔話は人生の大ヒント (講談社プラスアルファ新書)

桃太郎はニートだった! 日本昔話は人生の大ヒント (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 石井 正己
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: 新書

◎質問者からの返答

確かに望む解答ではありませんが、この本も面白そうですね。

機会があれば読んでみます。


2 ● kanan5100
●70ポイント ベストアンサー

平田昭吾氏の書いた「アニメ昔ばなしシリーズ」の中の「ももたろう」に、そのような改変がほどこされているようです。

http://www.translan.com/jucc/precedent-2000-11-30b.html

(三)「ももたろう」について

(1)我が国で数百年間語り継がれてきた「桃太郎」の原典のストーリーは次のようなものである。

桃太郎は、犬、猿、雉に力の出るきびだんごを分けてやって、家来にすると、鬼ヶ島に上陸する。そして、悪い鬼と戦うが、きびだんごの効能で十人力のついた桃太郎と犬、猿、雉は、あっという間に鬼たちをやっつけてしまう。そして、鬼の親分は「宝物を差し上げますから、命ばかりは助けて下さい。」と都から奪い取ってきた金銀財宝を山のように差し出す。桃太郎は、その宝物を車に積んで、犬、猿、雉が「えんやら」と、おじいさん、おばあさんの待つ家に持ち帰り、大金持ちになり、幸せに暮らす。

この原典の物語の内容は、正義の観念からは、とんでもない反社会的なものであり、将来性のある子どもたちのためにならないし、現代の道徳や刑法に照らしても、鬼が善良な人々を襲い強盗をして集めた宝物を取り返して自分のものにするというのは、盗人の上前をはねる犯罪行為である。

(2)そこで、原告は正義の観点に基づいた独自の物語の内容として、「取り戻した宝物は、盗まれた人々のところに返しました。そして、その感心な行いに殿様が褒美を下されます。」と翻案した。しかも、桃太郎は、「宝物を貧しい人々に分けてあげ、皆で協力し、畑や田を耕し、幸せに暮らした。」というように、従来あった「桃太郎」とは全く異なる内容に翻案した。

なお、上の文章は、平田氏と出版元の永岡書店の間で争われた著作権侵害裁判の判決文の一節で、この本は現在は絶版になっています。

また、被告の永岡書店側の主張によれば、宝物を返すというのは平田氏のオリジナルのアイディアではなく、そうした筋の本はほかにもたくさんあるとのこと。

確かに、物語には骨格があり、桃から生まれた桃太郎が鬼ヶ島に鬼退治に行くこと、犬、猿、雉ときびだんごが登場すること、鬼を負かして財宝を持ち帰ること等物語の骨格となる部分は、ある程度の普遍性があるようにも思われるが、持ち帰った財宝を独り占めにしたか、被害者に返したか、人々に分け与えたか等は物語の骨格からすれば枝葉の問題にすぎず、桃太郎という昔話の中では新規性、創作性などを認める余地はない。

しかも、原告書籍より前に、財宝を被害者に返したり、殿様から与えられた褒美を人々に分け与えたりする旨翻案している本は複数存在する。

フレーベル館発行「にほんむかしばなし ももたろう」(昭和五九年四月発行。乙九)三〇頁

「えんやらや えんやらや たからものと いっても もとは みんなのもの。ももたろうは それぞれ かえしてやりました。」

小学館発行「日本のむかし話 ももたろう」(昭和四二年一月第二刷発行。乙一〇)七七頁

「たからものは、とられた ひとを さがして かえして あげました。」

すばる書房発行「おとぎばなし絵本 ももたろう」(昭和五四年五月発行。乙一一)三九頁

「ももたろうは たからものを もとの ひとたちに かえして あげました。」

昔話のストーリーについて真剣に争っていて、なかなか面白い判決文ですw

◎質問者からの返答

「まさにこれ!」という情報をありがとうございます。

探してた「昔ばなし」の情報が判例から見つかるというのは奇妙な話ですね。それも作者不詳なのに著作権争いで。ですがソースとしてはバッチリです。助かりました!


3 ● motsura
●10ポイント

サイドストーリーの部分かもしれませんが、桃から生まれたのではない、という説があるようです。

『桃太郎』は、おじいさん おばあさんから生まれたというのは、本当でしょうか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114726...

それから、こういう書籍があるそうです。

新・桃太郎の誕生―日本の「桃ノ子太郎」たち

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4642054855.html

日本を代表する昔話「桃太郎」。

しかし、私たちの知る話は、鬼退治をするお伽話にすぎない。

怠け者・腕白者・便所の桃太郎など、全国に潜在する「変な桃太郎」たちを総動員。

従来の「桃太郎常識」に挑戦する新桃太郎論。

いまなぜ「桃太郎」か―プロローグ

造形される桃太郎

巌谷小波の桃太郎

柳田国男の桃太郎

東日本の桃太郎

北陸路の桃太郎

西日本の桃太郎

桃太郎の宿題―エピローグ

日本を代表する昔話「桃太郎」。しかし、私たちの知る話は、黍団子を腰に動物たちを従え鬼退治をするお伽話の一種にすぎない。著者は、国内はもとより中国まで行脚し、全国の風変りな桃太郎たちの新資料を採集。怠け者・腕白者・便所の桃太郎など、地域に潜在する「変な桃太郎」たちを総動員し、話の原点と「桃太郎常識」に挑戦する新桃太郎論。

◎質問者からの返答

もともとは柳田國男の「桃太郎の誕生」を読み、現代の規範ではどのように改変されてるのかを知りたかったので、概略のところは存じておりました。もっとも書籍として原型が残される現在では、こうした変化が進展することはなくて一時的な改変で済んでしまうんでしょうね。面白いのは、やはりご紹介いただいたような過去の変化だと思います。


4 ● hohe10
●10ポイント

人々の間で伝えられたといわれているので「これが原書だ!」っていえるもの自体が無いのですが

一応、『草双紙(戯作文芸)』の『赤本』というのが江戸時代ぐらいに書かれたものらしいです


草双紙 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E5%8F%8C%E7%B4%99


『桃太郎昔語』(台詞のみ)

http://www.geocities.jp/sybrma/293momotaroumukashigatari.html


江戸絵本とジャポニズム

http://www.kodomo.go.jp/gallery/edoehon/index.html

◎質問者からの返答

興味深い資料、ありがとうござます。「赤本」の原稿なんて残ってるんですね。

室町時代が桃太郎のおこりだと言われているので、それまでの数百年間は口承されていたと思うと、感慨深いです。


5 ● MEI-ZA-YU
●10ポイント

鬼に勝利しても財宝を持ち帰らなかった(鬼退治はしている)・・・と

最初にアレンジしたのは松居直の『ももたろう』福音館書店 1965年 のようです。

http://d.hatena.ne.jp/sudomaru/20081009/1223552003

桃太郎像への反動と批判から、戦後は〈不動のヒーロー〉の座を追いやられてしまった。

桃太郎の受難の歴史を踏まえ、〈国策物語〉を本来の〈昔話〉にもどして、

子どもたちの手に戻すことをしたのが、編集者の松居直であった。

桃太郎の歴史や各地で伝承されてきた「桃太郎」の昔話を読みくらべ、

未来の子どもたちへ伝えたい物語として〈再話〉を試みたのである。

「ももたろう」は「母の友」(1962年8月号)で童話として発表され、

1965年には福音館書店から絵本『ももたろう』として出版された。

画は『スーホの白い馬』で有名な赤羽末吉が担当している。

松居の『ももたろう』の特徴は、鬼退治の結末のユニークさである。

それは、鬼たちを許し、「たからもの」を受け取らずに、「おひめさま」を連れ帰るという

プロットを選んだからである。桃太郎はお姫様と結婚する。

要するに、奪われた宝物を取り戻さず、奪われた女性を取り戻したのである。

「鬼を改心させ、お姫様を救出しにいく」というのが、鬼退治の大義名分である。

その目的が達成すれば、戦利品として宝物を持ち帰ったのでは〈戦争〉をしたことになる……。

松居の厭戦的な主張がそこにあった。


http://www.tude.tamagawa.ac.jp/joinus/info/forum/forum05/

さらに最後の場面では「たからものは いらん。おひめひまを かえせ」とさらわれた姫を助け,

「ももたろうは おひめさまをおよめにもらって,おじいさん おばあさんと,いつまでも

しあわせに くらしました。めでたしめでたし。」と終わっています。

現在も桃太郎の代表的絵本として読みつがれています。戦前には考えられなかった自然や人間性に立脚した

桃太郎像がみごとに描き出されています。


これだけでも結構大きなアレンジだった?

http://www.iiclo.or.jp/100books/1946/htm/frame039.htm

鳥越信は、「はじめて民衆のあいだで生まれたまま姿にたちもどろうとした、記念すべき第一歩」と評価しながら、

結末の、桃太郎に宝を持ち帰らせなかったことは「この絵本のすぐれた価値を、全部ご破算にして

なおお釣りがくるほどの大失態」と批判する。

◎質問者からの返答

〈戦中の「桃太郎」がプロパガンダとして好戦的に描かれたのと比べて、現代の「桃太郎」は世相に応じて厭戦的になっている〉ことを調べていましたので、この後者が前者の反動だったというのは興味深いですね。ありがとうございます。

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