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下記の観点から、多国籍企業を二元上場会社(dual listed company)として存立することが合理的な理由、背景を教えてください。

・経営戦略の観点
・税務戦略の観点



●質問者: expansion05
●カテゴリ:ビジネス・経営 学習・教育
✍キーワード:上場 二元 企業 会社 多国籍
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● meefla
●60ポイント ベストアンサー

Wikipedia[en] の Dual-listed company、特に Motivations for adopting a DLC structure を元にしてお答えします。

(読みやすい文章ではないんですが、日本語版の 二元上場会社 よりはマシですので)


税務戦略の観点

Wikipedia にも最初に記載されている事から、かなり大きな要素を占めると思われますので、こちらから。

合併の場合、キャピタルゲイン税(Capital gains tax)がかかってしまいます。

UK の場合、税率は個人で 18% のようです。(法人税にも上乗せされるっぽい)

また、国ごとに税制が違いますから、双方の会社が存続する DLC の方が面倒が少ない、というのもあるようです。

一旦 DLC を選んだ後でそれをキャンセルすると税制上、不利になりますから、合併合意→話し合っている内に意見の相違でキャンセル、というリスクも少なくなります。


経営戦略の観点

国内での競争ではなく、国際競争力を高めるための経営統合の場合、その国を代表する企業の名称が失われない、というメリットがあります。

その他、創業者利益やら、株のインデックス取引との絡みやら、反トラスト法との絡みやらいろいろあるようですが、わかりやすいのは既得権の保持でしょう。

欧州航空業界コンソリ旋風 の「1. BAとQF 合併協議開始」には、こんな事が書いてあります。

英と豪の両国が保有する路線権益行使の関係で、合併後も2社は別々に運営される。

合併して1つの会社になると、路線数が減らされる可能性がある、という事ではないでしょうか。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。経営戦略の観点は合点がいきました。加えるならば、reputation risk回避としてもワークしそうですね。その国を代表する会社が「買われる」というのは、その国で商売する側からすれば避けたいことですよね。しかし資本政策には相当な制約にはならないのでしょうか。

税務の観点でいえば、この体制をとるUK企業が多いのは、やはりUKの異常に高い法人税やキャピタルゲイン税のせいなのでしょうね。価格移転税制対策さえ間違えなければ、蛇口をひねるように利益調整も可能なのかもしれませんね。

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