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【謎解き・ミューザック小説・Nの暴走】

F吉がプリントアウトを手にやってきた。

F吉「僕もミューザック小説を書いたんだ。どう?」
B美「楽しみね」
B美はプリントアウトを受け取ると読み始めた。

(※注 小説本体は下のコメント欄。ミューザック小説のルール説明はhttp://q.hatena.ne.jp/1178303651)

F吉「いつもどおり、この話の元ネタを推定して、続きを書いてくれないか?」

(締切は10月29日の夜。回答はブックマークやコメント欄ではなく回答欄にお願いします)

●質問者: lionfan
●カテゴリ:ゲーム ネタ・ジョーク
✍キーワード:10月29日 コメント欄 ブックマーク プリントアウト ミュー
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● SALINGER
●200ポイント

時は遡る。Nの友人で弁護士仲間でもある男からある情報を知らされる。

男は外国人の人権問題などに取り組んでる弁護士だった。

男の話では、在日朝鮮人の間で彼らの祖国が日本に対して宣戦布告するというとんでもない噂が流れているというのだ。

Nはそんな馬鹿なと一笑にふした。

それでも時間が経つにつれNはそのことが気になり、もしも日本が焼け野原になったらどうしようと考えた。

周りの人にそんな噂を言って回っても誰も信じてくれないだろう、それでも最低家族の安全は守らなくてはならない。

そしてある思いが浮かんだ「日本の最高の文化、同人誌を守らねば!」

高校以来その世界とは縁を切っていたが、Nの中には同人誌愛の思いは消えてなかったのだ。

焼け野原になる前に、同人誌を海外に持ち出せば同人誌は守れる。

その為に現役オタクである友人に協力してもらおう。


その後の俺の話。

俺は最後にNが言った言葉を思い起こしていた。「X国に来なくても、できれば日本を離れたほうがいい」

その言葉に従ったわけではなかったが、まもなく海外勤務の辞令があり日本を離れることとなった。

そしてあの日、突然日本は北朝鮮の核ミサイルによって滅んだ。

たまたま海外にいた自分はその難を逃れて生きることができ、久しぶりにNと再開することができた。

俺「君のおかげで日本の文化である同人誌は生き残ったよ。それ以外の物は全て失ったが・・・」


ノアの箱舟です。

Nはノアでしょうか。同人誌は動物であり、2冊はつがい。

ミューザック小説3回連続一番乗りですが、今回はあんまり自信ないかな。

◎質問者からの返答

SALINGER様、いつもありがとうございます。

元ネタはばっちり合ってます!! 短時間であっさり正解。すごいですね。


2 ● 眼鏡
●200ポイント

「ったくNのやつ、いったい何を考えてるんだか。

ま、あいつのことだからきっと信念があってやっていることなんだろうな。

そんなことより冬コミに向けて準備準備!

今回はNのバイトで手に入れた潤沢な資金があるから、片っ端から買いあされますぞーwww」

M-1グランプリも終わり、クリスマスも過ぎ去って街が新年に向けての準備に動き始めたころ、俺は信じられないようなものをYahoo!ニュースで目にした。

『コミケ終了のお知らせ』

「「「な、なんだってー!!!1」」」

日本、いや、世界のオタクたちが叫んだ。

続きを読むと、詳細はこうだった。

「アニメの殿堂建設や、ローゼン麻生の名で親しまれ、オタクに理解のあった麻生元首相の自眠党が総選挙で大敗し、代わって政権を握った民酒党が、アニメやコミックに傾倒する若者を諸悪の根源とし、いわゆる『オタク狩り』を断行。

コミケ終了やテレビアニメの放送中止、さらには若者の住居に一軒ずつ周りすべての同人誌を焼却処分、などが年内をめどに急ピッチで進められている」

「コ・・・コミケがあぼーんした・・・。もうだめぽ」

一方そのころX国のNは、一人ほくそえんでいた。

「やはり動き出したな民酒党!俺の読みは間違っていなかった。大枚はたいて準備しといて本当によかったぜ。

あいつが選んでくれた優良同人誌を、一冊は無料で貸出可能な図書館用に、もう一冊はスキャンしネットで世界のオタクたちに無料で解放するという、この『超新アニメの殿堂』計画、すべてうまくいきそうだ。

ここX国で、俺はオタクたちの新世界のネ申になる!」

以上です。

元の物語は「ノアの箱舟」ではないかと。

◎質問者からの返答

chaxkin様、ありがとうございます。もちろんこれで正解です。

時事ネタを取り入れてくれたのがうれしいです。


3 ● Sheile
●300ポイント ベストアンサー

俺はNと握手をして別れた。


それから7日後、国会をある法案が通過したとの報道を耳にした。

それは「児童ポルノ禁止法」


当初から適用範囲が不明確であると論議を呼んできた法案ではあったが、衆議院を通過した後の流れは早かった。

2月17日に法案が可決された後、わずか40日で適用範囲は文章や絵にまで広がり、

キャラクターの出てこない電子工作や鉄道模型の同人誌すらも「この曲線が少女に見える」という理不尽な批判に晒された。

これをうけて、同人サークルという同人サークルは、軒並み新刊・既刊の頒布を中止。

法案可決から150日後の7月17日には、市場や個人宅にあった同人誌もすべて焚書となり、消えうせた。


問題提起がぽつぽつと出始め、多少は落ち着いた頃、11月の中旬ぐらいだっただろうか。

どこからともなく一冊の同人誌が出現した。

この同人誌は様々なうわさとともにファンの間を転々としたが、結局自分の手元においておく勇気のあるものはおらず、

海外へと消えていった。うわさではX国から航空便で届いたとのことだった。


その7日後、前回と同じ同人誌がまた出現した。

俺は興味をそそられ、古いアメコミなら大丈夫だろうと、ポパイとオリーブ、ほうれん草の絵を添えて送り返してみた。


そのまた7日後、同じことが起こった。

しかし、この数週間の間に問題提起が広がり、法律の見直しが行われるという報道があった為か、

今回はX国へ送り返されること無く、国内の誰かが同人誌を受け入れたようだった。


問題提起はさらに広がり、それに応じて言論弾圧とも評された法の運用は安定を取り戻し、同人誌の焚書の流れもようやく落ち着いた。


年が明けた2月17日。例の法案が可決されてからちょうど一年後に、コミックマーケット「We Love 虹元」が開催された。

これは政治家も参加し、「今後は言論弾圧を行わない。どんどん同人誌を作ってくれ」と明言するイベントとなった。


俺はその会場でNと1年ぶりに再会した。

俺「久しぶりだな!この1年、ひどい目にあったよ。君は同人誌を集めていたが、この展開がわかっていたのかい?」

N「言わずにすまなかったな。政治家と懇意になっていた為に事前に教えてもらったんだ。

彼らも全ての文化をなくすのは問題と思ったらしく、同人誌の避難を要求されたというわけさ」

俺「なんともはや、まるでノアの方舟のような話だな」


・・・というわけで、旧約聖書『創世記』の「ノアの方舟」が元ネタですね。

聖書等はまったく読んだことが無かったので、以下のサイトなどを参考に。

創世記(口語訳) - Wikisource


# コミケには自主制作ゲームでサークル参加しているので、漫画・アニメ系以外の分野が多々あることは知っていますが、

# 時事ネタに組み合わせたので、ちょっと偏った内容になりました。


以下、(こじつけも含む)関連性など。

・友人N → 「ノア」の頭文字

・多種多様な同人誌 → 多種多様な動物

・2冊ずつ → 動物の雄と雌 [創世記 6:19], [創世記 6:20], [創世記 7:2]

・一部は7冊ずつ → 清い獣、空の鳥は七匹ずつ [創世記 7:2], [創世記 7:3]

・1冊は分解してスキャン → 複製 → 繁殖

・船で輸送

・人間は家族だけが移住



Nが俺をX国に誘う所で閃き。「聖☆おにいさん」のおかげだろうか。

内容が面白かったので、WikiSourceとにらめっこしつつ長文をこじつけて書いてみましたー。

◎質問者からの返答

sheile様、ありがとうございます。

解答編でさえ拾っていない、オリーブの鳩の話などまで拾っていただき恐縮です。

また原典との関連も、これで完全です。「清い獣、空の鳥は七匹ずつ」などおみごとでした。

いるかはsheile様に差し上げたいと思います。

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