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オールディーズに詳しい方、
タッタッター、タッタッタターでお馴染の20世紀後半のポピュラー音楽では紋切り型とも言えるあのリズムパターンの源泉曲はなんでしょう?パートタイムラバーやマンイーターとかあの子にアタックとか恋はあせらずとかの例のあのリズムパターンです。


●質問者: minminjp2001
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 書籍・音楽・映画
✍キーワード:20世紀 アタック オールディーズ タイム パターン
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● nofrills
●60ポイント ベストアンサー

その「でっでっでーで でっでっでででで」という感じのリズムはよく「モータウン・ビート」と呼ばれています。いわゆる「オールディーズ」(ポール・アンカとか)の少し後の時代(60年代半ば以降)、「モータウン Motown」というレコードレーベルから出ていた数々の楽曲で印象的に使われていたことが由来です。このリズムの「源泉」についてですが、「どの曲が起源」ということは断定できないのではないかと思います(1966年リリースのハウリン・ウルフのKilling Floorの冒頭のギターもこのリズムパターンだと思います)。最も有名なのは確かに「恋はあせらず You Can't Hurry Love」ですよね。


http://en.wikipedia.org/wiki/You_Can%27t_Hurry_Love

この曲は1966年のリリースです (July 25, 1966)。作曲者というかプロダクションは、「ホーランド・ドジャー・ホーランド」という3人組(ホーランド兄弟とドジャーの3人)。60年代のモータウンのヒット曲の多くを作ったチームです。

Written and produced by Motown's main production team, Holland-Dozier-Holland, "You Can't Hurry Love" is one of the signature Supremes songs, and also one of Motown's signature releases.


You Can't Hurry Loveと同じくホーランド・ドジャー・ホーランドにシュープリームスでMy World Is Empty Without Youという曲があって、これは「でっでっでーで でっでっででっで」の例のリズムです。今調べてみたらこれはDecember 29, 1965のリリース。こっちのほうがYou Can't Hurry Loveより早いですね。

http://en.wikipedia.org/wiki/My_World_Is_Empty_Without_You


で、モータウンは70年代になるまで、レコーディングに参加したセッション・ミュージシャン(バックバンド)の名前をクレジットしていなかったので、ある曲に特徴的なリズムパターンやベースラインがあってもそれが誰の発案なのかなどわからない部分もあるのですが、The SupremesのYou Can't Hurry Loveでベースを弾いていたのはジェイムズ・ジェイマソンという演奏家です。(彼はモータウン・レーベルでとても大きな役割を果たし、その功績をたたえられて「ロックの殿堂」入りしています。)この人についてすごく詳しく調べれば、「元祖」的なものもわかるかもしれません。

http://en.wikipedia.org/wiki/James_Jamerson

Bassist James Jamerson often played his instrument with only his index finger, and created many of the basslines apparent on Motown songs such as "You Can't Hurry Love" by The Supremes.

http://en.wikipedia.org/wiki/Motown_Sound#The_Motown_Sound


ジェイマソンを含むセッション・ミュージシャンのバンド(バックバンド)はThe Funk Brothersと呼ばれていました。(ひとつのバンドというより、モータウンという工房が抱えている「プロフェッショナルの集団」みたいな感じです。元々はジャズを演奏していた人たちだそうです。)このバンドのドラマーたちもモータウンの音楽のリズム面では大きな役割を果たしています。彼らについては、残念ながら私はまだ見ていないのですが、『永遠のモータウン』というドキュメンタリー映画があります。

http://en.wikipedia.org/wiki/Funk_Brothers


ドラマーのリチャード・「ピストル」・アレン:

http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_%22Pistol%22_Allen


同じく、ユリエル・ジョーンズ:

http://en.wikipedia.org/wiki/Uriel_Jones

※昨年亡くなってしまったそうです(下記、音楽評論家の吉岡正晴さんのブログより)。

http://blog.soulsearchin.com/archives/002871.html


というわけで、ホーランド・ドジャー・ホーランドと、ファンク・ブラザーズが組んでいる作品を1曲ずつ丁寧に聞いていけば……ホーランド・ドジャー・ホーランドの作品(代表作)の一覧:

http://en.wikipedia.org/wiki/Holland-Dozier-Holland#Production_a...

このリストの先頭にある"Leaving Here" by Eddie Holland (1963) が、ひょっとしたら部分的にベースが「でっでっでーで でっでっでででで」のリズムパターンかもしれません。(全体的にはボ・ディドリー・ビートが基調……音がもう少しクリアだとよいのですが。)"When the Lovelight Starts Shining Through His Eyes" (1963) は、ボ・ディドリー・ビート……というふうに聞けそうなものをざっと聞いてみたところ、このリストにある曲では、前述のシュープリームスのMy World Is Empty Without You(1965)が一番早いようです。(聞けてない曲に該当するものがあったらごめんなさい。)


(なお、コメント欄にあるMary Wellsの曲は、とてもモータウンっぽい曲なのですが、ベースはジャズっぽく「た、ったたーん、たた、ったたーん、たた…」という感じで、「恋はあせらず」のあれに特徴的なシンコペーションは含まれてないみたいですね。)

◎質問者からの返答

長大な回答ありがとうございます。うーんハウリンウルフのはあんまり似ている気がしませんね。My World Is Empty Without Youは非常に興味深かったです。恋はあせらずの未洗練の前段階を聞くようで。やっぱこのあたりが原典になるのでしょうか?ウルトラマンの前のウルトラQみたいな(笑)


2 ● hrok
●35ポイント

モータウンビートですね。

恋はあせらずが原点だといわれています。

◎質問者からの返答

ありがとうございます。やはりそういうことになるのでしょうか。あと興味があるのはなぜ1982年頃あたかも競作の如く、このリズムパターンの全米ヒットが連発したかということですが・・。

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