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「精液は残っているので種牛をつくることは可能で、宮崎牛ブランドがなくなることはありえない」
との事ですが、大丈夫でしょうか?

●質問者: suzume_oyado
●カテゴリ:政治・社会 科学・統計資料
✍キーワード:ブランド 大丈夫 宮崎牛
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/5件

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1 ● m72
●23ポイント

すべての種牛が処分されたと仮定した場合

精液が残っているので次の世代程度は作れるでしょうが

数十年かけて育てた遺伝情報を持つ"ベストな精液"は無尽蔵ではない

その精液を用いて出来た牛が

元の種牛級の種牛になるとも限らない


まぁ、どれでも宮崎で生まれた牛にブランディングするならともかく

ブランドとして価値を有するに値する元のように供給することが難しい

ということが言われているのではないでしょうか


2 ● にゃんこそば
●23ポイント

そんなに「大丈夫」というわけでもなさそうですよ。


西日本新聞の2010年5月14日の記事です。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/171511

6頭を飼育している県家畜改良事業団(高鍋町)は1973年の設立。ここで毎年、県内の10万頭超の雌牛から350頭を選抜し、30頭程度の基幹種雄牛の精液を交配して生ませた雄の中から、厳選に厳選を重ねて種牛を育成している。6頭を飼育している県家畜改良事業団(高鍋町)は1973年の設立。ここで毎年、県内の10万頭超の雌牛から350頭を選抜し、30頭程度の基幹種雄牛の精液を交配して生ませた雄の中から、厳選に厳選を重ねて種牛を育成している。

こんなに手間をかけて種牛を選びに選びぬいて育てあげているんですね。


現在、55頭を管理しているが、流通用に精液を採取するのは市場で評価を得た25頭程度。今回の避難対象となったのは、特に人気が高く、流通させる精液の90%以上を生産する6頭(福之国(ふくのくに)、勝平正(かつひらまさ)、忠富士(ただふじ)、秀菊安(ひできくやす)、美穂国(みほのくに)、安重守(やすしげもり))だ。

もしメインの6頭が全滅したら本当に大変な事です。今の時点で1頭がアウトになりましたね。


事業団からは、県内の繁殖牛農家に限定して年間約15万本(1本0・5CC)の人工授精用精液を供給しているという。これを基に繁殖牛農家が子牛を育て、年間約7万7千頭程度を宮崎牛ばかりでなく、松阪牛、佐賀牛などとして育てる子牛として出荷する

年間供給量だって馬鹿になりません。


asahi.comの2010年5月13日の記事です。

http://www.asahi.com/national/update/0513/SEB201005130021.html

感染拡大で種牛が殺処分になると、「宮崎牛」ブランドは大きな打撃を受ける。種牛の精液は冷凍保存されているものの、新しい種牛の等級が決まるまで育てるのに10年はかかるからだ。

新しい種牛が市場で評価されるまでは保存精液を供給し続ける事は無理でしょうね。


だから「大丈夫」というわけじゃないみたいですね。

◎質問者からの返答

なんか全然、大丈夫じゃなさそうですね・・・。

なんでこんな発言が出ててるんだろう・・・。


3 ● がら
●22ポイント

「大丈夫」という意見は

いつかはブランドが再生できるくらいの話で

現有精液から種雄牛を再生するにしても

優秀な母牛に優秀な精液をつけて

得られた雄子牛を集めて

同じ飼育条件下で肥育の良い個体を選別し

種牛候補牛とします

その候補牛の精液を

交配して得られた子牛数十頭を等条件下で育てて

成長の良さとか脂肪の入り具合を評価して

種牛の能力を評価します

これまでは

それを何代も繰り返し選抜して

宮崎牛の種牛が成立しました

(他県でも選別方法は一緒です)

もしかするとこれから交配選別する種牛の

初代の子からスーパー種牛が出るかもしれませんが

ギャンブルじゃなくて生まれた子牛で

肉質を検定して決めるので

時間がかかります

宮崎には平成に入ってから活躍した

安平というスーパー種雄牛がおり

各県で現在所有している種雄牛には

(すべてではないにしても)

安平の血が入っている種牛が多いです

ただ宮崎の生産者や獣医師のブログなどで

「宮崎は負けない」との心意気が再三見られますので

応援したいと思います


4 ● hamao
●22ポイント

種雄牛の「タネ」は確保できたとしても、いわゆる「肌」である牝牛も相当数打撃を受けているので、少なくとも三代規模で見た純粋な宮崎牛の生産はほぼ無理ですね。

となるとインブリードが出来ないので…質的に戻すのはかなり難しいでしょうね。(37.5%くらいの)かなり無理なインブリードをして奇形種を出してもというギャンブルをしていかないと…血糖の維持だけでも難しそうですね

冷凍保存のタネの直仔から種雄牛を複数出さないと…それこそ滅亡の危機すらあると思います。

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