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なぽりん ●100ポイント ![]() |
まずはダメ回答例しか思いつかなかったので。
「ジャリンコチエ」をみて「大人になってダメ人間でも家庭もっていきていけるんだ」と発見とか。類似例で「ある愛の詩」のどんでんがえし。ダメ家庭とみえても家庭はそれだけですごい。でもいずれも「愛のすばらしさ」なのでダメ回答例ですね。
政治方面では「ゴーマニズム宣言」とかが、きそう。(いいと思ったからあげただけで読んでいませんのでこれもダメ回答)
・・と書いているうちに一つおもいだしました
「オフィス北極星(ポーラスター)」
欧米人社会のセレブにも、いやセレブでこそ不合理な行動とか弱点ってたくさんあったのか。今ではわりとビジネス系でよくとりあげられるような有名な話(マグロや捕鯨交渉、PL法など)ですがネットも普及しかけの当時ではびっくりしました。政治は裏を読むということをかなり覚えました。また「言わない(沈黙)」ということの功罪も90度くらい見方がかわったかも。
こういうのを見ているうちに、なんか、自分の本だなのあのあたりがそういう本いれとくとこだったのかと思い出し。
「大阪豆ゴハン」
関西弁の人って、関西キャラを前に出しててせこくてがめつくてヨシモトとおもってました。日常をたんねんにぽつぽつと描かれるうちに、お調子者はどこにもいますけど、合理的で柔らかな対応や融通のきかせかたなんかが誇張されたりしてたのかな(しかもその融通がきかない場面も大阪には当然ある)と理解。神戸と大阪で「普通に」暮らしている人々に向かって土下座。
・・
まあ両方とも好きな漫画でもあり、何度も読み返しているので、180度の衝撃だったかはもう自信がないのですが、説得力もあったし、大分自分のものの見方がかわった漫画だと思います。
最後にちょっと思い出した「マニー」(寿限無)。杏仁豆腐にアーモンドエッセンスではなくミカン缶が必須とはびっくりでした。たしかにおいしかった!
id:NAPORIN様、さすが、いつも的確な回答ありがとうございます。
「オフィス北極星」ですが、読んだことないのですが、アメリカの訴訟モノ・マンガでしたら、もしかしたら1話だけ、記憶に残ってるのがありますが、それでしょうか。
アメリカの妻と離婚する夫の話で、嫁が「オニ」というしぐさをしたことが、妻を「デビル」扱いしたと問題にされ、大金を請求されるというエピソードが非常に鮮烈でした。
「大阪豆ゴハン」のほうも、まったく未読でした。
さっそく買おうかと思った・・・のですが、どちらも巻数が多いですので、マンガ喫茶で読みたいと思います。ありがとうございます!!
コメントでの返信ありがとうございます。
私が思い出したのは『めいわく荘の人々』という3人の大学生の日常生活を時にシリアスに、時にドタバタギャグで描いた漫画です。
掲載がマイナー誌ゆえにあまり知られていないのですが、私にとってはとても思いいれのある漫画でした。
たぶん知らないかと思われるので参考までに。
http://sekihin.jugem.jp/?eid=2465
この中で主人公は高校時代に乗馬でインターハイ出場した経験を持ちながらもいろいろあって辞めていたのですが、大学入って紆余曲折の末に馬術部に入部します。
馬が戦いに使われたのは昔のこと。乗馬と言えば、紳士淑女(今で言うセレブ?)の優雅な趣味あるいは牧場でのんびりと草をはむ牧歌的なイメージしかありませんでした。競馬にでも興味あれば違ったかもしれないですが、あまり賭け事には縁がありませんでしたし。
それが作品の中では馬術部はバリバリの体育会系として描かれていて、その練習のハードさに舌を巻いた覚えがあります。障害で使う丸太があるんですけど、なんでも落馬してその丸太に頭をぶつけて(一応メット着用ですが)たんこぶ作ってやっと一人前だとか。
そして馬という生き物を相手にする以上当たり前なんですが、餌やりや糞の処理といった世話があったり、いざ乗る時も一頭一頭違う性格を掴んでうまく乗りこなしていかなきゃならない。そんな見た目のスマートさとはまったく違う泥臭いエピソードがふんだんで、かなり意外に思った覚えがあります。
この作家の漫画って、なぜか体育会とオタクというまるで水と油の要素がよく入ってくるんですけど、どっちつかずで世間知らずな学生の私にとっては非常に興味深いことばかりでした。