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電力会社は「安全とコストを天秤にかけた」、「安全よりコストを重視した」とよく言われますが、納得がいきません。安全性を無視して事故を起こせば、結局は莫大なコスト(事故による被害・損賠賠償)がかかります。
だから、安全とコストを天秤にかけたのではなく、「A.発生する確率が極めて低いが、発生すれば莫大な費用が生じるプラン」「B.100%確実に発生するが、金額的には小さい(防止対策費用)費用が生じるプラン」を天秤にかけて、Aを選択したと言うべきではないでしょうか?

●質問者: DQNEO
●カテゴリ:経済・金融・保険 科学・統計資料
✍キーワード:コスト プラン 事故 会社 確率
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 11/11件

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1 ● b-wind
●10ポイント

一般論で言えばこの場合「安全」とは「事故発生率」x「事故による被害・損賠賠償」を含めた意味で使う。

その意味で表現が間違っているとは思わない。

あともう少し正確に記すなら、

初期・運用費用:比較的小 + 事故発生時の対策費用甚大 x 事故発生率

初期・運用費用:比較的大 + 事故発生時の対策費用中?大 x 事故発生率

って所でしょ。

後はそれぞれのプランでの事故発生の確率をどう計算するかだけ。

ここでは、「人命」という費用に計算できない要素は除いてあるけど。


注意点は「事故を事前に防ぐ」対策費用が少ないなんて事はあり得ないって所か。

万全を期そうとすれば、事故発生後の対策費用を上回る可能性すら有りえる。

どういう事故が発生するかどうかなんて完全に予測は出来無いんだから、殆どギャンブルだね。


余談だけど、東電の場合(少なくとも今回のような)事故が発生する確率は許容できるほどに小さいか、発生しない(ゼロ)として見積もったんでしょ。

ここではその判断が正しかったかどうかには一切言及していないのでよろしく。

◎質問者からの返答

なるほど。

* 事故防止対策費用もそれなりに大きい

* 事故が発生するかどうかは予測できない。予測するのはギャンブルと同じ。

* 東電は、事故発生確率をゼロと考えた。

明快な回答ありがとうございます。

東電は事故が起こらないという方に賭けて、賭けに負けたということですね。

原発はギャンブルであるということがよくわかりました。


2 ● j4mika
●15ポイント

企業に限らず政治もそうですが、トップにいる責任者が、

引退後も、無期限・無制限に賠償責任が無ければ、

繰り返されるのではないでしょうかね?

.

株式会社ですので税金投入はあっても、

基本的には私財を没収されることもありません。

また、引退した役員にまで賠償問題が及ぶことは希ですし、

現役員の責任が重大であり、時効もあり責任は限定的でしょう。

.

会社が私財であり800年単位(地震周期)で考えれば赤字でも、他人の会社で

自分が就任中に暴走するリスクだけ考えると殆どゼロではないでしょうかね?

仮に暴走したとしても、上記のように、トップのリスクは非常に限定的です。

.

国民年金問題も、あれだけの規模の事件ですので、

間違いなく誰かは気づいていたでしょうが、責任の取り方を見ていれば分かるように

非常に限定的であり極論、自分の就任期間中さえ無難に乗り切ればOKですよね・・・

仮に、発覚しても、私財没収という訳でもありません。

◎質問者からの返答

なるほど。

* 経営者にとっては、自分の任期中に事故が起こらなければ問題ない

* 800年単位で見て、原発の収益の期待値がマイナスであっても、経営者には関係ない

経営者にとっての関心ごとは、自分の任期中に事故がおこるかどうかであって、原発のライフサイクルでみた収益期待値には関心がない、ということでしょうか。

的を得た回答で感激しました。

今回の事故を経営者視点で見ると、「何でおれの任期中に事故が起こるんだ。運が悪かった」ということかもしれませんね。


3 ● Lhankor_Mhy
●50ポイント ベストアンサー

たとえば、ジャンケンの話ですが。

あなたが常にチョキ(C)を出す戦略をしたとします。この場合、グー(G)・チョキ・パー(P)をそれぞれ1/3の確率で出す相手には、1/3の勝率になります。また、常にGを出す相手には一度も勝てません。そして常にPの相手には全勝します。

あなたがGCPを1/3の確率で出すとすると、G100%の相手にもP100%の相手にも、勝率は1/3です。

これを表にすると以下のようになります。

GCP G100% P100%
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 1/3 0 1

ここで、G100%・P100%の戦略を取る数にほとんど無視できる程度の差しかない場合、GCP戦略とC100%戦略の期待値は等しくなります。この場合、この二つの戦略は同じ評価としていいのでしょうか?

ミニマックス原理というものがあります。「これは最大の損害を最小化する」という基準です。

この基準に当てはめますと、

min avr max
GCP 1/3 1/3 1/3
C100% 0 1/3 1

となり、GCP戦略の方が優れている、というか、いわゆる「ローリスク・ローリターン」であることが分かります。ざっくり言うと、よりリスクが低い状態ということです。

さて、問題に戻りまして。

「A.発生する確率が極めて低いが、発生すれば莫大な費用が生じるプラン」「B.100%確実に発生するが、金額的には小さい(防止対策費用)費用が生じるプラン」を簡単なモデルにしてみます。仮に地震を発生率1%損害1万円、地震対策を110円とします。

地震あり 地震なし
Aプラン 1万円 0円
Bプラン 110円 110円

この場合、Aプランの期待値は100円、Bプランの期待値は110円となり、Aプランの方が優秀に見えます。しかし、ミニマックス原理で考えると、

min avr max
Aプラン 1万円 100円 0円
Bプラン 110円 110円 110円

となり、Bプランの方がリスクが低いです。平均と分散のどちらも優れているプランがあれば迷うことがないのですが、こういったリスクを下げるのにコストがかかる場合どうするのか、ということを考えるのはとても難しいらしいですね。

ただ、このモデルでBプランでなくAプランを選ぶということは、「コストとリスクを天秤にかけて、ハイリスクを選択した」とは言えるのでしょうね。

◎質問者からの返答

なるほど!このような数理モデルを使っての説明を求めていました。

やはり東電の経営陣は、リスクの高いAプランを選択したということですね。

行動経済学で、「人は損失に対しては、リスクをとってでも損失を回避しようとする」バイアスがかかるという話を聞いたことがありますが、今回の事件もこのバイアスで説明できるかもしれませんね。


4 ● teruokun
●5ポイント

東電は最初の頃アメリカからの廃炉の話をことわるくらい読みが甘いですから、おっしゃるとうりだとおもいますよ。

◎質問者からの返答

ありがとうございます!


5 ● taroe
●10ポイント

>「安全とコストを天秤にかけた」、「安全よりコストを重視した」

原子力発電を使った時点で、どんなにコストをかけても安全性を確保できません。

そういう意味では、安全とコストを天秤にかけて、原子力発電所を選択したという意味で使ってるのなら

表現は正しいでしょう。

>安全性を無視して事故を起こせば、結局は莫大なコスト(事故による被害・損賠賠償)がかかります

原子力発電所で、安全性を確保するのは無理なんです。

30年の寿命設定のものを40年使うことにしてるのも、安全性よりコスト優先

原子力発電所は、建築後に後から安全性を追加するのは限界があるというか無理がありますのから

コストをかけても安全性を確保できません。

事故による被害は、電力会社に関係ない部分もありますし

事故による被害のすべてを電力会社が負担することもおそらくないでしょう。

電力会社という枠を除いて、もっと広い視野で見れば明らかに損害は膨大です。

実際、これから支払われる賠償金額をみれば、事故を起こしても電力会社は損をしないということがわかるかもしれません。

◎質問者からの返答

* 安全対策にコストをかけても、安全を得ることはできない。

* 事故を起こしても、電力会社の損失が大きいとは限らない。

つまり、事故防止コストをかけない方が期待値が高いということですかね。

もしこれが正しいとすると、電力会社が事故対策をするインセンティブがなくなりますね。

恐ろしい結論ですね。


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