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デフレの原因として、海外から安い製品を輸入しているからという説を聞いたのですが、その理屈を教えて下さい。
直感的には分かる気もするのですが、経済学の教科書には物価はマネーサプライで決まるとしか書いてないし、どうも納得できないのでお願いします。

●質問者: propella
●カテゴリ:経済・金融・保険 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 6/6件

▽最新の回答へ

1 ● きゃづみぃ
●60ポイント

http://www.fxprime.com/excite/bn_ykk/ykk_bn04.html

デフレとは 物の値段が下がり続けることです。

どうやったら 値段が下がるのか?

A店とB店があって 似たような商品を A店は 1000円。

B店は 海外から輸入した安い商品で 800円だったとします。

この場合、B店のほうが 売れるでしょう。

そうすると A店も やむをえず 値段を下げざるおえません。

700円とかに。

B店は 海外から さらに 安い製品を探してきて 輸入し、600円で売りました。

と競争していけば デフレになるでしょう。

◎質問者からの返答

なるほど、価格低下競争がデフレを生むという事ですね。

ということは輸入しているかどうかに関わらず技術革新で日本製の電化製品やネット代などの値段が下がるのもデフレの原因という事でしょうか?

回答ありがとうございます。


2 ● kodairabase
●60ポイント

インフレかデフレかを決めるのはマネーサプライ(通貨供給量)です。

実態経済に対してマネーサプライが過剰であればインフレが起き、その逆であればデフレが起きます。


現在、超円高状態が続いており海外から安い製品が輸入できるので、消費市場は輸入超過が続いています。つまり、消費者は海外企業に「円」を支払っていることになります。

この状態では、円(通貨)をいくら増刷しても海外へ流出してしまうので、国内の円の供給量(通貨供給量)は少ないままです。

これがデフレの状態です。


もし円安で海外製品の価格が相対的に高くなれば、消費者はより安い国内製品を買うようになりますから、円は海外へ流出せず国内に滞留。結果としてインフレとなります。

◎質問者からの返答

輸入によって日本円の需要が増えるという説ですね。

一方で、どちらかと言うと輸出の方が円の需要が増える気がします。海外の人が日本製品を買う時に日本円が必要になるからです。輸入の場合は相手国の通貨が必要になるので、逆に相対的には日本円の需要が下がるのでは無いでしょうか?

専門的な回答ありがとうございます!


3 ● うぃんど
●60ポイント

物価は需要と供給で決まるわけですが、

そのバランスが海外からの安いもの大量流入で崩れているという説ですね

1.海外から安い製品が大量に輸入され、安価に販売される

(円の海外流出)

2.国内生産品も対抗して値段を下げなければ売れない

3.値段を下げると儲けが減り、給与のアップもできなくなってくる

(円を生み出すはずの企業の海外移転、流出)

4.給与が上がらなければ品質が良くても高いものは買えなくなる

(円を国内で回すはずの高額所得者、年金受給者などの海外移住、消費者の流出)

5.もっと安いものが求められる

2に戻って繰り返し

あるいは、1.に戻ってもっと安い海外製品を輸入しようとする

この場合の防止策の例として関税を上げるなどがあるけれど、

日本は対外政策が弱く「関税を上げるな!」と言われるとなかなか上げられない

対外政策が弱い理由は諸説あるけれど、別の方面に話がどんどん広がるので、

とりあえず以上です

◎質問者からの返答

いわゆるデフレスパイラルと言うやつですね。

個々の商品の価格低下とデフレに本当に関係があるか自信が無いですが、

windofjuly さんの説については、もっと安いものが求められる理由は給料が上

がらないためではなく、正社員の給料を物価にあわせて下げられないために

失業者と非正規雇用者が増えるからだと思います。

高額所得者や年金受給者はデフレでずいぶん得してるんじゃないでしょうか?

わかりやすい回答ありがとうございます!


4 ● AAA24
●0ポイント

物価は需要と供給で決まるわけですが、

そのバランスが海外からの安いもの大量流入で崩れているという説ですね

現在、超円高状態が続いており海外から安い製品が輸入できるので、消費市場は輸入超過が続いています。つまり、消費者は海外企業に「円」を支払っていることになります。

この状態では、円(通貨)をいくら増刷しても海外へ流出してしまうので、国内の円の供給量(通貨供給量)は少ないままです。

これがデフレの状態です。



もし円安で海外製品の価格が相対的に高くなれば、消費者はより安い国内製品を買うようになりますから、円は海外へ流出せず国内に滞留。結果としてインフレとなります

インフレかデフレかを決めるのはマネーサプライ(通貨供給量)です。

実態経済に対してマネーサプライが過剰であればインフレが起き、その逆であればデフレが起きます。



現在、超円高状態が続いており海外から安い製品が輸入できるので、消費市場は輸入超過が続いています。つまり、消費者は海外企業に「円」を支払っていることになります。

この状態では、円(通貨)をいくら増刷しても海外へ流出してしまうので、国内の円の供給量(通貨供給量)は少ないままです。

これがデフレの状態です。



もし円安で海外製品の価格が相対的に高くなれば、消費者はより安い国内製品を買うようになりますから、円は海外へ流出せず国内に滞留。結果としてインフレとなります。

A店とB店があって 似たような商品を A店は 1000円。

B店は 海外から輸入した安い商品で 800円だったとします。

この場合、B店のほうが 売れるでしょう。

そうすると A店も やむをえず 値段を下げざるおえません。

700円とかに。

B店は 海外から さらに 安い製品を探してきて 輸入し、600円で売りました。

と競争していけば デフレになるでしょう。

ああああああああああ


5 ● migrantblacky
●60ポイント

経済など専門的に学んだことはありませんが勝手な理解を

?3でwindofjulyさんが日本はなぜかなかなか関税を上げられないと書いておられますが

世界的に関税を取り払い自国の商品を世界中の膨大なマーケットに

売りたいという流れがあると思います。

また工場を人件費の安い海外に置く、海外の安い部材で製品を組み立てる。

利益を上げるために国家間の障壁をなくそうという動きがあります。

そうして海外から安い製品が入る。

そうすると他の方も言われているよう価格競争がおき価格が下がる。

自国の商品も負けじと国際競争力を付けるとコストカットだと

リストラや契約社員化、派遣社員化の組み替えすすめる。

自国内の所得が減る。付加価値やブランド、品質などより安さをを求める。

世界市場を得るため国家間の障壁を下げる。

安い海外品を受け入れる。世界の安い労働力と対決することになる。

先進国各国も日本も経団連などのような世界市場を手に入れたい企業の発言力があるため

こういう流れになっているのではないでしょうか?

「安い製品を輸入している」とは「関税の低い製品」と理解すればわかりやすくなるかと思います。

「他国へも積極的に商品展開・企業展開する為に関税の低い製品を受け入れる」は

「安い製品を輸入している」と同義になるのではないでしょうか?

インフレ、デフレの起きる原因として通貨供給量も重要ですがそれだけではないように思います。

◎質問者からの返答

国内の生産者を守るために関税をかけて輸入を減らすべきというご意見ですね。

でも日本以外の国々の自由化は止められないので、

結局日本が置いてきぼりを食らって後の世代に苦労を押し付けるハメにならないか心配です。

関税をかけるとしたら、公害垂れ流しや資源のタダ乗り、ダンピングなどで

市場原理がうまく働かない状況に限った方が良いと思うんだけど、

どうでしょうか。


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