条件を考えると､かなり難易度が高い｡

｢必ず加熱する｣と｢栄養のﾊﾞﾗﾝｽを考える｣という部分が難しい｡

充分に加熱するには油脂を多めに使うと簡単なんだが､ｶﾛﾘｰｵｰﾊﾞｰになりやすい｡

栄養のﾊﾞﾗﾝｽを考えると炭水化物とﾀﾝﾊﾟｸ質は外せない｡

ご飯がNGだとﾍﾞｰｽはﾊﾟﾝか麺類かお焼き(小麦粉を水で溶いて焼いたもの｡お好み焼きの原型)になる｡

ﾀﾝﾊﾟｸ質だと第一候補が卵｡

ﾁｰｽﾞも良さそう｡

ﾖｰｸﾞﾙﾄは生地に練り込んでやらないと加熱できないので落選｡

ﾋﾞﾀﾐﾝとﾐﾈﾗﾙも必要なので､ﾄﾏﾄやﾋﾟｰﾏﾝなどﾘｽﾄｱｯﾌﾟしてみる｡

結果としてﾋﾟｻﾞが手っ取り早い｡

ﾋﾟｻﾞ生地よりも食ﾊﾟﾝが手軽｡

食ﾊﾟﾝは8?10枚切りを用意する｡

卵はﾊﾞﾀｰで炒り卵にする｡

ﾄﾏﾄは1cm程度に輪切りにして､ﾌﾗｲﾊﾟﾝにｵﾘｰﾌﾞｵｲﾙを引いて軽く焼く｡

ﾋﾟｰﾏﾝは細切りにして､序でにｷｭｳﾘのｽﾗｲｽと一緒に､ﾄﾏﾄを焼いた後のﾌﾗｲﾊﾟﾝで軽く焼く｡

ﾊﾟﾝに薄くﾊﾞﾀｰを塗って､卵以下の具を並べ､ﾏﾖﾈｰｽﾞやｹﾁｬｯﾌﾟなどはお好みで､塩胡椒は適宜｡

調味料は控えめにしないと酷い味になることもある｡

一番上にﾒﾙﾃｨﾝｸﾞﾁｰｽﾞを掛けてｵｰﾌﾞﾝﾄｰｽﾀｰかｵｰﾌﾞﾝでﾁｰｽﾞが溶けるまで焼く｡

たぶん3分程度｡

後はﾊﾝﾊﾞｰｶﾞｰのようにかぶりついて食べる｡

具を欲張りすぎると噛みつけなくなるので要注意｡

お上品に食べるには､まな板の上で予め切り分ける｡

ﾄﾞﾘﾝｸはﾎｯﾄｺｰﾋｰか紅茶がお勧め｡

冷製でも良いならﾊﾞﾅﾅと牛乳をﾍﾞｰｽにした手作りのﾌﾙｰﾂｼﾞｭｰｽがお勧め｡

ただし牛乳はｱﾚﾙｷﾞｰの人が意外に多いので要注意｡

こんなもんかな？

全体の量は食ﾊﾟﾝをﾍﾞｰｽにして考える｡

一人何枚の食ﾊﾟﾝを食べるかを考えれば､何枚焼くかが決まってくるので､具の量もだいたい決まる｡

ｺﾒﾝﾄ欄にｺﾝﾛしか使えないような記入があったので､もしそうならﾎｲﾙ焼きになる｡

ｱﾙﾐﾎｲﾙに包んでﾌﾗｲﾊﾟﾝで蓋をして蒸し焼きにする｡

一個ずつ包んだものを二つずつ並べて焼く｡

ﾌﾗｲﾊﾟﾝは予め温めて､中火で3?5分程度焼くことになる｡

火加減や頃合いが難しいが､良いﾆｵｲがしたら出来上がりだから､実はそれほど難しくない｡

頃合いを見てﾎｲﾙの包みごと皿に移し､食べる直前にﾎｲﾙを開くと湯気が嬉しい｡