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【心理統計学】尺度の信頼性が高いというのは「測定誤差が少ない」ということと思います。その程度を表すのが「信頼性係数」だと思います。そして信頼性係数を推定した値として,スピアマンブラウンの修正式やα係数があると思います。こうした推定値は尺度を折半して再検査したと見なす方法なので尺度を構成する項目がそもそも同質のものでなければならないと思います。
しかしながら,実際にはその逆の使い方をされているように思います。つまり「α係数によって尺度の同質性を語る」ということです。私は何かそこに奇妙なものを感じてしまいます。すなわち,「同質であるからこそα係数を算出することができ,それは尺度の物差しとしての信頼性を語るときに使うべき値なのに」と思うのです。
もちろん,何か理解が間違っているのは私のほうであり,世間一般が正しいのだと思います。私の理解はどこが誤っているのでしょうか。統計にお強い方,教えて頂けないでしょうか。よろしくお願いします。


●質問者: student34
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● suppadv
●100ポイント

正論であり、その考え方が違っているとは思いません。
「必要条件」「十分条件」という考え方で、逆も真なりと証明されていないときに、逆を使ってしまっている状況だと思います。


世間一般では、そのような厳密なことを考えないのが普通なので、たまに違うことがあったとしても大体が逆も真なりということなら、認めてしまう傾向があるので、ご質問のような状況になっていると思います。


日本での数学教育の問題でしょうかね。


2 ● kodairabase
●100ポイント

>尺度の信頼性が高いというのは「測定誤差が少ない」ということと思います。
合っています。

>その程度を表すのが「信頼性係数」だと思います
合っています。

>そして信頼性係数を推定した値として,スピアマンブラウンの修正式やα係数があると思います。
合っています。

>尺度を構成する項目がそもそも同質のものでなければならないと思います。
合っています。

>同質であるからこそα係数を算出することができ,それは尺度の物差しとしての信頼性を語るときに使うべき値なのに
α係数は同質であることの必要十分条件です。
すなわち、同質であるからα係数を導くことができるができると同時に、α係数が存在していれば同質であることの証明にもなるのです。


3 ● 蝸牛角上争何事
●100ポイント

信頼性係数はふたつのデータ(回答結果)の相関係数ですから類似しているかどうかを表すのみです。
例えばふたつに分けた設問が前半と後半で全く違う内容だった場合に信頼係数がたまたま高い数値になった場合を考えれば明らかです。

http://www4.ocn.ne.jp/~murakou/reliability.htm

α係数はその尺度内での一貫性を表す指標なので,極端な話,全く同じ項目を二つ並べるとα係数は1になってしまいます。つまり項目数が少なくても,非常に似通った項目を作れば,α係数は高まってしまうのです.この点には特に注意する必要があります。現実の問題として,心理学の構成概念のような曖昧なものは,一つや二つの項目で測定できるものではありません.少しずつブレのある多数の項目を用いて,初めて測定できるものです.つまり非常に似通った少数の項目を使って尺度を構成したとき、確かにα係数は高まるかもしれませんが,それでは測定しようとする構成概念を測定できない,言い換えると妥当性の面で問題が生じる可能性があります.

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