ディスクから読み取れるのは数値の羅列であって、
コンピュータは、それがデータなのか命令なのかの判断ができず、
読み取った順番にプログラムとして処理しようとしてしまうのです
そのため先頭にジャンプ命令が入っていて、
ディスクパラメータ部分をプログラムと誤認してしまわないようにしているのです
これは昔のコンピューターのブートストラップローダーという仕組みの名残です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
大昔のコンピューターは大容量ROMなど持たなかったので
電源を入れた直後は最小限の命令で紙テープなどからプログラムをメモリにロードして
そのプログラムが今度はハードディスクから読み出すという手順で起動していました。
で最初に実行されるのがロードした最初のポイントなので、
実際の実行部分にジャンプする命令が置かれることになります。
それがBIOSが実装された時代でもそれが引き継がれているのです。
MS-DOSなどでは、当然そこに入っているのは8086ベースのJMP命令です。