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海外の両替について質問です。
海外旅行に行くときって現地で両替しますよね(日本円から現地通貨に)
ここで思ったんですが、両替商の人って両替のレートもしくは手数料で
儲けているんですよね?
両替業に興味があるので儲かる仕組みというものを教えてもらえないでしょうか?
もし両替業に関して、詳しく載っているサイトがありましたら教えてもらえないでしょうか?

●質問者: HGIUGYIVB
●カテゴリ:経済・金融・保険 旅行・地域情報
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● seble

儲けよう、という視点であれば、それは為替投機になります。
両替した通貨をいつまで持つかという点で相場の影響を受け、損も出るでしょう。FXをやるのと同じ(大手は保険の意味で反対売買を行います。ドルの手持ちが増えたらドルを売っておく)
で、日本では銀行法で規制を受けますから簡単に開業する事はできません。海外でもほとんどそう。そこら辺でやっているのは全てもぐり(つまり違法)


2 ● papavolvol
ベストアンサー

例えば、三菱東京UFJ銀行で、日本円をアメリカドルに交換してもらうとします。
店頭にはTTBレートとTTSレートの2つのレートが表示されています。
TTSレートとは銀行がドルを売る(SELL)レートで、TTBレートとは銀行がドルを買う(BUY)レートです。通常はTTSレートは為替レートに1円増し、TTBレートは為替レートに1円引きになっています。
つまり、日本円を1万ドルアメリカドルに交換し、使わないでアメリカドルから日本円に再度交換したとします。ここで為替レートが変動しなかったとしても、TTSレートとTTBレートの差だけで、2万円が銀行に取られることになります。
これは、口座間の移動や送金の場合の話しです。三菱東京UFJ銀行の円預金からドル預金に1万ドルのお金を移して、ドル預金から円預金にお金を戻すだけで、2万円の銀行の収入になるのです。
貯金の運用目的で資金の移動を行った場合には、為替レートの動きが 2万円を上回れば、差し引き儲かります。下回れば足が出るというわけです。
現金を窓口で取り扱うと、もっと大きなお金が銀行の手数料収入になります。
再び、三菱東京UFJ銀行の交換レートのサイトです。こちらです。
三菱東京UFJ銀行の窓口で日本円を1万ドルの現金に交換してもらいます。支払う日本円は現在のレートで 799,100円です。そのアメリカドルをすぐにまた窓口で日本円に交換してもらうと、もらえるのは 741,100円です。この差額の 58,000円が銀行の手数料です。
日本円を1万ドルアメリカドルに交換し、使わないで持ち帰り、アメリカドルから日本円に再度交換したとします。1万ドルの現金をいったん手にして、再び返すだけで、58,000円の手数料がかかるわけです。
さて、日本で為替の両替を事業として始めようとすると、銀行法の規制があるために簡単には参入できません。おそらく金融庁の天下りを何人も役員に迎えないと開業できないのではないかと想像しますがいかがでしょう。この銀行法のおかげで、特に知識がない一般の国民が安心して銀行に預金することができるわけです。
海外の場合には、合法的に両替業ができる場合もあるようです。また、違法であっても両替業者がまかり通っている国もあるようなので、自己責任で利用してくださいね。


papavolvolさんのコメント
windofjulyさん、コメントありがとうございました。 1998年4月から、外国為替公認銀行以外でも両替商を行うことができるように、すでに規制緩和されているのだそうです。 TTSの上乗せだけで、大手銀行は1ドル1円、大手証券会社で1ドル0.5円を取っています。為替レートのリスクを上手にヘッジできれば、銀行や証券会社よりも、消費者にも有利な為替交換ビジネスを展開できるのかもしれません。

HGIUGYIVBさんのコメント
お?、グッドニュース有難うございます。 海外でもできるということを聞いてよかったです。
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