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ちょっとした疑問、答えてください。


今日、『おめでとうございました』と言っている方がいらっしゃいました。

質問1『おめでとうございました』は、ちゃんとした言葉遣いですか?
質問2この他にも、きくと『あれ?』と思うような言葉ってありますか?(例:なるほどですね)

●質問者: スパロウ
●カテゴリ:生活
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

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1 ● 松永英明@ことのは

1) 状況にもよりますが、目の前でめでたいことが起こっている状況を想定すれば、「おめでとうございました」はちゃんとした言葉遣いではありません、少なくとも2011年12月の時点においては。
言葉というのは時代によって変わっていきます。したがって、もともと「とても……できない」という意味合いでしか使われなかった「とても」をveryの意味で使って違和感のない人が増えたというような例もあります。しかし、「おめでとうございました」は未だ受け入れられる表現とはなっていません。


「おめでとうございます」は、「めでたい」という形容詞(イ形容詞)に「お」と「ございます」という丁寧表現を付け加えたものです。ここで、形容詞の「ウ音便」が起こります。たとえば「おいしい」の丁寧形は本来、「おいしゅうございます」です。今ではよほど丁寧な人でないとつかいませんが。

「ありがとうございます/ありがとうございました」「おいしゅうございます/おいしゅうございました」を比較すると、「ございます」は現在進行中のこと、「ございました」がすでに完了したことを振り返って言っているということになります。
○「先日はいろいろと助けてくださってありがとうございました」
○「先日いただいた塩鮭をもうぜんぶ食べてしまいましたが、本当においしゅうございました」
というように、ずっと前のこと、言い換えれば「今はもう終わってしまっていること」に対して言う完了アスペクトによる表現です。
だとすれば、「おめでとうございました」と言っても何となくいけそうな場面というのは、「もはや今のことではない過去の事柄について言う」場合だけだとなります。


たとえばこんな感じでしょうか。
「わたしは若いころ、ミス日本で優勝したことがあるんですのよ」
「まあ、それはおめでとうございました」
明らかに過去のことですから、これは「使えないことはない」部類だと思われます。

「先日結婚しました」という場合、新婚状態はまだ続いているわけですから、「おめでとうございました」だと「じゃあ今はどうなの?」ということになります。
「並み居るライバルを蹴散らして、今の妻と結婚できたんですよ。もう20年も前のことですけどね」
「まあ、それはおめでとうございました」
はっきりと過去のことでないと、「今はおめでとうじゃないのか」感が出てしまいます。あるいは、こういう場面は想定可能ですね。
「今日は結婚式を無事に終えられて、本当におめでとうございました。でも、これからが大事なんですよ」
あえて過去にすることで「これから」を強調する意図が含まれています。ただ、この場合でも「おめでとうございます」の方が自然に感じられます。


店員の場合、「本日はご来店いただき、まことにありがとうございます」という言葉で接しています。最後にお客さまが帰る段になってようやく「本日はご来店いただき、まことにありがとうございました」になります。これに比べると、「おめでとうございます」の持続時間は長いといえるでしょう。逆に短いのが「おいしゅうございます」で、今まさに食べている時に限定されます。食べ終わったら即「おいしゅうございました」になります。


そういうわけで「おめでとうございました」は、特殊な状況を除いて、未だ「ちゃんとした言葉遣い」とは言えません。もし、発話者が「過去形にすることで丁寧になる」と勘違いしているのであれば、明白な間違いといえます。


2)よく言われていることですが、
「○○させていただきます」(「○○いたします」だけで充分な状況で)
「よろしかったですか」「○○の方」「○○円からお預かりします」
「○○になります」(「○○でございます」の代わりに)
あたりですかね。
先日、某マクドナルド店員に「合計で780円の方になります」と言われたときにはめまいがしました。


スパロウさんのコメント
回答ありがとうございます! なるほど・・・、おめでとうございましたは、過去の出来事をめでたくいうのであれば、おかしくは無いのですね。でも、今回見たのは、たった今その場でおきたことで行ってたので、おかしく思ったわけですね! 『合計で780円のほうになります』は、僕も「・・・え?」となりますね。払うの?貰うの? 『方になります』は、『そのような商品が置いてあるコーナーでしたら・・・、あちらの方になります』が正しい・・・のでしょうか?元々『方』が『方角、方位』などの、場所指定に使うはずなので、『780円という場所』になってしまっているんでしょうね。

松永英明@ことのはさんのコメント
そもそも「なります」じゃなくて「あちらの方にございます」が正解だと思いますね。「であります」や「でございます」を現代風に言おうとして「なります」と言ってしまってるんじゃないかと思われます。

スパロウさんのコメント
なるほど・・・、うーん、きっと、今の中年が「若者の言葉遣いはなっておらん」といっても、江戸時代の人から見れば「平成の中年共の言葉遣いはなっていない」と思うんでしょうね。

2 ● gtore

わたしも、「おめでとうございました」には違和感をおぼえますね。
この表現についての調査に関するURLを見つけましたので、ご紹介します。^^
この調査によると、東北地方などでは、おかしいと感じる人がすくないようです。

いま目の前にあるものについて「あ、ここにあった」と言ったり、「あした会議あった?」と未来のことについても使ったりするなど、日本語の「た」は単に「過去」だけを表すことばではありません。非常に基本的なことばではあるのですが、説明するのは実は簡単ではないのです。

「おめでとうございました」という言い方をおかしいと感じる人は、「あたかももう済んだことのように扱っており、もう今は『おめでたくない・喜ばしくない』のか」などといったことを理由として挙げるようです。このことを、頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。

「おめでとうございました」については、文研でこれまで何度か調査・分析をしています。おかしいと感じる人は54%という結果が出ましたが(『放送研究と調査』97年4月号掲載)、これに付け加えて言うと、おかしいと感じるかどうかは地域によってもかなり異なる、ということがあります。東北地方では「おばんでした」(共通語に当てはめてみると「こんばんはでした」とでもなるでしょうか)というあいさつが使われていますが、この東北地方では、「おめでとうございました」をおかしいと感じる人も全国平均に比べると少ないのです。このほかに中国・四国地方ではおかしいと感じる人が少なく、逆に関東・甲信越地方では多い、という結果が出ています。

http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/087.html

スパロウさんのコメント
回答ありがとうございます! はぁ?、地域によっては、違和感の感じ方が違うのですね!東北では違和感を感じる人が少なく、関東と甲信越は多いことが、よくわかりました!

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