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●質問者: sokyo
●カテゴリ:はてなの使い方 ネタ・ジョーク
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 7/7件

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6 ● グラ娘。
●40ポイント

超時空GS たっくん!
「俺、歌えないよ……。そんな話、いきなりされても……」
少年は、うつむきながら、ぼそりとつぶやいた。
「あんた何言ってんの! わかってるでしょ、私の命令は絶対よ! 歌いなさい、たっくん」
ボディコンスーツに身を固めた、ロングヘアのイケイケ(死語?)な女性に無理難題を吹っかけられることは既に慣れっこであったが、今回ばかりはたっくんの気は重い。重すぎる。
例えていうなら、重量挙げの選手が、バーベルではなく持ち手、つまりとっかかりのない自然石、それも2?300Kgほどは裕にありそうな巨石をとにかく持ち挙げろと要求されているような……。
ちなみに、某レスリングのカリスマの自論として、一般的なジムなどにあるトレーニング器機によって鍛えた筋肉は応用力の無い、いわば使えない肉体となってしまうらしい。
真に優れた肉体を作るには、このような器具を使わない鍛錬(自重訓練)がもっとも効果的であるそうなのだ。(さらにいうならば、その理論を唱えたレスラーは、いわゆるアマチュアレスリングの選手ではなく、プロレスという特殊な世界で活躍した人物であるが、アメリカで旺盛を極めたショープロレス、八百長まがいのシナリオの決められた試合に嫌気が差し、観客の目を意識しないストイックな試合を続けたためその強さから一部の熱狂的なファンは得たものの――見るものによってはシンプルで美しい試合運びであったが――盛り上がりに欠けるファイトスタイルが、プロモーターや一般のファンには敬遠され、いつしかその名は伝説化したものの、徐々に試合に出る機会が減っていってしまった)


とにかく、プロレスは、ここでは関係ない。
要は、たっくんが歌えるのか歌えないのか、何故歌わなければならないのか、そしてボディコンスーツの女性とは、一体誰なのか?
そのあたりのことから、ストーリーを進めていこうと思う。進めることが出来たなら。
頑張れ、俺! ヒロインはいちごちゃんに決めているので、ボディコン女性はカスミさんでよいだろう。年齢とかもともとのキャラとかは気にするな。
要は、マクロスと美神をまぜこぜにしつつ、主要な登場人物をストーリーに絡ませればいいんだから。

とここまで書いていったん手を休める。なんか、某漫画にでてきたカールゴッチ風のトレーニング方針だけで行数を稼いだ気がする。
このように書き手視点を別枠で挿入するまでも無く、後半心の声が占めていた気もするが……。
続きを書かねば…………。

「あなたには、才能があるのよ。ブルー霊(いわゆる地縛霊とは対照的にふわふわと浮遊する霊の特にブルー入ってるやつ)になりそうな魂を除霊したときの説得も見事だったし」
といわれてもたっくんは、2、3世間話をしただけだ。
捕らわれの少女を救出した時だって」
あれは、この事務所には珍しく、霊障の絡まないごく普通の依頼だった。
「やれば出来るのよ、たっくん。お願い、歌って。あなたの歌には力があるの」
「でも……」
「じゃあ、聞くけど……? あなたは私の何?」
「ち、忠実なしもべでございます」
「この事務所での序列は?」
「所長、アイポ、それから私めです」
アイポというのは、愛玩用ロボットである。
といっても丸くは無い。愛玩用のロボットと聞いて丸いの思い浮かべるほど、すさんではいない。犬型だ。多分。多少メカニカルな感じの。
丸い奴は、そもそも安室さんとか言う人が作ったらしいが、その後のシリーズで色違いとかいろいろ出てきたり高性能化されていてそれの説明をしだしたらまたきりが無いのでカツアイ。


「所長、アイポ、それから私めでございます」たっくんは、2回言った。
高性能とは言えない、それもいわばおもちゃのアイポは日給30円で契約している。所長のカスミが、たっくんの持ち込んだアイポの電気代くらいは負担すると言い出したのだ。
たっくんは、完全歩合制でありいつの頃からアイポよりも身分が低うございます。
そんなたっくんの意外な才能に気がついたのは全虎人(アンドレザジャイアントよりも数段にでかい)とカラオケに行ったときのことだ。彼曰く、「デカルチャー」なその歌声には、霊力が秘められており、さまよえる霊魂を鎮めることや、豪州産のお肉を軟らかくしたり、棚の上の埃を取ったり、崖の上の少女(あるいは魚)を人間にしたりと、様々な効果が確認されている。


「ね、今回に限り、時給で、ううん、一曲に付き300円出すから……」
300円! それなら……とたっくんは考える。300円あれば。いや、金額の問題ではない。
所長に喜んでもらえるなら。
それ以前に、死神に呪われたこの現状を打破できるなら。そう、今更の状況説明になるが、霊能者でもあったこの除霊事務所の先代のオーナーがとある死神の任務遂行を妨害したとかなんとかで、今更、全国死神協会の総攻撃を受けている。
ぺらぺらと喋ることはできるが、カスミもたっくんもアイポも(まあ、アイポが動けたとしても、さして意味はないのだが)身動きを封じられてしまっている。今出来るのは、呪文系の能力の苦手なカスミに代わり、たっくんがその歌で死神の心変わりを促すことぐらい、それくらいノーアイデアな(フリスクが4?50粒は望まれる)日々だった。


「俺……、今まで自分になにができるか…………、いや、俺がなんのために生まれてきたかなんて考えたことも無かった。そりゃ、人の役に立ちたいとか、人に感動を与えられたらとか考えないではなかったけど……。体も小さくてプロレスラーになるのは無理だし」
プロレスをやれとは誰も言っていない。
「文章を書くのも苦手だし」
それは、grankoyamaも同じだ。持って生まれた才能が。
「色彩検定にも落ちたし」
それは、多分勉強不足だ。あんなのの初歩は誰でも受かる。センスとか以前の問題。
「子どもが作るような簡単な料理しか作れないし」
お前! マインを愚弄する奴は俺が許さん! クッキンアイドルを舐めるな!!!!
「歌うよ、俺、俺の詩(うた)がどこまで通用するのかわからないけど! 迷わず歌うよ! 歌えばわかるさ!!!!」
たっくんは決意した。字のとおりであれば期待とは違う。吟じられたところで、たっくんの力は発揮されない。
歌詞も大事だが、そのメロディーにこそ力が宿るのだ。
だが、たっくんは知っていた。今するべきことが、詩の朗読ではないことを。


意を決して、たっくんは目を閉じて歌い始める。


「♪(おぼえていーますーかー でも あーるーはれたーひーるーさがりー でもお好きな歌を挿入。JAMでも可)」


たっくんの歌声はひとつの小さなキセキを生んだ。
残量2であった、アイポのバッテリーゲージが復活したのだ。
「ぱわーちゃーじ完了.こまんど入力可.一定時間内に入力無き場合自律危機回避モードへ」
アイポの音声が告げる。
「自律モード? 内蔵されてたの? たっくんのアイポに……。これなら、いけるわ!」
カスミの眼に輝きが戻った。

ええ、そうでしょう。望まれていたものとは違うでしょう。でも、わたしはコンナ感じです。
あえて、通じなさそうな題材をふんだんに取り入れてみました。それしか浮かばなかったのです。
どちらかというとある(略)くすさんとかそっちの人向けですね。プロレスは知らんが。
恨むなら、自分の才能を恨みなさい。そして、私を見習ってもっと適当に書きなさい。
じゃないと、もう、わたくし、BA取れなくて、かきつばたへの参加意義がどんどん自己満足になってゆきますから。
そうか、『Birth』に手ごたえ無かったのか……。
わからんもんですね。書き手と読み手の心理なんて。武藤さんって手ごたえあったですから。
なんか、書き手sokyoさんの話ではなく、グランコへの振り返りが強くなってしまいました。
わたしも感想募集したら、回答お願いしますね。
『ごめん』の時は、BAも取れなかったし、講評じゃなくってスピンオフられてちょっと物足りなかったですから。
ある(略)くすさんの講評も捨てがたいですけど、sokyoさんの真面目な感想も聞いてみたい。
かなりえげつない、辛口批評だとしても……。
いつ何時、誰の講評でも受ける。


sokyoさんのコメント
回答リクエスト返しですねっっ。 どうもありがとうございます☆ えっと、かなりのんびり待っていただきたいんですけど、 がんばりますのでよろしくお願いします!!←

sokyoさんのコメント
◆ぐらむす。さん スピノフありがとうございます☆ (↑英語流暢♪) てかコレわ名前だけ聞いたことあるヒトが出てくるだけで、 設定とかは特にスピンオフじゃないんじゃないかって気がしてきたんですが、 少しだけ既視感を交えつつ読めるようなぐらむす。さんの新作、 ってコトにして楽しく読みました← 「ごめん」主催してつくづく思ったんですが、私って読解力ゼロなのです。 私は実はぐらむす。さんのデビュー作の鮮やかすぎる最後の1連を 長い間 気づかずにいたぐらいです。それくらい分かれよ自分。 だから自分の文章についてコメするのすらなんか間違ってる気がしてびくびくで、 それがぐらむす。さんの作品とあればなおさらなわけでして。 でも読んでみました。感想かきます! たとえばマクロスとか美神とか、明らかにフリって分かるとこについては 調べて読めばいいから、この読解力でも乗りこなせそうな気でいます。 でも問題なのはそうじゃない部分のトコ。 >> 「所長、アイポ、それから私めでございます」たっくんは、2回言った。 << たっくんは2回言ってて、それが忠実はしもべっぽくておもしろいケド、 もしかしてコレって、なんか同じセリフを2回言うしもべのキャラが 下地として存在してたりするのかな?とかって私は思うの。 でもそれってGoogleでさくっと探せるモノじゃないんですよねー。 だから私はこの部分おもしろいんだけど、このおもしろがり方で合ってるのか、 ちょっと不安な気持ちになりながら読み進めるしかないわけなのです。 「豪州産のお肉を軟らかく」なんておもしろーい星つけとこ♪なんて思うケド、 この作品のよろこび方ってコレでいいのか?みたいな。 いっつもそういうところで小心者になっている私は、 ぶっちゃけぐらむす。さんの作品を正しく楽しめてない感でいっぱいです汗 これからはもっといろいろ分かるようになりたいです!!≧▽≦

7 ● たけじん
●120ポイント

「水野さーん。ありゃー寝てるよ。盛大に。これで鍵開いてんだからねぇ」
「望月君がいたから開けたんだよ。ではおやすみ」
「あら、ほんとに寝ちゃったよ。しょうがない、書評は僕の方が慣れてるしね。」
望月君は、持ってきた紙の束を炬燵に置いた。紙の束には、細かい字と殴り書きの赤い字が躍っている。

「さてと、まずは”アイポの誕生日”だな。読みやすさはAだし、セリフの分量も適度だし。形式はOKだよな。ただなぁ、主題になるべきアンドロイ ドがアイポで、品物もiPodって説明があるってわけで。この現実感いっぱいのiPodに食べ物を食べさせるという絵が思い浮かべられないんだ な。ちょっと引いてしまって、落ちがあるかなと期待したんだけど、そのまま終わってしまうというのは、期待外れというほかない。少々残念な回答だ と思うんだな。パパが食物→データ変換装置でも作ってくれたらよかったんだけどなぁ。」
「ん?なにやってんの?」
「あら水野さん。寝てて寝てて。」
「ごちゃごちゃと、望月君の独り言がうるさいんだよねぇ。」
「すんまへん。声に出さないと書けないもんで。」
「はてななの?なにやってんの。」
「書評でござるよ。えへん」
「望月君が書評って、えええ。できるの。すごいねぇ。って、感想文書いてって書いてあるじゃん。書評なんていいから、感想文にしなよ。」
「じゃあ、水野さんお手本。」
「また、すぐそうなるんだから。まあいいや、どれだっけ?」

「これ」
「望月君のメモ付かぁ。汚いからダメ。画面から読むから。」
「そりゃ、字へたくそですよーだ」
「”黄色い風船”ね。あ、私が締切に間に合わなかったやつじゃん。」
「F-4ってこれでしょ?重いねぇ。」
「こらこら、しまっとけって。もう使わないカメラなんだから。それに、この文章だとファントムだからね。」
「ふぁーい」
「”黄色い風船”の感想っと。ちょっと読みにくいかな。文字が多くて、独白が続くからね。ただ、この読みにくさが、全部読んでやろうという気にさ せる効果になってるからあなどれない。読み手がファントムを知っていて、書き手がファントムを知らないという構成は、ファントムを知らない読み手 がいると戸惑うとは思う。けど、読み手が限られてるお題だからこれもOK。作家志望の女子大生にF-4を振り掛けるとなにかが変わるのか?と思わ せて、ファントム全然関係ないじゃんで終わる。前提として期待するラストとは違うラストを設けたことで、新鮮な感じがするんだな。書き手の心情に 密着している感じも、読み取りやすい。好感は持てるよね。ただ、書き手として突っ込ませていただければ、これ【お題】何でもいいじゃん。です ね。」
「水野さん、これ。…あんまり僕のと変わりませんよう。」
「こんな感じでいいの。」
「水野さん、【飛行機雲】の出来が良かったから悔しいんでしょ」
「はじめから、いるか狙ってないから。読者のいるところに投げ込みたいだけだよ。」
「負け惜しみぃ。」
「うるさいな。次はどれだよ。」

「これですね。”二人分の荷物”。」
「をを、これは覚えてる。だれかの短編集に載ってたのかと思ったんだ。」
「水野さん、こういう多少ブラックなの好きだよね。」
「筒井の影響だからな。こういうブラックな落ちを引きずって読ませるのは楽なんだけど、期待を上回る落ちを作るのは難しいからね。」
「じゃあ俺はだれなの?ってラストはいい感じ。」
「うんうん」
「それに比べて、水野さんのって、お題をいかにひねるかってだけに頭使ってるでしょ。」
「俺のはいいの。次いこ」

「いちかばちかっての」
「リドルストーリーってダメなんだよね、根本的に。ここのお題には手も出なかったし。だから、この話の前提の「女か虎か」を読んでない。んで、話に とっかかりのないまま終わってしまって、印象ないんだよね。」
「女か虎かって、読んだよ。(あらすじ説明…略)あのあと、どう作るかってのが、演出の力の見せ所だし。王女が裏に手をまわして、虎を酩酊させ るってのがいいんじゃないの?」
「ふううん、あらすじってそうなんだ。前提「女か虎か」で時間枠切り取りかぁ。読者がピンポイントで、外したらドッカンという”いちかばちか” か。やるね。ま、俺みたいに外したやつもいるってことですねぇ。」
「切れ味悪いっすね。次ですね。」

「白い光ね。これ好きだな。」
「へええそうなんだ。」
「自分でも書いてるんだな。こんな回答 とか 、これ とか、この手の話は好き なんだよね。」
「そうだった、そうだった。存在証明は、僕も参加しましたね。」
「ただ、続編なのと、非生物のアンドロイドなのか、生命体なのか、ターゲットがよくわからないのが残念だな。読者にもその姿が明確になるといいん だけどなぁ。」
「そんなの描かないのが、小説の強みじゃないの?演出と違うところでしょう?」
「をを、確かに。脚本の罠にはまっていたかも。」
「投稿とコメントで忙しくて、他の人の良く読んでないんじゃ」
「そんなことはないぞ。活字中毒だからな」
「あ・や・し・い」

「ところでさ、こんなにこちゃこちゃっと書いてていいものかね。」
「どうでしょ。ただ、今回読者が一人ですからね。」
「そうか。読みにくくてもいいのか」
「うーん。責任負えませんが、そうかも。」
「すみません、sokyoさん、適当に書いてるんで読みにくいですね。どこが感想だか、連想だかわかりにくいですがご勘弁を。」
「水野さんが眠そうなので、半分でとりあえず投げ込みます。」
「申し訳ない、あと半分はちょっと待っててくだせぇ」
「水野に換わりまして、望月がお詫び申しあげます。またあとで。」


sokyoさんのコメント
わわわコレすごいやなんだこの回答群ってば(!)。 続編楽しみにしてますーわーいわーい。

たけじんさんのコメント
終了に間に合わなくても、コメント欄に入れておきます。この3日間は忙しいんで。

sokyoさんのコメント
◆たけじんさん たけじんさん見てくれてるのは気づいてましたケド、 コメントもらうまで回答いただけるとは予想してなかったです♪ っしゃぁー!! うれしい!! 全作品コメいただける勢いでありがとうございます☆ 私って根に持つ性格なので、後半戦も楽しみに待っております。ガチです爆 『黄色い風船』とか顕著っぽいですが、私お題をスルーする傾向にあるみたいですね汗 今回いろんな人から感想をもらって、気づいたことのひとつがそれです。 だから今後はちゃんとお題を踏まえたことを書こうと思いました! そうすることで、ラストが期待はずれって展開を避けることができるんですねー。 『アイポの誕生日』も『黄色い風船』もそうだし、『白い光』も >> 最後の1行の「新しい生き物」は何だったのでしょうか? << ってgaryoさんに言われてるしねー、って、それほとんどぜんぶじゃん汗 つまりオチに問題があるみたいってコトが分かったので、 今度どなたか「最後の1行が○○で終わるSS」ってテーマで かきつばた杯を開催してくれたらいいなと思います(←なんか違)。

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