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現生人類(クロマニョン人)は今から4万5000年前にヨーロッパに侵入し、約2万年間は先住のネアンデルタール人と共存していたようです。最期のネアンデルタール人が殺戮されたのが今から3万年から2万4000年前だったということです。
しかし、毛皮をもたないクロマニョン人にとっては、ヨーロッパは寒すぎたのではないでしょうか。それがネアンデルタール人駆逐に2万年もかかったことと、ヨーロッパに天然林がない理由ではないでしょうか。


質問は、ヨーロッパ史をエネルギー論的に捉えている歴史の本はないでしょうか。つまり、寒くて、雨が冬に多いヨーロッパは、エネルギー不足から経済が沈滞していた。結局、十字軍や大航海時代の植民地獲得のように、外部から資源や富を収奪してくるしかなかった、、、。という視点で歴史を論じている欧州史があれば教えてください。

●質問者: ShinRai
●カテゴリ:学習・教育 芸術・文化・歴史
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● Hyperion64
●50ポイント

ご関心事に近いアプローチをとっている研究書の一つとして、
R.G.ウィルキンソンの『経済発展の生態学』があてはまると思います。

経済発展の生態学―貧困と進歩にかんする新解釈 (社会科学の冒険 (3))

経済発展の生態学―貧困と進歩にかんする新解釈 (社会科学の冒険 (3))



彼の説を要約するとこうなるようです。

経済の発展は人口増加と資源枯渇の挟み撃ちから生じる、生態学の不均衡
からの社会が逃れる唯一の道である


たしかに彼の生態発展モデルは近代ヨーロッパの海外進出、とくにイギリスの産業革命以降のあたりはよく適合します。
人口圧だけであれば中国は対外進出してもよかったはずですが、歴史的に侵略戦争はあまりしていないです。なにかヨーロッパ特異の事情があるはずでしょうね。


ギリシア-ローマ古代文明から中世期にかけての動力の歴史はこの本があります。

失われた動力文化 (1976年) (岩波新書)

失われた動力文化 (1976年) (岩波新書)

純然たる技術史なので政治軍事や対外進出までは含まれませんが、中世ヨーロッパが畜力で技術革新があったことなどが触れられています。
三巻目しか読んでないですが、このシリーズも参考になるかもしれません。
田中紀夫 エネルギー環境史 全三巻 ERC出版


ShinRaiさんのコメント
ありがとうございました。どの本も知りませんでした。興味深いです。

2 ● eakum
●50ポイント

ご質問のキモは「ヨーロッパ史をエネルギー論的に捉えている歴史の本」にあると考えて、広く資源・環境という物理的側面から歴史を捉え直すアプローチの本を。

地中海 (1)

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日常性の構造1 物質文明・経済・資本主義―15-18世紀

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大著で分冊が多いので1巻目のみで

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

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文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

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メジャーどころですが一応

ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源 (ハヤカワ文庫―ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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食と文化の謎 (岩波現代文庫)

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文化の謎を解く―牛・豚・戦争・魔女

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個人的にいちばん好きな、読みやすくスリリングなアプローチ


ShinRaiさんのコメント
ありがとうございます。ブローデル、ジャレド・ダイアモンド、マーヴィン・ハリスとくるわけですね。有名な著者ですが、まだ読んだことがないものばかりです。
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