英国も通っている国際線では毎年､ﾁｪｯｸｲﾝ後に
空港で荷物の全体または一部が紛失したり､乗り遅れていたり､
壊れていたりしたMishandled baggageの統計が発表されています｡
専門のThe Air Transport Users Councilという団体がありましたが､
去年の春からはThe Civil Aviation Authorityの一部になりました｡
下記のﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ･ﾘﾝｸから､PDFで統計資料が見れます｡
それによると､英国でのMishandled baggageの苦情の総計は､
2009?10年度が532､2008?09年度が539です｡：
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=the%20annual%20figures%20from%20the%20air%20transport%20users%20council&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.auc.org.uk%2Fdocs%2F306%2FAUC%2520%2520Annual%2520Report%25202009-2010.pdf&ei=U-IET63HL5Hb8gP11JWsAQ&usg=AFQjCNHa080RGXW-nb7neJS_ksyCoooSLw

紛失･延滞･損傷等の割合の統計も下記の資料にあります｡
例えば､2006年だと､全苦情591件のうち､
機内預け入れ荷物の紛失：161(27％)､延滞：228(39％)､
損傷：108(18％)､荷物の中から何かが紛失：53(9％)です｡：
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=mishandled%20baggage&source=web&cd=1&ved=0CCIQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.onebag.com%2Fpopups%2Faucbaggage.pdf&ei=3PIET8apLIqV8QPs7LzOAQ&usg=AFQjCNGOtVCO2TYWoeNJ_Yj_zzFj2Gx58A

そして､どのｴｱﾗｲﾝ会社で荷物に問題がよく起きるのかは､
2010年はﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭ･ｴｱｳｪｲｽﾞが､ﾜｰｽﾄ1の
大記録を達成していて､なんと利用客3.8人に一人の割合で､
ﾁｪｯｸｲﾝした荷物がなくなったとか､遅れたとか､
壊れていたという苦情や問い合わせがあったそうです｡
続く2位はｳﾞｧｰｼﾞﾝｱﾄﾗﾝﾃｨｯｸで､8.3人に1人の割合で､
3位がｴﾐﾚｰﾂで､9人に1人の割合だそうです｡
(下記の新聞記事にﾗﾝｷﾝｸﾞが載っています｡)：
http://www.dailyrecord.co.uk/news/uk-world-news/2010/06/04/british-airways-worst-airline-for-baggage-problems-for-uk-travellers-study-finds-86908-22308845/

個人的には､日本線で､ﾊﾟﾘ→日本行きのｴｰﾙﾌﾗﾝｽで､
ﾊﾟﾘで乗り継ぎをした際に空港での待ち時間が45分しかなく､
荷物が乗り遅れたとかで､翌日に届いたことがあります｡
送料向こう持ちで､日本の住所に宅急便で届けてもらいました｡

ｴｱﾘﾝｶﾞｽでも､ﾀﾞﾌﾞﾘﾝからﾛﾝﾄﾞﾝに行く便で､荷物が
ﾛﾝﾄﾞﾝ(LHR)じゃなくてﾛｻﾝｾﾞﾙｽ(LAX)に行っていたとかで､
戻ってくるまでに日数がかかり､ぼろぼろになっていました｡
大したものは入っていませんでしたが､鍵が壊されていました｡
預け入れのﾁｪｯｸｲﾝ荷物には､鍵がかかるからといっても､
簡単に開けられてしまうみたいなので､すぐに必要なものとか､
あまり大切なものは入れないほうが良いと思います｡

あと､ﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭ･ｴｱｳｪｲｽﾞのﾛﾝﾄﾞﾝ→ﾆｰｽ便で､
ﾍﾞﾙﾄｺﾝﾍﾞｱみたいな荷物受取場所に出て来ないので､
空港中を探しまくったあげくに､どこかに紛れ込んでいたとかで､
約一時間後､全然無関係なﾚｰﾝのところの脇に置かれていました｡
これはｴｱﾗｲﾝの人は空港の間違いだと言い､
空港の人はｴｱﾗｲﾝの間違いだとかもめていて､
出て来たから正式な苦情ﾌｫｰﾑには記入しなかったので､
こういうﾄﾗﾌﾞﾙはｶｳﾝﾄされていないので､
実際にはもっとﾄﾗﾌﾞﾙ数多いような気もします｡